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  • 2014.10.29

【インタビュー】加藤ミリヤ あなたの“ミューズ”になりたい 10年間のLOVE STORY

9月8日、2000人の“ミリヤー”と共に、記念すべき10周年を迎えた加藤ミリヤ。「人は愛を感じられれば生きていける」と語る彼女は、楽曲にしても、生き方にしても、この10年間ずっと「人間愛」を大切に生きてきたのだろう。そんな彼女のこれまでの活動や当時の想いを振り返りながら、“今の加藤ミリヤ”のルーツに迫ってみた。彼女の転機となった時期、デビュー当時から思い描いていたビジョンとは一体何なのだろうか?

文/若松正子

デビュー時から見えていた明確なビジョン ミリヤにとって意味深いあの1年とは?

――10周年を迎えた、率直な感想を!
加藤 あっとういう間だったし、長かった気もするし…。そのいったりきたりなんだけど、今までやってきたことは全部覚えていますよ。
――全部ってすごいですね。忙しいと、その間の記憶が飛んでしまうという人もいますが。
加藤 デビューしてすぐに大ブレイクするとそういうこともあるかもしれないけど、私は違ったので。デビュー当時から徐々に徐々に少しずつ上がっていけたらいいなって思っていました。
――ビジョンがあったと。
加藤 そうですね。デビューするときから、誰かの“ミューズ”になりたいっていう想いだけは明確にあって。そのためには女の子に愛されるべきだから、女の子を大切にして、女の子に聴いてもらえる曲を書こうと常に思っていました。チョイスがしやすいんです。何をして何をすべきじゃないか。自然と見えてくるのでブレないし、迷わないんですよね。
――ビジョンどおりにいかなかったことは?
加藤 たくさんありますよ!いくらがんばっても結果が出ないとか、サンプリングのことを良く言わない人もいたり。理解してもらえなくて落ち込みました。でも私の場合、その度にスタッフが勇気づけてくれたんです。誰かしらがそのときに求めている言葉をかけてくれたから、頑張れた。あとはやっぱり音楽が何よりも好きなんですよ。自分を生かしてくれたものだし、しかもそれを仕事にできるってこれ以上の喜びはないですから。
――そんな中で、ターニングポイントだった曲や時期を挙げるなら?
加藤 やっぱり「ディア ロンリーガール」ですね。このときに同世代の女の子のために曲を書くべきだなとすごく思って。あとはアルバム『Ring』を出した20歳のとき。この1年間はプライベートを全部犠牲にして自分を仕事に捧げようって決めたんです。友だちと遊べなくても彼氏がいなくてもいい、とにかく“加藤ミリヤ”のことだけを考えて、音楽にすべてを注ぎ込もうって。それが結果に繋がったので、すごく意味のある1年だったと思いますね。
――ミリヤさんは目標達成能力が抜けていますよね。やると決めたことは必ずやり抜くという。
加藤 そうかも(笑)。とういうか、そもそも自分の中でイメージできない様な無理なことは目標にしていないかもしれないですね。仕事ってほぼ毎日、一生やり続けることで、同じモチベーションを持ち続けるのって難しいじゃないですか。だから、叶いそうもない高い目標を持つのではなく、現実的な目標を細かく立てて、それを現実化していく。そうすると高いモチベーションを保てるんですよ。あと、うちはチームのメンバーが素晴らしい。私自身、自分に対しての要求がどんどん高くなっているんだけど、みんなもそれに応えてくれるから相乗効果で全体が上がっていける。そこのレベルは日々上がっているし、この10年で一番変化したことだと思いますよ。
――逆に変わっていないことは?
加藤 正義感、かな。美しい言葉で言うと。間違っていることや納得できないことは見過ごせない。それはこれからも失くしたくない、自分の中の“棘”であり、持ち味かなと。

最後に自分に課した高い壁 ミリヤが思う理想の“ミューズ”とは?

――音楽にも“棘”=フックがあるからこそ、聴く人の心に引っかかるし、刺さってくる。今作『MUSE』も“刺さりごたえ”のある作品であり、スペシャル感の強い内容になっていますね。
加藤 10周年なので何か記念になる、コンセプチュアルなものにしたくて。で、ちょうど(中島)美嘉ちゃんや(仲宗根)泉さんとの女性コラボが続いたので、私が尊敬するミューズたちとの曲をもっと作ってみようってことになったんですよ。そこからJASMINEちゃんとか、AIちゃん&青山テルマ、さらにダメ元でお願いしたSUGAR SOULさんにもオファーしたら、実現したっていう流れで。
――コラボだけでも豪華ですけど、宇多田ヒカルさんの「Automatic」のカバーも嬉しい。これはデビューのきっかけになったオーディションで歌った曲なんですよね。
加藤 はい。当時のことは今でもよく覚えています。目の前に審査員の大人たちがズラッと座っていて。みんなそれまでは興味なさそうな雰囲気だったのに、私が「Automatic」を歌い出したらグッと全員が前に乗り出してきたんですよ。手ごたえありました(笑)。
――“ミューズ・ミリヤ”誕生の瞬間(笑)。その頃からの気持ちを綴った新曲「M.U.S.E.」を聴くと、さらに感慨深いものがこみ上げてきます。
加藤 これは自分の曲のサンプリング。今までのシングル曲のフレーズを入れて、10年を振り返っている作品にしたかったんですね。だから最初はハードルがすごく高かった。でも最後の最後に自分に高い壁を作ってみよう、これを乗り越えられなかったらこの10年は大したことないなと思っていたので、完成したときは嬉しかったです。
――アーティストとしての意思表明みたいなものもこの曲からは感じますが、ミリヤさんが目指す理想の“ミューズ”とは?
加藤 やっぱりひとつのムーブメントを作るってこと。“その時代の女の子みんなが好き”という存在ですね。そのためには儚くて切ないというよりは強くありたい。それを自分の姿と歌を通して伝えていきたいです。
――“加藤ミリヤ”の音楽は強さの裏にある、弱さとも真っすぐ向かい合っている。だから切ない曲でも救われる気がします。
加藤 それ(弱さ)は表現する上で絶対必要ですから。っていうか、私自身が弱さと向かい合わずにいられないタイプなんでしょうね(笑)。

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