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  • 2014.05.31

【ライヴレポ】LUNA SEA、1万3千人が狂喜乱舞した結成25周年ライヴ 高らかに宣言された新章の幕開け

LUNA SEAが29日、結成25周年を祝う特別なライヴ「LUNA SEA 25th ANNIVERSARY LIVE -The Unfinished MOON-」を、東京・国立代々木競技場第一体育館で行った。黒き新月の夜。彼らは新たな物語の幕が上がることを、その高らかな響きをもって我々へと告げたのである。 

 「25年前にこの素晴らしい仲間と町田で出会って、それからひとりも欠けることなく今ここで集まれているというのは、本当に幸せなことだと思います。今日は、LUNA SEAにとって本当の意味での新しいスタートです。LUNA SEAはまたここから新しいページを、新しい扉を開きます」

この力強く頼もしいRYUICHIの宣言は、本ライヴのアンコールでの一幕で発されたもの。LUNA SEAとしての初ライヴを、彼ら5人が町田プレイハウスにて行ったのが89年5月29日だったという。全てが始まった夜から、ちょうど四半世紀が経ったこの夜。くしくも天上の月は黒き新月となり、LUNA SEAの新たな門出を、代々木第一体育館を埋めつくした1万3千人のオーディエンスは祝い、熱狂し続けた。

特別な夜の特別なライヴは、バンドの潜在能力と未知なる可能性を知らしめた。昨年末に発表された13年ぶりとなる通算8枚目のオリジナルアルバム『A WILL』からの最新鋭の楽曲たちはもちろん、既存のキラーチューンたちまでもが目一杯に詰まった豪華なセットリストに、集ったSLAVE=ファンたちは狂喜乱舞することしきり。

LUNA SEAとして敢えてオールドスクールなロックや、ブルースのエッセンスを取り入れところが革新的な「Glowing」。新月の夜に聴けたことが意味深く、その神秘性に誰もが聴き惚れた「MOON」。初期LUNA SEAの持っていた衝動を、回顧のかたちではなくあくまでリアルタイムに感じられた「Dejavu」。何度聴いても、全く色あせることがない「ROSIER」。アンコールで聴けた心洗われる「WISH」と、荘厳で奥深い「MOTHER」…。数え上げればキリはないが、あらためてLUNA SEAが築き上げてきた名曲という名の財産の多さには、本当に驚かされてしまう。

しかも、それだけ高いクオリティの楽曲たちを、これでもか!というほどの鮮やかな手腕で聴かせる5人の姿が、また憎いほどにカッコいいのだ。時おりTVのバラエティ番組などで見掛ける親しみやすいキャラとは一転して、ライヴでは精緻かつダイナミックなプレイで聴き手を圧倒するドラマー真矢。硬派な貫録を漂わせながらも、いまだロック小僧としてのやんちゃさを忘れていないベーシストJ。内に秘めた情熱を音に託しながら、しっかりと芯のある音で魅了するギタリストINORAN。時には優雅にバイオリンを操り、時にはギターをギター以上の可能性を持った楽器として鳴らすことが出来るギタリストSUGIZO。豊か過ぎるほどの声量と、極めて繊細な表現力で絶対的実力を誇るボーカリストRYUICHI。

この5人が結集し、団結したときに放たれる稀有なバイブレーションは、とにかくいつだって熱く激しく狂おしい。特に、2010年にREBOOTして以降のLUNA SEAがみせるライヴは、毎回どうにも神懸かり的で凄絶さを感じるほど。

そんなLUNA SEAのライヴをまだ体験したことがないという方は、是非ともこのあと6月から始まり来春まで続く全国ホールツアー「LUNA SEA 25th ANNIVERSARY LIVE TOUR THE LUNATIC -A Liberated Will-」に参加してみて欲しい。ちなみに、6月はツアー中に大阪と東京で「黒服限定GIG」(懐かしい響きだ!)も敢行する。

「今度のツアーは、俺たちの今までの軌跡とか、歴史とか、レジェンド、そういったものたちだけではなくて、新しいLUNA SEAが開けた扉の先にある何か。それをみんなに感じ取ってもらうような、そんなツアーになると思います。全国各地で待っていてくれよ!また会おうぜ!!」

伝説は、新章へと突入した。LUNA SEAが放つここからの輝きを見逃す手はない。

文/杉江由紀

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