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  • 2020.04.19

【インタビュー】池田純矢「生駒里奈さんと出会ったときに“ノアだ!”って思った」 理詰め×パッションの化学反応で魅せる“エン*ゲキ”!

池田純矢が脚本・演出・主演を務めるエン*ゲキ『- 4D -imetor』。奇術と謎解き、そして演劇の融合という驚きが多く仕掛けられた今作のプロットは、実は10年前に思いついていたんだとか。しかし、実現させるために10年の月日がかかった理由や、様々な技術が発達したからこそ、あえてそこに頼らず見せていきたいという彼の想いや熱意、さらにはストイックな性格を見事に表現してくれた演技論など、たっぷりと話を聞いてきた。

文/吉田可奈

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客席を驚かせたい!映像を使わずに超能力を表現する術とは?

――脚本を読ませていただきましたが、その発想力に本当に驚かされました。
池田 ありがとうございます。昔から小説をよく書いていたのですが、10年前に、今作の基盤となるプロットを書いていたんです。でも、マジックなど、具体的なことは考えていなくて、ただ4次元や量子力学と超能力を掛け合わせたらどんなお話になるかということを考えていただけで。でも、途中で諦めていたのか、結末まで書かれていなかったんですよ。
――きっと、アイディアはあったけど、それを具体化させるには、時間と経験が必要だったんですね。
池田 そう思います。この10年でプロジェクションマッピングなども発達して、ひとつの舞台の形として出来上がったとは思うのですが、だからこそ、僕は映像を使わず、この世界を表現しようと思ったんです。
――それは挑戦ですね!
池田 そうですね。きっと、壁から突然人が出て来たり、4次元の世界ともなると、みなさん映像を使うんだろうなと思うんです。でも、そうではなく、舞台を観てくれた方たちが、“え!なんで!?”と思う、マジックショーを観ているような感覚になってもらいたくて。そのほうが、不思議でおもしろいじゃないですか。
――確かに、お話を聞いているだけでワクワクします。さらに、キャストもみなさん実力派がズラリと並びますよね。
池田 今回は脚本が先にあって、その次にキャスティングだったので当て書きではないのですが、刑事役の松島庄汰と、テロ組織のリーダー役の玉城裕規はすぐに“ピッタリだ”と思い、オファーさせてもらいました(笑)。生駒里奈さんも出会ったときに“ノアだ!”って思ったんですよ。そんなみなさんのスケジュールが奇跡的に合い、この舞台で一緒に立てるのはすごく嬉しいですね。
――池田さんは今回、脚本、演出、主演も務めますよね。
池田 ちょっとさすがに無理だと思いますよね(笑)。でも、ひとりの俳優としてこの役にすごく魅力を感じたからこそ、絶対に大変だとは思うのですが、長い役者人生の中で、あえて挑戦してみることもいいんじゃないかなと思ったんです。

理屈にロマンを感じる!鈴木勝吾に憧れている部分を告白

――池田さんが演じる渡来は、超能力研究所の所長でオカルトマニアの変人という役でしたが、共通する部分はありましたか?
池田 多分、共通するから僕が書いているんでしょうね(笑)。
――(笑)。では、この理詰めな性格はまさに……?
池田 はい。僕、理詰めが大好きなんです。何事も理屈があるほうにロマンを感じて。何事もこの理論が超えられないから、今出来ていないと考えるんです。例えば、空を飛べるかと言われたときに、飛べるわけないじゃん、でも飛べたらいいなと考えるよりも、ここにエンジンを組んで、翼をつけて、飛行機を作れば飛べると考えたほうが気持ちいいじゃないですか。
――となると、辻褄が合わないことは嫌い?
池田 そうですね。パッションで乗り切れば良いというのがあまり好きではないんです。でも、そういう役者に憧れることもあって。よく一緒に舞台に立っている鈴木勝吾は、理屈がなくても高く飛べるんです。さっきの飛行機の話で例えると、僕は飛行機がないと飛べないけど、彼は「俺は飛べる!」と言って崖から飛び込んで、ちゃんと飛べちゃうんですよ。それでいうと、生駒さんもそのパッションに近いタイプだと思っていて。そういう役者に、僕が翼をプラスして、さらに遠くまで飛べるので、その化学反応を楽しみたいなと思っています。
――それも、お芝居のおもしろいところですね。
池田 そうですね。お芝居って、本当に理屈が難しいんですよ。でも、理屈じゃないところもたまにあったりするから、それがとっても悔しいんです。
――例えば、池田さんがやりたいことに対して、どうしても手が届かない、でも他の人はやってのけているというときって、すごく悔しいと思うんです。そんなときは、どんな段階を踏むのですか?
池田 それが演劇であれば、あまり深く考えないようにしています。自分が考えていることが結果的に新しかったというほうがおもしろいし、自分の中のアイディアの中で、“これは誰もやっていないからやろうかな”と思う方が健全ですからね。もちろん、ある程度人間には個体差があるので、その人が到達できるところと、自分が到達できるところは似ていても、まったく同じ場所はないわけで。今この歳で渡辺謙さんに勝てと言われても絶対無理ですし(笑)。でも、今の渡辺謙さんができない役はできるからこそ、そこで勝てばいいというのはありますね。…とはいえ、羨ましいなとは思いますよ。その気持ちが無くなったら、多分役者として死ぬんだろうなって思っています(笑)。
――では最後に、プライベートで好奇心を刺激されたことを教えてください。
池田 僕がプライベートに刺激されたことは、すぐに作品として発表しちゃうんですよね……(笑)。
――確かにそうなりますよね(笑)。どんなことから刺激を受けることが多いですか?
池田 学問から刺激を受けることはすごく多い。歴史や量子力学など、興味を持ったことはとことん調べるんです。なので、そういった興味の対象を絶やさないように、毎日マンガや小説などをたくさん読むようにしていて。そうして自分の中のワクワクを増やしていくことを、何よりも大事にしています。

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【作品情報】
エン*ゲキ#05– 4D -imetor
※全公演の中止が決定されました。公演の延期日程を調整中です。詳細は、オフィシャルサイトをご覧ください。
オフィシャルサイト:https://enxgeki.com

脚本・演出:池田純矢
出演:
生駒里奈×池田純矢
玉城裕規/松島庄汰 田村心 新子景視
藤澤アニキ 北村海 町田尚規 前田りょうが 相田真滉
阿南健治

<STORY>
私設研究機関「渡来超能力研究所」の所長・渡来暦(池田純矢)は世間からオカルトマニアの変人と噂されながらも、超能力の解明に明け暮れていた。ある日、研究所の壁面からまるでテレポーテーションのように突如出現する記憶を失った謎の少女・ノア(生駒里奈)。ルーツを辿る唯一の手掛かりは「ノア、必ず帰ってこい。渡来超能力研究所で待つ」と書かれた血まみれのメモ。時を同じくして、首相官邸ではテロ組織が超能力でも無ければ不可能な手口で総理を人質にとり、立て籠もるという事件が発生。渡来は、ノアやテロ組織ら超能力者を、三次元の肉体を持ちながら四次元世界に干渉できるように進化した新人類“4Dimetor”と推論し、事件の真相を追う。一方、政府の「国立研究所」では何やら不穏な気配が立ち込めていた。失われた記憶、血まみれのメモ、テロ組織の目的、国立研究所の闇…あらゆる謎が、パズルのピースを埋めるように次々と解き明かされていく。



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