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  • 2019.07.26

【ライヴレポ】AKi、全12公演に及んだ『Monolith』ツアー完遂!「俺たちとお前たちの“ストーリー”はこれからもずっとずっと続くよ!」

シドのベーシスト・明希のソロプロジェクト・AKiが、7月2日から全12公演の『AKi TOUR 2019 「Monolith」』を開催。7月24日に東京・Shinjuku BLAZEにて迎えたファイナル公演では、ツアーで培った鉄壁のバンド力がオーディエンスの熱をとことん高めて、長引く梅雨のフラストレーションを一気に吹き飛ばしてくれたようにも思う。

SEに合わせオーディエンスがクラップする中、ラフに現れたAKiとバンドメンバー。まず、この気負わない登場からして“AKiバンド”らしい。

AKi、ギターの加藤貴之&YOUSAYがMOTOKATSUのドラムセットに向いてから骨太な音を鳴らした1曲目は、「FREAK SHOW」。続く「Be Free」「Fahrenheit」にしても、フロアではリズムに合わせて拳が揺れ、大きなコールも。いきなりボルテージの高い4人に、オーディエンスがしっかり食らいついていく。

「気分はどうだい、新宿!最高かい!?派手にやろう!」

笑顔でAKiが叫んで、「ミッドナイト/狂騒/DARLING:」へ。AKiがベースを弾きながらステージ上を動き、「誰よりも叫べよ!」とけしかければ、フロアからはますます大きな声が。もとからしてアツいAKiのライヴだが、今回のツアー、1本1本がよほど充実していたものになったからか、熱量も一体感もだいぶ増している。

「無事ツアーファイナルを迎えることができました、ありがとうございます。1ヶ月弱で12本、怒濤のスケジュールでここまで駆け抜けてきました。……ちょっとカッコ良くなっているでしょ、俺たち!」

AKi、なんて誇らしげでいい顔をしているのだろうか。

ニューシングル「Monolith」に収録のグルービーな「LIVE TO DARE」では、彼のゴリゴリなベースソロもゾクっとさせてくれる。

ファンキーに突き抜ける「libido」では、加藤が「跳べ!」とアオったり、AKiとYOUSAYがアイコンタクトして向き合って演奏したり。「ジウ」では、歌声やベースフレーズの艶っぽさでドキっとさせたり。インストゥルメンタルナンバー「Swag」では、MOTOKATSUのビートとバッキバキのスラップがとんでもない躍動感を生んだり。信頼感でしっかりと結ばれたメンバーとともに奏でる音、見せてくれる景色は、特別な輝きを放つ。

「次の曲は、1stアルバム『ARISE』に入っているバラード。バンドを始めてたくさんの夢を叶えて……支えてくれた人がいたから、今ここに立っています。ワクワクしたガキんちょの頃の夜を思い出して作った曲です」

そう前置きした「tonight.」。さらに、愁いの色が希望の光に照らされていくドラマを、繊細な歌と丁寧な演奏で描く「Skyfall」。ロックならではのダイナミズムで魅せる一方、バンドでもコンポーザーとして発揮しているAKiならではの歌心は本当に美しいなと改めて思った。

「Skyfall」で巻き起こったシンガロングに「いい声でした、ありがとう」と感謝し、「本当にこのツアーをやって良かった!」と噛み締めるAKi。「みんなが気持ちを持ってきてくれて、それを受け止めてここまでやってこられました。……俺が真面目なことを言うほどみんながヒヤヒヤしているの、伝わっていますよ!(笑)」なんて笑わせつつ、「この曲でこのツアーが始まりました」という言葉から「Monolith」へ。今という時代の閉塞感の中でのもがき、それでもありのままの自分や衝動を信じて飛び立て、というメッセージが強く響くのは、シンプルでストレートな叙情ロックだからこそ。音源に増してエモーショナルだ。

高まった加藤がステージを駆け回り、ドラムの見せ場ではAKiがかがんでMOTOKATSUをフィーチャーしたり、加藤とYOUSAYのユニゾンソロでも沸かせた「Brave New World」。「一緒に歌えるかい?」というAKiの誘いにオーディエンスが120%で応えた「The Inside War」。そして、本編最後は「Monolith」に収められているアッパーでパンキッシュな「All Through The Night」。AKiが「回れ!」と叫べばフロアはくるくると回るオーディエンスで埋め尽くされ、たくさんの歌声も重なって、新曲とは思えないような盛り上がりぶり。AKiもメンバーも、オーディエンスも、本当にいい笑顔だ。

AKiの優しい歌声が加藤の爪弾くアコースティックギターの音色に映えた、メロウな「Wait for You」で始まったアンコール。

「みんなの暴れっぷり、素敵でした。最高です!」とAKiがオーディエンスを讃え、そこからメンバーを巻き込んでしばしのトークタイム。ちなみに、今ツアーの一番のトピックは、大阪滞在時にAKiとメンバーの4人でユニバーサル・スタジオ・ジャパンに繰り出したことだとか。大人な見た目によらず(!?)絶叫系アトラクションではしゃぎまくったというMOTOKATSUと加藤、つられて苦手な絶叫アトラクションにチャレンジするも降りた後に手足が震えてしまったというAKi、ミニオンパークでひとりご満悦だったのにみんなと乗ったアトラクションで顔色が肌色から土色へと変色してしまったというYOUSAY。ミュージシャンとしてお互いをリスペクトする仲でもあり、まるで学生旅行のようにツアーの余暇も一緒に楽しんでしまえるなんて、本当に素敵な関係性だ。

「このツアーを盛り上げてくれたみんな、本当にありがとう。俺たちとお前たちの“ストーリー”はこれからもずっとずっと続くよ!」

笑顔でそう言って、最後に届けてくれたのは「STORY」だった。<どうせダメだって 嘆くことも 押し潰されそうな孤独も それってキミが 創った幻 ネガティブな虚像、壊せ>、そうすればキミのストーリーが輝きだすんだという、現実に向き合った上で背中を押してくれるメッセージ。音楽人として自らの表現欲求に正直に生きるAKiは、これからもファンの手を離さずに歩んでいく。

写真/西槇太一 文/杉江優花




<セットリスト>
1.FREAK SHOW
2.Be Free
3.Fahrenheit
4.ミッドナイト/狂騒/DARLING:
5.LIVE TO DARE
6.libido
7.ジウ
8.Swag
9.tonight.
10.Skyfall
11.Monolith
12.Brave New World
13.The Inside War
14.All Through The Night
-アンコール-
EN1.Wait for You
EN2.HEADZ UP
EN3.STORY


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