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  • 2020.01.23

【インタビュー】上杉柊平「この作品は、まさに“ONE TEAM”で作り上げた作品」音楽を通じて生まれた一体感

カセットテープが再生される30分だけ、一年前に死んだミュージシャンが就職活動中の大学生が入れ替わり、ひとつの体を共有していくことで起きる奇跡を描く、124日公開の映画『サヨナラまでの30分』。劇中バンド・ECHOLLのドラマーであり、ぶっきらぼうに見えて誰よりも熱く仲間想いの重田幸輝を演じるのは、上杉柊平だ。演じる役や作品への向き合い方を探れば真摯、茶目っ気ある素顔も垣間見える彼には、自然と惹きつけられてしまう魅力がある。

文/杉江優花

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初のドラム経験で四苦八苦!?プロからの高評価に思わず笑顔♪

――映画『サヨナラまでの30分』で初のドラム演奏に挑んだということですが、どこからどう見てもECHOLLのドラマー・重田幸輝で驚きました。
上杉 ホントですか!?その言葉は嬉しいです。めっちゃ練習したんですよ。現場に入る前はもちろん、現場に入ってからも。
――単に演奏できるようになるだけでなく、バンドとしてのグルーヴ感を生む、というレベルまで持っていかないといけないわけですものね。
上杉 自分ができるっていうのは当たり前、その上で周りを見ながら、息を合わせながらやらなきゃいけないっていう。いやぁ、大変でしたけど……楽曲を提供してくださったバンドのドラマーの方に、打ち上げで「俺のドラム大丈夫でした?」って聞いたんですね。そう聞かれて「いやぁ……」とは言いづらいだろうなってわかった上で(笑)。それでも、プロのみなさんから「ばっちりでした!」って言っていただけたこと、その優しさを僕は忘れません!(笑)。
――なお、上杉さんはHIP-HOPグループ・KANDYTOWNでMC HOLLY Qとして活動されてもいますが、ドラムやバンドに向き合うことで、何か見つけたものもあるのでしょうか。
上杉 メンバーと音を合わせる気持ち良さっていうのは、肌で感じることができて。あと、ドラムの練習をしていて、日頃、自分の体を全然自由に使えていないんだなっていうことは感じましたね。ここで左足と右手が同時に動く、右手で打った少し後に左足が動くって頭の中ではわかっているのに、なかなかままならなくて。自分の脳みそと体って意外と直結していないんだなっていうことを思い知りました(苦笑)。
――でも、その感覚を知ると、世界がまた広がりますよね。
上杉 そうそう。これまではあまり体を使う役は演じたことがなかったし、普段運動もあまりしないですからね。いい機会になりました。

素の北村匠海も見え隠れ!?フェス撮影で感じたバンド感は最高!!

――劇中、上杉さん演じる重田が「アイツ(颯太)の背中を見ながら叩いていると、(アキのときと同じように)なんかホッとするんだよな」という言葉を漏らしますが、新田真剣佑さん演じるアキと北村匠海さん演じる颯太、それぞれの後ろで演奏しながら、上杉さんはどんなことを感じたのでしょうか。
上杉 そのセリフ、そもそもは台本にはなくて、直前に監督と話しながら生まれたものなんですけど、やっぱり安心感みたいなものはどちらにもあるんですよね。ただ、こいつについていこうって思わせてくれるパワフルさを感じるのがアキ。力強さもありつつ、横並びで一緒に走って行くような感覚になるのが颯太。アキが歌うシーン、颯太が歌うシーンを代わる代わる撮っていったフェス(『りんご音楽祭』)のシーンでは特に、アキの後ろで叩いているときはグっときて思わず泣きそうになることもあったし、颯太の後ろで叩いているときは自然と笑顔になっていた気がするな。
――その『りんご音楽祭』の演奏シーンは観ていても高揚するし、いろいろな感情が押し寄せてきます。
上杉 ホント、すごいシーンになったと思う。ただ、あのフェスシーンのために、3日間、ドラムを叩き続けたので、足はつるし、めちゃめちゃ暑いし、雨も降り出すし、最後のほうは、何も考えていなかったですよ(笑)。
――無の境地に至ってしまいましたか。
上杉 もうね、アキ、颯太、俺は重田……みたいな(笑)。でも、アキの隣で普段落ち着いている森ちゃん(清原翔演じるベーシスト・森涼介)が“跳ねている、珍しい!”って思ったり、ヤマケン(葉山奨之演じるギタリスト・山科健太)が“こっちに近寄ってきた、ウザいウザい(笑)”って思ったりして。颯太も、リハーサルだけはアーティストとしての北村匠海が出ちゃって暴れるから、超おもしろいんですよ。俺のいるドラム台の上に乗っかって、めっちゃ高まっていましたからね(笑)。そういうバンド感、すげぇ楽しかったし、キャストだけでなくスタッフ陣、エキストラさんも含め、音楽っていうものを通じてすごく一体感が生まれていたと思います。
――画面から、ひしひし伝わってきます。新田さん、北村さんはじめ、同年代のキャストから刺激も受けたりして。
上杉 それはやっぱりあるし、俺は今回、周りに助けてもらおう、こっちが投げるからちゃんと受け取ってよって心を開いて臨んだんですよ。それは、これまでの自分のキャリアの中で、おそらく初めてのこと。撮影期間中の1ヶ月、全部吐き出して、みんながそれを受け取ってくれて、みんなが投げてくれたらこっちも受け取って返してというやり取りをしていったからこそ、重田が出来上がりました。
――そういう重田をはじめ、それぞれが物語の中で嘘なく生きているからこそ、心動かされる作品になっているのでしょうね。
上杉 この作品は、まさに“ONE TEAM”で作り上げた作品。キャスト同士で作ったLINEグループでも、「この映画で闘おう」っていう話をしたし、多くの人に届いて、響くといいなと思っています。
――ちなみに、アキが颯太の体を借りて仲間に会いに行くように、例えば、亡くなった親しい人を感じさせる人物が目の前に現れたら、上杉さんはどう反応するでしょうか。
上杉 亡くなってしまった仲間の面影が重なってしまうような人を街中で見かけて、ドキっとすることはよくあるんですけどね。アキと颯太みたいに見かけは全然似ていないとしたら……どんなに中身がその人を感じさせても、無理かなぁ。いや、アキくらいしつこかったら、受け入れちゃうかも(笑)。そして、「ごめんね」と「ありがとう」「愛している」ってちゃんと伝えたいな。

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【作品情報】
映画『サヨナラまでの30分
1月24日(金)公開


出演:新田真剣佑 北村匠海
久保田紗友 葉山奨之 上杉柊平 清原翔
牧瀬里穂 筒井道隆/松重豊
監督:萩原健太郎
脚本:大島里美
音楽:Rayons
製作:『サヨナラまでの30分』製作委員会
配給:アスミック・エース
©2020『サヨナラまでの30分』製作委員会

<STORY>
メジャーデビューを目前に解散したバンド・ECHOLL。1年後のある日、突然見知らぬ大学生・颯太(北村匠海)が現れ、メンバーのヤマケン(葉山奨之)、重田(上杉柊平)、森(清原翔)、そしてカナ(久保田紗友)に再結成を迫る。――実は颯太の中身は、1年前に死んだボーカルのアキ(新田真剣佑)だった!偶然拾ったアキのカセットテープを颯太が再生する30分だけ、ふたりは入れ替わり、ひとつの体を共有していく。人付き合いが苦手な颯太と、「俺にこじ開けられない扉はない」が口癖のポジティブなアキ。ひとりで音楽を作っていた颯太も、次第にアキや仲間と音楽を奏でる楽しさを知り打ち解けていくが、ECHOLLを去ったアキの恋人・カナだけは戻ってこない。カナに再び音楽を始めてもらうため、最高の1曲を作り上げようとするふたり。一方カセットテープに異変が起き、アキと颯太の入れ替われる時間は短くなっていく―。



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