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  • 2019.12.24

【ライヴレポ】UVERworld、『TAKUYA∞生誕祭』でデビュー曲「D-tecnoLife」披露!バンドの普遍と進化に酔いしれた一夜!!

9年ぶり2度目の挑戦を見事に大成功に収めた12月19日の東京ドーム公演初日も、4万5千人の男性ファンを動員して前代未聞の大記録を打ち立てた12月20日の東京ドーム公演2日目『男祭り』も、どちらをとっても今のUVERworldの勢いと唯一無二の存在感を、広く世の中にまざまざと証明してみせた伝説的2日間となったわけだが、UVERworldというバンドの尋常じゃなさ、本当のすごさはそのさらに翌日に1万人超のオーディエンスと対峙してライヴハウス級の肉弾戦を繰り広げてしまえるところではないだろうか。そもそも3日間連続でライヴを行なうこと自体、そうできるものではない。3日間で延べ10万人以上を集客して、なお右肩上がりの熱狂をマークし続けられるバンドが他にいるだろうかと、縦横無尽にステージを駆ける彼らの姿にただ目を見張るしかなかった。12月21日、神奈川・横浜アリーナ。ボーカル・TAKUYA∞のバースデーを祝して開催される年に一度のお祭り、すなわち『TAKUYA∞生誕祭』だ。

今回の生誕祭は2年ぶり2回目の“男祭り・女祭り同時開催”スタイル。つまりステージから向かって右半分が男性限定エリア、左半分が女性限定エリアと二分されており、また、センター席はオールスタンディングブロックとなっていて、そちらも男女が半々に分かれている。男性Crew(UVERworldファンの呼称)のテーマカラーである赤と、女性Crewのテーマカラーである白が互いを対等に引き立て合っている光景は実に美しい。野太い雄叫びを上げて盛り上がる男性エリアと、華やかなさざめきが期待感を増幅させている女性エリア、それぞれの昂揚は、スクリーンに映し出されたデジタル時計が開演時刻まで1分を切ったことを知らせるや一気に混じり合い、1万2千人分のカウントダウンの声が塊となって6人を迎える。真っ先に姿を現わした真太郎のドラムソロが爆発的に歓声を煽った次の瞬間、「7th Trigger」の印象的なオープニングトラックが鳴り渡ると同時にTAKUYA∞、克哉、信人、彰、誠果の5人がステージ下から勢いよくポップアップで登場。間髪入れずにTAKUYA∞はステージを飛び降り、スタンディング客が密集するセンター席の前方ブロックに果敢にも分け入っていく。のっけからの鬼気迫るテンションにオーディエンスが狂喜しないわけがない。紅白に彩られた横浜アリーナは瞬く間に興奮の坩堝と化すのだった。

「マジでヤバい曲をやってやるよ。オマエらの想像の斜め45°でぶっ飛ばすからな!何の曲をやると思ってんだ?言ってみろよ。違ぇ!そんなのは最近もやった。もっと古いヤツだよ!」

「ROB THE FRONTIER」に「激動」「ナノ・セカンド」と新旧織り交ぜたハードエッジなナンバーを畳み掛け、それでもまだ足りないとばかりに客席に問いかけるTAKUYA∞。そうして演奏されたのが、まさか「D-tecnoLife」とは! UVERworldの記念すべきデビュー曲ながら、9年前の東京ドーム以降、長らく人前で披露されてこなかった1曲であり、今回の東京ドーム2公演でも演奏されなかった幻とも呼ぶべき楽曲に早くも場内のボルテージは最初のピークを超えた(実は12月16日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて行われた『Warm-Up GIG』でも披露されていたのだが、この日のためだったのかと腑に落ちた。あえて東京ドームではなく生誕祭に配するあたりも、なんともUVERworldらしいじゃないか)。デビューから14年経ってもまるで色褪せない音楽への想いや初期衝動が、瑞々しさはそのままに、今の彼らだからこその強さを伴って2019年に鳴り渡り、聴く者を揺さぶる。これが普遍性というものなのだろうか。「D-tecnoLife」に続く楽曲が現在の彼らのモードを色濃く反映した「EDENへ」だったことにもグッときてしまう。普遍と進化の両方を内包しうる稀有なバンドなのだとも改めて思う。

現在、最新アルバム『UNSER』を携えてツアー『UVERworld UNSER TOUR』を敢行中の彼ら。この日もその一環として『UNSER』の新曲群を軸としつつ、一方で生誕祭らしくTAKUYA∞のやりたい楽曲も多数盛り込まれた、彼の言葉通り“ヤッバいセットリスト”となったわけだが、前述の「D-tecnoLife」と並んでオーディエンスの歓喜を誘ったのは2008年の3rdアルバム『PROGLUTION』収録の「counting song-H」だろう。こちらも数年ぶりの演奏となったにも関わらず、ほぼ会場の全員が歌えているのが素晴らしい。もちろん『UNSER』の楽曲だって言わずもがな、発売から3週間足らずで驚くべき浸透ぶりを見せていたことはここに記すまでもない。MCはMCで前日の『男祭り』に触れつつも「はっきり言って今日のほうが男子がいい顔をしている。女子がいるもんな!」と真太郎が男性Crewをイジったり、TAKUYA∞の誕生日を心から祝うCrewの気持ちの表れか、あまりの盛り上がりっぷりに「今日、「ナノ・セカンド」で初めて“うるさっ!”って思った。“俺の声、聴こえない!”って」とTAKUYA∞が告白、大いにオーディエンスを喜ばせる場面も。メンバーも相当に昂っていたのだろう、「境界」のラスト間際、信人がステージから消えるというハプニングまで起こったが、それもいいスパイスだ。

1曲1曲書き連ねればきりがないくらいに濃密で、いつにも増してメンバーとオーディエンスとの距離が近しく感じられたこの夜のクライマックスは「AFTER LIFE」だった。「IMPACT」にてセンター席後方ブロックが凄まじく盛り上がっている様子に「最高だな!向こうから見るこっちの景色が羨ましすぎて走ってきたよ!」と衝動のまま前方ブロックを突き抜けてサブステージに駆けつけたTAKUYA∞。自身にとっても予定外の行動だったらしく、ボーカルエフェクト用のマイクも持たずに来てしまったこと、それでも構わない、そのときそのときの気持ちを大事にしようぜと訴え、「俺たちのそんな生き方は絶対に間違っちゃいねぇ!」と叫んで1万2千人と一緒になって歌い上げたこの曲に、TAKUYA∞を中心に1万2千人の手の平が大きく波打った一体感そのものの光景に、この3日間でいちばんの希望を見た気がした。

3連続公演のラストはやはり「MONDO PIECE」が飾った。隣り合う者同士、誰からともなく肩を組んでは大合唱を轟かせる。この日のライヴは台湾、香港、韓国にてライヴビューイングも行なわれていたそうだが、海外のロックファンの心をもきっと揺らしたに違いない。2020年、UVERworldが新たに切り拓いていく世界とは果たして。どこまでも追いかけていくのみだ。

写真/鳥居洋介 文/本間夕子



<セットリスト>
1.7th Trigger
2.ROB THE FRONTIER
3.激動
4.ナノ・セカンド
5.D-tecnoLife
6.EDENへ
7.ODD FUTURE
8.stay on
9.境界
10.Making it Drive
11.counting song-H
12.Q.E.D.
13.PRAYING RUN
14.ConneQt
15.和音
16.Massive
17.Touch off
18.Don’t Think.Feel
19.零HERE~SE~
20.IMPACT
21.AFTER LIFE
22.Ø choir
23.MONDO PIECE


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