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  • 2019.12.20

【ライヴレポ】UVERworld、煌めきに満ちた9年ぶりの東京ドーム公演!「間違いなく言える!UVERworld史上最高の一体感だ!」

UVERworldが、初めて東京ドームのステージに立ったのは2010年11月27日のこと。あの日、巨大なドームの真ん中で「NO.1」を高らかに歌い上げたTAKUYA∞の姿は今も鮮明に残っている。2019年12月19日、『UVERworld LIVE 2019 at TOKYO DOME』。UVERworldはそんな東京ドームを再び満員にしていた。チケットが完売し、天井の間近までオーディエンスで埋まっているその会場で、スクリーン後方の巨大スクリーンにカウントダウンが映し出され、大観衆の声の塊が数字を読み上げていく。カウントゼロ。暗転。そして響く鼓動の音と割れんばかりのクラップ音の中、浮かび上がった真太郎のシルエット。叩き出されたビートに呼ばれるように誠果、信人、克哉、彰の姿が上昇していく。アリーナの真ん中に伸びた花道の先にTAKUYA∞。ライヴは“生きる”ことへの飽くなき想い宿る「Touch off」からスタートした。

「今日が俺たちの人生最後のライヴかのように魂の入ったライヴにしていこう」と叫ぶTAKUYA∞の声にオーディエンスの大歓声が応え、「WE ARE GO」でドームが震動する。重厚ビートと観客の歌声で熱を帯びる会場に続けて発売したばかりのアルバム『UNSER』から魂の声を上げる「stay on」、軽妙なビートで約5万人の観客が奏でるクラップのビートを誘う「境界」と続く。TAKUYA∞の歌声にアルバムを聴き込んできたCrewUVERworldファンの呼称)が放つ巨大な歌声の塊が融合して、東京ドームを隅の隅までいっぱいにするほどの歌声となっていく。その様を花道から、ドラムセットから、見上げて笑みを浮かべるメンバーたちの表情も印象的だった。ドーム全体の大絶叫の歌声に包まれた「ナノ・セカンド」に続いたのは「在るべき形」。

「今日、俺たちが伝えたいこと。ここまで、ドームまでUVERworldと一緒に辿り着いてくれて本当にありがとう。俺たちのことを見つけて、俺たちのことを選んで、俺たちのことを愛してくれて、本当にありがとう。今日も何者にも臆すことなく自分たちらしい、いつも通りの、それ以上のライヴをするよ。俺たちにしか出せない空気があるって信じて!俺たちにしか出来ない音楽があると信じて!19年前、この6人のメンバーで組んだとき、この6人以外俺たちの未来に希望を持っている奴なんて誰ひとりいなかった。それでも俺たちには希望しかなかった。今日も一緒だよ。これから先ずっと一緒だよ。どこのどいつが俺たちの未来に絶望を感じていたって、俺たち自身が俺たち6人の未来に絶望することなんてねぇ!それが——」。TAKUYA∞の言葉に続いたのは「在るべき形」。ここで歌い上げられたのは、彼らの存在証明の一曲だ。高らかに、会場一体で歌い、最高の夜を迎える。

序盤の6曲を終えてすでに東京ドームから4回も「音が大きい」と叱られてしまったという裏話で会場を沸かせた後に、そんなこと忘却の彼方にふっ飛ばしてしまうように続く「ODD FUTURE」で大きな歌声を呼べば、東京公演では10年ぶりに演奏される「world LOST world」で会場を興奮の坩堝へ。「KINJITO」、そして9年前のドームで響かせた「NO.1」、走り続ける一曲「PRAYING RUN」、そしてニューアルバムから「Making it Drive」と彼らの、前へと進むことへの、生きることへの強い想いが宿るナンバーが続いていく。そしてCrewに寄り添うメッセージが沁みる「ALL ALONE」、「THE OVER」を響かせると今度は再び熱い時間!楽器隊のセッションで熱を紡ぐ「和音」、「Massive」でダイナミックな音の波動が会場を揺らすと大きなクラップ音でその音に加わるオーディエンス。信人、誠果、克哉、彰がトロッコでアリーナ後方へと移動していく。センターステージにはドラムの真太郎だけが残されると、曲が終わってTAKUYA∞が登場。なんとバイクに跨り、後部座席に真太郎を乗せてドームを滑走!後方で姿を現したサブステージに移動してきて、これまで遠くに観ていた後方の客席の前で「First Sight」を披露。幼馴染であるメンバーとこうして東京ドームに立てていることが感無量だと話すTAKUYA∞は、Crewと共にUVERworldの音楽という楽園へと向かう「EDENへ」を高らかに歌い上げて、再びトロッコ、そしてバイクでセンターステージへと戻り、続く「UNKNOWN ORCHESTRA」で東京ドームを巨大ダンスホールへと変えてしまう。縦横無尽に光を放つミラーボールに照らされたフロアが大きく揺れる。

轟くベースのイントロからの<好きなようにやれ そして俺に指図をするな>の5万人大絶叫から「Don’t Think. Feel」で会場をグラグラと震動させて、その熱狂をステージへと届ける観客に応えるように「Q.E.D.」が響く。夢を諦めるなと叫ぶ声。憧れる、最高なヤツを目指すための努力や苦労なんて辛くなんかないんだと。最高の夜はあっという間に終盤へ。想いをひとつにする、一体感を呼ぶ「IMPACT」での轟く大合唱、そして巨大なクラップのビートに「間違いなく言える!UVERworld史上最高の一体感だ!」と声を上げるTAKUYA∞。アルバム『UNSER』で語り掛けるように歌われていた「AFTER LIFE」でもやはり一体感。共に歌い、想いを重ねる。彼らの強い気持ちを受け取り、それをレスポンスするCrewとの絆の深さを感じると、「今日をはじまりにしようよ!一緒に歌ってくれますか?はじまりの合唱を!」とTAKUYA∞が満面の笑みで歌い始めた声。そこに観客の歌声が重なっての「Ø choir」。大きな歌声に重ねるように一緒に歌う彰、誠果、真太郎に信人も。克哉はイヤモニを外して歌声に耳を傾けていた。真摯に歌い上げられる「7日目の決意」を全身で受け止めていたオーディエンスに向けてTAKUYA∞が語りかける。

「俺たちにとってバンドは遊びじゃねぇ!俺たちにとって音楽はビジネスじゃねぇ!俺たちにとってUVERworldは全てだ!その全てがいつかあなたたちの人生の一部になるように、いい曲を書き続けるからなー!」

この曲はもしかしたら今日のために書いたのかもしれないと歌う「MONDO PIECE」を宝物のように、5万人が大切に歌い上げて3度目のドーム公演は幕を閉じた。

2010年の東京ドーム、2014年の大阪・京セラドーム、そしてこの東京ドーム公演。翌日に控えるのは10年目にして最後となる『男祭り』の東京ドーム。どんな熱い時間になるのか。そこで彼らが刻むものとは。そして2020年に彼らが残す足跡も楽しみにしたくなる夜だった。

写真/鳥居洋介、田中聖太郎、渡邊玲奈 ©Sony Music Labels 文/えびさわなち



<セットリスト>
1.Touch off
2.WE ARE GO
3.stay on
4.境界
5.ナノ・セカンド
6.在るべき形
7.ODD FUTURE
8.world LOST world
9.KINJITO
10.NO.1
11.PRAYING RUN
12.Making it Drive
13.ALL ALONE
14.THE OVER
15.和音
16.Massive
17.First Sight
18.EDENへ
19.UNKNOWN ORCHESTRA
20.Don’t Think.Feel
21.Q.E.D.
22.零HERE~SE~
23.IMPACT
24.AFTER LIFE
25.Ø choir
26.7日目の決意
27.MONDO PIECE


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