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  • 2014.05.30

吹き荒れる「ハッピー」旋風!“音の魔術師”ファレル・ウィリアムスが、世界中で受け入れられているワケ

ソロアーティストとして、今年春に日本でもリリースした2ndアルバム『ガール』に収録の「ハッピー」が世界規模で大ヒットを記録するという異例の人気を博しているファレル・ウィリアムス。今年のグラミーでは、フランス発のエレクトロユニットであるダフト・パンクとの共演で話題を呼び、他にもロビン・シック「ブラード・ラインズ〜今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ」をはじめ、さまざまなヒット曲にプロデューサーとして関わっている。そんな現代ポップシーンの最前線を作っている彼がなぜ、ヒット作を生み出し続けられるのか?「ハッピー」のヒットと共に検証してみた。

■大物プロデューサーが発掘!“ハッピー男”の原点はココにあり

1973年、アメリカのバージニア州で生まれたファレル。1980年代後半から活躍している大御所R&B/HIP-HOPプロデューサーのテディー・ライリーに才能を見いだされ、1990年代に幼なじみであるチャド・ヒューゴとともにザ・ネプチューンズというプロデューサーユニットを結成。さまざまなHIP-HOPやR&Bアーティストに楽曲を提供し、その名前が知られるようになっていく。そんな彼らが注目されるようになったのは、2000年頃から。ブリトニー・スピアーズ、ジャスティン・ティンバーレイクをはじめとするポップス系アーティストの楽曲を手がけ始め、いずれも大ヒットを記録。2004年には、グラミーにおいて最優秀プロデューサー賞を獲得するほどの人気と実力を得るほどに。さらに、プロデューサーとしてだけでなく、自身でバンド・NER*Dを結成し、2001年にデビューアルバムを発表するなど、一躍時代を象徴する存在になった。

その後も、ザ・ネプチューンズとしてマドンナ、ジェイ・Zなどの大物アーティストの楽曲に携わり、どの楽曲もヒットチャート上位にランクインさせた。順調なユニット活動と並行し、ソロ活動もスタート。プロデューサーとしてはもちろん、2006年にはソロ第1弾アルバム『イン・マイ・マインド』をリリース。さらに親交の深いA BATHING APEのNIGO(R)とタッグを組みファッション、シューズブランドを立ち上げるなど、その才能は幅広い分野でも認められるようになった。

■全米チャートでは10週連続1位を記録!「ハッピー」で人気が再熱

キャリアを積み重ねていくごとに、活躍の幅を広げていったファレルがアーティストとして、再び熱い注目を集め始めたのが、2013年に入ってから。ダフト・パンクのシングル「ゲット・ラッキー」や、ロビン・シック「ブラード・ラインズ〜今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ」など、世界を席巻したヒットソングに軒並み参加。それまでヒットチャートを席巻してきたEDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)の要素を取り入れたものとは異なる、キャッチーでダンサブルなサウンドに、幅広い音楽リスナーが魅了されたのだ。その勢いにのって、ファレル自身もおよそ7年ぶりにソロアーティスト活動をスタート。アニメ映画『怪盗グルーのミニオン危機一髪』のサウンドトラックとして「ハッピー」を発表する。すると、たちまち世界中のヒットチャートの上位にランクイン。今年2月にグラミーで最優秀プロデューサー賞を獲得すると、さらなる高セールスを記録した。結果、全米チャートでは10週連続1位を記録するなど、ここ最近例をみないヒットとなっている。現在、世界140か国で「ハッピー」に合わせて踊るMUSIC VIDEOがウェブ上で公開されているが、日本だって例外ではない。原宿版や沖縄版など各都市のバージョンがアップされると共に、コブクロや氣志團、さらにはふなっしーまでもが出演した日本版のMVが完成しさらなる話題を読んでいる。また、先日プロモーション来日を果たした際には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)をはじめとするさまざまなメディアに出演。まさに、“ハッピー”旋風が今、吹き荒れているのだ。

■時代のニーズを素早くキャッチ!“音の魔術師”の突出した能力とは?

では、なぜファレルの楽曲は多くの人から支持を得ているのだろうか?それは楽曲のわかりやすさと、斬新さを絶妙にブレンドしたところだ。例えば「ハッピー」においては、“幸せなら手を叩こう”というシンプルなメッセージを、リズミカルかつ往年のR&Bを連想させるようなサウンドで伝えているのだが、その展開手法が他にはない独自性を感じさせる。スリリングかつエキサイティングなもので、聴いていると自然に笑顔が溢れてくるし、手を叩きたくなる衝動が抑えられなくなってくる。

かつて彼にインタビュ—した際に、自分のことを「音の魔術師」と表現したことがある。彼はどのようにしたら、“人々を笑顔させる音楽を作れるのか?”“時代が何を求めているのか?”を嗅ぎ取る能力が、どのアーティストよりも優れているのかもしれない(彼はその才能のからくりを一切口外しないが)。きっとそれは、音楽だけにこだわらず、ファッションなどさまざまな分野で最先端を吸収している柔軟性があるからこそ、培われているのではないかと思う。
今後も、ソロアーティストとしての活動はもちろんのこと、さまざまな大物アーティストとのコラボやプロデュース(最近は初音ミクとの共演でも話題を呼んだ)、さらに(日本のCMにも出演しているが)ファッションをはじめとする他分野でも大活躍しそうな予感。その柔軟性で、ますますハッピーな旋風を巻き起こしてくれるはずだ。

文/松永尚久

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