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  • 2014.06.07

【インタビュー】BENI 恋愛ソングの女王がソロデビュー10周年 苦悩を乗り越えた先に見えたもの

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今年6月にソロデビュー10周年を迎えたBENI。今の彼女があるのは、たくさんの苦悩と不安を乗り越え、そして何より“自分自身を信じる”ことができたからこそ。そんなBENIの成長や進化が感じられるベストアルバム『BEST BEST All Singles & Covers』が完成した。このアルバムと共に、これまでの10年間を振り返る。

文/若松正子

10周年の軌跡を辿る“BEST of BENI”が完成!

——ソロデビュー10周年の集大成となるアルバムが完成。今作のジャケ写ですが、インパクトがあってすごくいい。“THE BENI”って感じですね。

BENI めちゃめちゃアップですよね。隠すものが何もない(笑)。ジャケ写はいつも世界観を作り込んだ引きのカットが多いんだけど、10周年だしベストだし、「これが私!」っていうシンプルな感じがいいかなと思って。

——収録曲はレコード会社移籍後、5年間のラインナップですが並んだものを見て改めて感じたことは?

BENI リリース順に並べたんですけど、こうやって進化してきたんだなぁって。特に移籍後初の「もう二度と…」は、「もう一度… feat.BENI」のアンサーソングということで、童子‐Tさんとアレンジも歌詞も何回もやり直したんですよ。「もう一度… feat.BENI」はここをきっかけに移籍が決まったという大事な曲で、だからこそ、そこを超えたいっていう想いがすごく強かったんですよね。

——「もう二度と…」で等身大の恋愛ソングを歌うBENIのイメージも定着しましたよね。

BENI そのイメージは嬉しかったけど、逆に抵抗を感じた時期もあったんですよ。いわゆる恋愛…カップルをテーマにしたラブソングしか歌えないと思われたくなかったというか。もっといろんな“ラブ”の捉え方や、深みのある世界観を表現したいという欲求があったんですね。そういう意味で昨年「さつきあめ」という曲を作れたのは自分の中で大きくて。テーマは同じ“恋愛”だけど「もう二度と…」から経験も年数も重ねて、もっと素直に赤裸々にさまざまな感情を伝えられるようになった。自分の表現したいものも明確になって、次のステップの一歩になったなと思いますね。

——そんな想いを経て、今回新たに録り直した「もう二度と… Rebirth」には、女性としてもアーティストとしても成長したBENIさんを感じられます。

BENI せっかく歌い直すなら、よりシンプルによりエモーショナルにしたいなと思って録ったんですけど、自然とひとつひとつの歌詞に込める想いが変わっていましたね。“もう二度と戻れない”という言葉の奥にある、いろんな光景や別れ、恋愛だけではない深い感情が歌声に出た気がします。でも、レコーディングするときに当時の「もう二度と…」を久しぶりに聴いたんだけど照れました。留守電に入れた自分の声を聞く×100ぐらい恥ずかしかった(笑)。

——そんなに(笑)。

BENI こんな機会でもないと、過去を振り返られないのでたまにはいいんだけど…。昔の曲を聴きながら、10周年を迎えた自分に「お疲れ」って言ってあげています(笑)。

スキルアップのために環境を一新 不安と孤独な日々との戦い

——10年間の中で、特に「お疲れ」と言ってあげたい時期をあげるなら?

BENI 移籍する直前ですね。アーティストとしてもシンガーとしてもまだまだ未熟で。とにかくスキルを上げるために一からスタートしようと思ってそれまでの環境から飛び出したんけど、その時点では次のことが何も決まっていなくて。

——移籍が決まってから動いたんじゃなかったんですか?

BENI そうなんですよ。だからみんなに止められたし、最悪、ホームレスになるかも、みたいな(苦笑)。で、そこからとにかくライヴで全国を回って、「もう一度… feat.BENI」との出会いがあって。それまではすごく怖かった。どうなるか保障もないまま孤独で不安で、自分を信じるしかない状態でしたね。でもそれが大きな人生のレッスンになって、この時期があったからこそ今の自分があるし、こうありたいっていう芯もできた。いま振り返っても、あのとき一人になる道を選んでいなかったら、人としてもアーティストしても全然違っていたんだろうなって思います。

——音楽に対する姿勢もまったく変わりました?

BENI それまでは自分のやりたいことを伝えられなかったんだけど、しっかり自分がリーダーシップをとらなきゃいけないって意識に180度変わりました。その中で徐々に周りの見え方もチームワークも変わっていったので、出会いにも環境にも恵まれたなと思います。

——そんな“移籍後”を語る上では『COVERS』シリーズも重要なピースのひとつ。今回のベスト盤にも“名曲”が何曲も収録されていますが選曲はどのように?

BENI リードで出した曲を中心にしています。あとはリクエストが多かった曲や自分が特に好きな曲でもある「Ti Amo」とか、もっとも私らしくカバーできた曲を入れたんだけど、絞るのは大変でした。泣く泣くのセレクトです。

——いま振り返ってみてBENIさんにとっての『COVERS』とは?

BENI 試されたというか、新たな自分を引き出せた作品ですね。このシリーズでBENIを初めて聴いて“声が好き”ってファンになってくれた人もいて、そういう意味では自信にもなったしシンガーとして素直に嬉しかった。その経験はこれからのアーティスト活動にも大きく影響を与えくれると思います。

——では、今後はどうなっていきそうですか?

BENI ここでいい意味の区切りができて、次の制作もスタートしているので、私にしかできない新たな音楽を届けていけるかなと。そのためにも10周年イヤーの今年をガッツリ盛り上げて、よりパワーアップしながら次のスタートへ繋げたいですね。

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