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  • 2019.07.22

【ライヴレポ】シド、『SID collaboration TOUR 2019』ファイナルでBiSHと「夏恋」披露!マオ「多分、一生しないようなかわいい振りをしちゃいました」

シドの対バンツアー『SID collaboration TOUR 2019』、6月27日に行われたZepp DiverCity TOKYO公演のゲストは、楽器を持たないパンクバンド・BiSH。形態もキャリアも性別も関係なく両者が全力でぶつかり合うその熱量は、ツアーファイナルに相応しかった。

まず登場したBiSHの1曲目は、「BiSH-星が瞬く夜に-」。いきなりのキラーチューンに、清掃員(BiSHファンの呼称)も拳を振り上げて応え、高く飛び跳ねる人も多数。モモコグミカンパニーが「初めまして、私たちがBiSHです!シドギャ(シドファンの呼称)のみなさんも良かったら楽しんでいってくださいね!」と挨拶して、間奏ではメンバーが横並びで肩を組み恒例のヘドバン。続けざま、アイナ・ジ・エンドのロングトーンが映える「GiANT KiLLERS」、BiSHの歌唱の柱となるハスキーボイスのアイナ・ジ・エンドと透明感ある歌声のセントチヒロ・チッチのハモりもエモい「MONSTERS」、カオスを極める「遂に死」と畳みかける彼女たちの気迫といったら圧倒的だ。

「シドさんに初めて呼んでいただいて嬉しいです。呼んでもらったからには精一杯BiSHらしくやって帰ります」

セントチヒロ・チッチの挨拶から、ハシヤスメ・アツコがモモコグミカンパニーをタイトル通りビンタする風の場面も目を引く「SMACK baby SMACK」へ。アイナ・ジ・エンドやリンリンが叫ぶ「DEADMAN」。指先まで使ったダンスでも情感豊かに魅せる「FOR HiM」。アユニ・Dの歌い出しやハイトーンも印象的な「Marionette」。アイナ・ジ・エンドとセントチヒロ・チッチのファルセットも美しい「プロミスザスター」。変幻自在に表現していきながら溢れ出すそれぞれの個性はとんでもなく強く鮮やかだ。

「対談してくださったり、ライヴをしやすい空気を作ってくださったり、シドのみなさん本当にありがとうございます」

アイナ・ジ・エンドがシドへの感謝を口にして、新曲「DiSTANCE」からはまたまた水分摂取もせずにノンストップ。「ぴらぴろ」ではキャッチーさでもパフォーマンスでも振り切りつつ、ラストは青春パンク「beautifulさ」。セントチヒロ・チッチの「お台場一緒に!」という呼びかけで、重なる清掃員の大合唱。短い時間ながら、楽器を持ったパンクバンド以上にスタンスがパンクバンドなBiSHの真髄を見た気がする。

対するシドの1曲目は、「アリバイ」。マオが明希の肩に腕を回して歌い、Shinjiが軽やかなギターカッティングで彩り、明希がお立ち台に上ってベースを弾けば、シドファンに混じって清掃員も腕を大きく振っているではないか。

ゆうやのドラムから勢いよくなだれ込んだ「ANNIVERSARY」では、マイクを向けるマオに、大合唱で応えるオーディエンス。「Dear……清掃員!」というマオの機転の利いたタイトルコールに沸いた「Dear Tokyo」では、Shinjiが華麗にターン、明希はフロアを指さし、ゆうやも立ち上がって、マオは「会いたかったよ!」と笑顔。当然、クラップにシンガロングに、オーディエンスもどんどん高まるばかりだ。

マオ「コラボツアーのファイナルに相応しいお相手は、BiSH。さっきBiSHのライヴを観ていたけど、すごくカッコよかった。ライヴって生ものだから腐らせないためにも全力で臨むべきだと毎回思っていて。BiSHもそういうライヴをしていました。いつも以上に僕も全力でいきます。BiSHのみんなと違って水は飲むんだけど、そこはごめん(笑)。シドファンの“シドギャ”“シドギャ男”と清掃員、みんなで「Yay!」ってなれるようなライヴにしましょう!」

明希「ここからの景色、最高です。僕もBiSHのライヴを観ていたんだけど、めちゃめちゃパンクだし、めちゃめちゃ全力だし、一気にファンになっちゃいました」

ゆうや「本当にBiSHすごかった。リハから全力でやっていて、見習うところがたくさんありました」

Shinji「僕もリハから観させてもらったんですけど、BiSHのライヴは本当にパワフル!」

4人それぞれにだいぶいい刺激を受けているようで、今ツアーでやり続けている「君色の朝」も、いつも以上に熱を感じる。

また、「嘘」「合鍵」というシドならではの歌詞の世界観と琴線に触れる歌謡曲的な旋律は、清掃員に新鮮に響いたのではないだろうか。

フロアでたくさんのタオルが回った「サマラバ」。バンドの巧みなアンサンブルで惹きつけた「MUSIC」。パンキッシュに突き抜ける「VOICE」。とどめは、咆えるマオにも骨太サウンドにも凄味を感じた「眩暈」。清掃員も巻き込んだ高揚感は、ただならぬものだった。

シドギャ&シドギャ男と清掃員たちの熱いアンコールに応えてシドの4人が登場し、「呼んでくれたということは、清掃員のみなさんがお待ちかねの方たちもお招きしないといけませんね」と、BiSHの6人を呼び込むマオ。「こうやって並ぶと変な感じがするかもしれないけど、これからみなさんがあまり観たことがない変な感じのコラボが始まるので(笑)」とドキドキな(!?)予告をして、「BiSH-星が瞬く夜に-」へ。BiSHが自分たちのターンで1発目に持ってきたキラーチューンに、Shinji、明希、ゆうやが生のバンドサウンドで息を吹き込むと、ますますエモーショナル!セントチヒロ・チッチ、アイナ・ジ・エンドときれいにハモるマオはといえば、6人と一緒に踊ったり、かわいらしい振り、肩を組んでのヘドバン、ラストの夜空指さしポーズまで全力でやりきって、そんなマオはなかなか見られない。

「多分、一生しないようなかわいい振りをしちゃいました、世にも奇妙なものをお見せしてすみません(笑)。でも、これがコラボの楽しみ。次は、BiSHのみんなもシドの曲を歌ってくれます。俺たちの夏はまだ終わっていないよな!」

マオの言葉が導いたのは、シドの「夏恋」。BiSHのほとんどの振り付けを担当するアイナ・ジ・エンドが、なんと「夏恋」に振り付けをしてくれたのだとか。6人+マオのまるでグループのような振りからスタートすれば、大歓声が上がる。歌い出しのハシヤスメ・アツコが歌詞を間違えて♪ごめんなさい、間違えました、すみませんとメロディに乗せたのもご愛嬌で、リンリン、アユニ・D、モモコグミカンパニー、アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチと歌を繋ぎ、やがてマオの歌声が重なって、一緒に踊る7人。“隣にはBiSHがいいな!”とマオが笑顔で歌い、そこには華やかな一体感が満ちていた。色取り取りの表現欲を形にしていくシドなのだから、コラボレーションにおいても可能性は無限大。そんな確信も持てた、ツアー最終日である。

文/杉江優花



<セットリスト>
BiSH
1.BiSH-星が瞬く夜に-
2.GiANT KiLLERS
3.MONSTERS
4.遂に死
5.SMACK baby SMACK
6.ウォント
7.DEADMAN
8.FOR HiM
9.Marionette
10.プロミスザスター
11.DiSTANCE
12.ぴらぴろ
13.オーケストラ
14.beautifulさ
シド
1.アリバイ
2.ANNIVERSARY
3.Dear Tokyo
4.君色の朝
5.嘘
6.合鍵
7.サマラバ
8.MUSIC
9.VOICE
10.眩暈
-アンコール-
EN1. BiSH-星が瞬く夜に-(BiSH)
EN2.夏恋(シド)


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