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  • 2019.07.01

【ライヴレポ】シド、『SID collaboration TOUR 2019』初日はみやかわくんとコラボ!マオにゃんくん&みやにゃん「男と肩を組むのもいいものですね」

シドが、対バンツアー『SID collaboration TOUR 2019』を開催。初日となった6月17日のZepp Tokyo公演では、ネット発の新世代シンガー・ソングライター、みやかわくんをゲストに迎え、新しい化学反応が生まれることとなった。

最初にステージに現れたのは、みやかわくん。幅広い楽曲の“歌ってみた”動画で人気を博し、昨年6月にメジャーデビューした彼は、ポップスもロックもR&Bもファンクもジャズもテクノも、自由に大胆にインプットして、自分なりのアウトプットができる人なのだろう。4月にリリースされたニューアルバム『REBECCA』を軸にしたこの日の構成は、それを十分に証明するものだった。

難解なメロディや凝ったアレンジに心地良い歌声が映える「OVERDRIVE」「エソラゴト」で着実にオーディエンスを巻き込んでいき、「Never Greed」「Wonder」ではダンサーチームと共にしなやかにダンス。一体、天はみやかわくんに何物を与えたのだろうか。

「実はがっつり対バンさせていただくのは、本日が初めてで。そのお相手がシドさんだなんて、とても光栄です。僕なりにこの会場にいるみなさんを盛り上げたいと思います!」

好青年なMCを挟み、ダンサブルでミクスチャーなロックチューン「LiBERO」では、フロアにマイクを向けてみたり。「セツナウタ」では、ノスタルジックで切ない物語を叙情的な歌声で描いたり。「イダテンドリーマー」では、爽やかにキャッチーに突き抜けたり。ビッグバンド的なシャッフルナンバー「略奪」では、妖艶でアグレッシブな一面でドキっとさせたり。

トークともなれば、水を飲むときの“のどごし音”で会場を沸かせたりとサービス精神も旺盛。シドのファンも、すっかり心を奪われてしまったのではないだろうか。

一方、「その未来へ」を1曲目に持ってきたシドは、明希とゆうやによるどっしりとしたリズム、歌うようなShinjiのギター、伸びやかなマオの歌声をしっかりと絡ませて、オーディエンスもシンガロング。しょっぱなから、幸福感が溢れている。

「夏恋」ではShinjiと明希がステージ前へと出たり、マオが<隣には君がいい>のところを<隣にはおまえらがいいな!>と歌ったり。「Dear Tokyo」では、ゆうやが立ち上がって煽ったり、Shinjiが華麗にターンしたり、明希がお立ち台の上でベースを高く掲げたり。シドのライヴは、観る者をどうしたって昂らせてくれる。

明希「体に落書きしてあってパっと見怖いかもだけど、優しいので(笑)。一緒に楽しみましょう」

ゆうや「明希くんは優しいけど、俺の方が優しいと思います。世界で1番優しいのがマニピュレーターの小池さんで、2番目が俺(笑)」

Shinji「ラーメン屋じゃないですよ、ギターのShinjiです。歌良い、ダンス上手い、ペン回しも上手い、みやかわくん、超いいよ!」

マオ「みやかわくんは本当にカッコいいアーティストだし、彼と同じ年の頃の自分を思い出すと、すごいステージを見せてくれていて驚きます。俺たちも負けていられないね!」

みやかわくんへのリスペクトも滲ませた和やかなMCを経て、新曲「君色の朝」へ。4人の今の想いを託した歌と奏では、心を動かす。

タオル回しで一体感を高めた「サマラバ」。楽器陣のテクニカルなアンサンブルも効いたファンキーな「MUSIC」。オーディエンスが大きくクラップした「VOICE」。そうしたキラーチューンを畳みかけた上で、ゴリゴリなサウンドの中でマオが咆え、オーディエンスはひたすら頭を振り、拳を振り上げたのは、ラストの「眩暈」。ロックバンドとして見せつけた底力は、やはり圧巻だった。

大きなアンコールに応えてシドの4人が登場、マオがみやかわくんをステージに呼び込むと、ふたりはがっちりと握手。お揃いのツアーTシャツを着て「ちょっと、マネしないでくださいよぉ」とジャレ合ってみたり、“みやかわくん”に“さん”をつけるべきか悩むマオに、みやかわくんがあれこれ返しながら「“マオにゃん”ってかわいいじゃないですか」と食いついたりして、すっかり仲良しな光景がなんとも微笑ましい。

そして、マオが「マオにゃんくん頑張ります!」と、みやかわくんが「みやにゃんも頑張ります!」と宣言して、この日限りのスペシャルなコラボレーションへ。

まず披露されたのは、みやかわくんが初めて作詞・作曲を手掛けた「スターランド」。「故郷・式根島の綺麗な星空をイメージして作った」という幻想的で美しいナンバーを、この日はShinji、明希、ゆうやが丁寧に演奏し、マオとみやかわくんがアイコンタクトをしながら歌をかけ合ったり、歌声を重ねたり。また、「リハーサルでみやかわくんから教えてもらった」通りに<僕に手招きをしてたのは 君なのかな?>というフレーズに合わせてマオがフロアを指さすと大歓声が上がり、マオが「できた!」と笑顔を見せる場面も。みやかわくんの動きをマネたり、みやかわくんのチームダンサーと一緒になって踊ったりするマオも、とても楽しそうだ。

「すごく楽しかった!」と素直な想いをマオが口にすれば、「こんな貴重な体験をしていいものか……」と感慨深げなみやかわくん。「じゃあ、今度はみやかわくんがシドの曲を歌います!」とマオが言って、「V.I.P」へ。マオとみやかわくんが向き合う歌い出しから、ふたりが肩を組んで歌ったり、明希とみやかわくんが隣り合ったり、みやかわくんがモニターに足をかけてShinjiのギターに高まったり、ゆうやのいるドラム台に近寄ったり。シドの骨太なバンド感にみやかわくんが混ざってみれば、至高の“show time”となった。

演奏が終わり、シドのメンバーひとりひとりとみやかわくんが改めてがっちり握手。「男と肩を組むのもいいものですね」と嬉しそうなマオに、「生まれて初めてモニターに足をかけて歌いましたけど、今度からやってみようと思います!」と笑顔のみやかわくん。マオ曰く「一番お兄さん面していた」と言うゆうや、明希やShinjiにしても想いは同じく、「また一緒にやれたら」という願いが芽生えた特別な一夜の熱は、胸の中で長く消えそうにない。

文/杉江優花



<セットリスト>
みやかわくん
1.OVERDRIVE
2.エソラゴト
3.Never Greed
4.Wonder
5.LiBERO
6.aNYmORE
7.セツナノウタ
8.イダテンドリーマー
9.略奪
10.ジャック・バイパー

シド
1.その未来へ
2.夏恋
3.Dear Tokyo
4.君色の朝
5.嘘
6.刺と猫
7.サマラバ
8.MUSIC
9.VOICE
10.眩暈
-アンコール-
EN1.スターランド(みやかわくん)
EN2.V.I.P(シド)


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