絶賛上演中の『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」〜暁の調べ〜』でサイ役を務める定本楓馬。子供の頃から原作を読んでいたと言う彼に『NARUTO-ナルト-』で好きなシーンBEST3を直撃!主人公・うずまきナルトを中心とした胸を焦がし、涙溢れるシーンを情感たっぷりに答えています。そして、シリーズ初出演となる本作への想いと、サイ役を演じる上で心掛けていることを探ってみました!!
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うずまきクシナとの邂逅

©︎岸本斉史 スコット/集英社
尾獣・九喇嘛の力を取り込むために封印を解くんですけど、そのとき一緒にチャクラを封印されていたナルトのお母さんのうずまきクシナが出て来るんです。そのお母さんとの別れのときの会話が一番好き。クシナがナルトを九尾の器にしてしまったことや一緒に生きられなかったこと、愛情を注げなかったことを謝るけど、ナルトは「オレの器にも九尾より先に愛情が入ってるって分かったから!だからオレも幸せだ!!」って言うんです。あれは本当に感動しました。
九喇嘛との和解

©︎岸本斉史 スコット/集英社
九尾の名前が、九喇嘛と知る瞬間。ずっと九尾とナルトは、「出て行け」「喰ってやる」と罵り合いながらいがみ合っていて。でもそれをお互いに受け入れる瞬間があって、それには驚きがありました。僕も小さい頃から九尾を怖いものとして読んでいた読者だったのですが、そのときに初めて親近感が湧いたというか。“コイツは仲間なんだ”と僕も思えたんです。辿り着くまで60巻くらいあったんですけど、新しい感覚でしたね!
うずまきナルト対ペイン戦

©︎岸本斉史 スコット/集英社
修業をし終えたナルトが、“ドンッ!”と木ノ葉に帰って来るところ!直前までの戦況を見ていて“これは木ノ葉が負ける”と一番危機感を感じた戦いで。そこで里を救ったことで、ナルトが初めて里のみんなから認められるんですよね。それがすごく嬉しかったですし、ナルトの新しい力である仙人モードが追加されたときの感動はすごく大きかった。これで戦いの展開が変わっていくぞという狼煙に胸が震えましたね。
『ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」〜暁の調べ〜』への意気込みを直撃!
『NARUTO-ナルト-』という作品が純粋に好きだったので、サイを演じることが決まったときは、本当に嬉しかったです。それと同時に思ったのは、“腹筋を鍛えなきゃいけないな”ということでした。サイの服装は、お腹が見えるので、原作のように鍛えられた腹筋を見せたい。サイについては、子供の頃にマンガを読んだときには、ちょっと嫌な奴だなと思っていて。でも改めて原作を読み直していくと、すごく人間くさい人だなと感じました。昔はすごく笑顔で笑ったり、お兄さんとの思い出にしても愛に溢れた人で。そこから感情のない姿を見ると、とても悲しくて、放っておけない人だなとも感じて。そのサイを演じさせていただくからには、僕にしか出来ないサイを表現したいです。生身の人間だからこそ、2次元では出せない視線の動きや、ほかのキャラクターとのやりとりといった表現があると思うので、そんな僕のサイをお見せしたいと思います!
文/えびさわなち
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