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  • 2014.10.23

【インタビュー】KEYTALK 加速度を増すポップな勢い 全開のダンスロックが止まらない!

5月に2ndフルアルバム『OVERTONE』をリリースし、ツアー、夏フェスで全国各地のファンを、独自のキャッチーなロックで魅了させてきたKEYTALK。そんな彼らのニューシングル「MONSTER DANCE」が10月22日に発売!<踊れ踊れさあさあ踊れ>というフレーズが煽る表題曲は、持ち味の“ダンスロック”をさらに突き詰めたライヴ鉄板ナンバー。ライヴ会場での汗だくの盛り上がりが目に浮かぶ曲だ。「エンドロール」「FREEDOM」「O型」の3曲のカップリングナンバーも、新しいフレーバーを感じさせる。「バンドを大きく見せたい」と野心を覗かせるメンバーにインタビューした。

文/山口哲生

ダサさや恥ずかしさを敢えて披露。“全部ぶち込んだ”ダンスチューン

──「MONSTER DANCE」は、かなりアッパーに振り切った曲になっていますけど、どういうところから制作を始めたんですか?

首藤義勝(Vo&B) タイトル曲以外の3曲が出来上がっている中で、もう1曲、ガツンとパンチのあるやつが欲しいなと思って作り始めた曲ですね。2曲目の「エンドロール」は、TVCMのタイアップが決まっていたから、この曲もシングルの中で主役になるだろうと。そこからさらに表題曲を作るっていうことになったときに、グッドメロディなタイプではなく、踊れる方に振り切った方が面白いんじゃないかと思って。ちょっとトリッキーなリズムチェンジを入れたいなとか。

──確かにトリッキーで曲展開は多いんですけど、すごくサラっと聴けるというか、流れて行くような感じですよね。

首藤 ええ。ビックリさせたくはなかったんですよ。「どう!? すごいでしょ!?」みたいな感じじゃなくて、「うわー! 急に変わった! 面白い!」って思ってもらいたくて。いかにスムーズに繋げられるか?っていうのは、制作のときにプロデューサー含めてみんなで考えました。

小野武正(G) デモの時点でほぼ原型が出来ていたんですけど、歌詞がつくまでは難しく感じるところもあったんですよ。でも、<踊れ踊れ>とか<MONSTER DANCE>っていうキーワードが入って、より開けた感じがします。

──「ソイヤソイヤ!」とか、ああいう掛け声もデモの時点であったんですか?

首藤 そこはスタジオで合わせているときに、これぐらいやっちゃおうか?って。今まで僕が作った曲に関しては、ああいうのは遠慮してたというか。CDに入れるのはダサくね?みたいな、やらなかったであろうことなんですよ。でも今回は、恥ずかしいみたいなのは一回抜きにして、全部ぶっこんじゃえ!って。

八木優樹(Dr) 「MONSTER DANCE」は、今年の夏フェスとかに出ているときに持ってきてくれた曲なんですけど、そういうところで受けた影響もあると思います。

寺中友将(Vo&G) それもあって、自然とこういうものがみんなから出てきたというか。そういう良い状態の中でこの曲を詰めれたんで、作った時期もすごく良かった気がします。

小野 実際、まだリリースしてないし、MUSIC VIDEOも出してない状況でライヴをやったんですけど、反応がすごく良かったんですよ。だから今後がすごく楽しみな曲だなと思って。

──即効性もあるし、ここからまた磨き上げられて、すさまじい武器になるでしょうし。

小野 うん。だと思います。

──そして「エンドロール」は、グッドメロディというお話が最初に出ましたけど、まさしくそれですね。すごくJ-POP的というか。作詞作曲は寺中さんがされていますけど。

寺中 こういう曲を作ろうっていう考えは特になかったんですけど、この曲を作るときに、ちょっと女の子にフラれまして。

──そう……だったんですね(一同笑)。

寺中 そういう悲しみの絶頂の中で、頭を自分の手で叩き、髪をむしりあさり、絞り出した曲です。

──曲としては爽やかな感じもあるので、そんな状況から出てきたのは意外だなと思ったんですが。

寺中 そこは自分の中で直結してるんですよ。なんかこう、バラードではないんですよね。バラードは多分、そういうことがあって、しばらくして自分の中で吸収されて、飲み込めたときにいろいろ思い出しながら作ったりするものかなぁって。

──確かに、フラれた直後に聴きたい曲って、まさにこの曲みたいに、ちょっとセンチメンタルで軽快なものを聴きたいかも。

八木 演奏してると、サビで泣きそうになっちゃうんですよ。なんかこう……来るんすよねぇ。感情移入しちゃって、巨匠に(※巨匠は寺中のあだ名)。

首藤 曲にするんじゃねぇんだ?(一同笑)

寺中 でも、まさにフラれて3時間後ぐらいにサビを作ったんですよ。

──そんな直後に!?

寺中 はい(笑)。ひとりでいるのが嫌だったんですけど、ひとりでいるしかない時間帯だったんで、気を紛らわそうと思って。

──そこですぐギターを手に取ったっていうのがアーティストですよね。

八木 このバンドで彼が一番アーティスト気質なんで。インタビューの最後で、いつもめっちゃ良いこと言うんですよ。今回も楽しみです(一同笑)。

──ハードルが上がりましたけど(笑)、小野さんは聴いてみた印象ってどうでした?

小野 すごく良い曲だなっていうのが率直な印象でしたけど、いわゆる巨匠節の曲ですね。過去にもこういうタイプの曲が何曲かあったんですけど、その中でもズバ抜けてるなと思って。

首藤 歌詞もいいですからね。夏がテーマだけど、夏が持っている切ない要素って、文字に起こすのが難しいと思うんですけど、それをうまく書いていて、やりよるなと思いました。

「ライヴは、ワンランク上で楽しんでもらえることを考えている」

──他にも、メロディーが気持ちいい「FREEDOM」とポストロック的な「O型」が収録されていますが、タイトル曲の「MONSTER DANCE」はライヴの影響が大きかったとのことでしたけど、ライヴをしているときの方が、曲が出来やすかったりします?

首藤 僕はライヴがない方がいいです(笑)。忙しいんで、ライヴ多いと。

八木 物理的に。

首藤 そう、物理的に大変。散々言ってるんですけどなかなか……。

八木 まさかの愚痴(一同笑)。

──寺中さんはどうですか?

寺中 僕は、ライヴのあるなしに関わらず、トイレの中でよくメロディーの案が出てくるんですよ。だから常日頃、トイレから出てきては録音するっていうのをしていて。

──浮かぶのはご自宅のトイレですか?

寺中 そうですね、8割ぐらいは。外では出ないです。

八木 …両方、ひねりだすわけですね。

寺中 ありがとうございます。

──(笑)。10月29日、大阪BIG CATから始まるワンマンツアー「KEYTALK“SUPER EXPRESS TOUR 2014”」は、この4曲が威力を発揮しそうなライヴになりそうですね。

首藤 より楽しんでもらえるものにしたいですね。あとは演出とかも、今までより作り込める部分があるんじゃないかっていう話もしていて。今までだったら、激しい曲で盛り上がって、バラードで聴かせて緩急をつける、みたいなことはしてましたけど、それよりも、もうワンランク上で楽しんでもらえることを考えていて。例えば、ライヴハウスに着いて、フロアに入った瞬間からワクワクしてもらうにはどうしたらいいかなとか。次のツアーで全部出来るかどうかは分からないんですけど、今後はそういうこともやっていきたいので、その第一歩になればいいなと思ってます。

寺中 勝手なイメージですけど、今までのKEYTALKのライヴって、お客さんとの距離が、物理的な意味じゃなくてすごく近いと思っているんですけど、今回は僕らを敢えて大きく──なんなら遠くに行っちゃうぐらいに感じさせるものを見せたいと思っていて。それにみんなが付いてきてくれれば、ワンランク上に行けるんじゃないかなと思っているんですけど。

──距離感が遠くなって寂しさを感じさせるかもしれないけど、敢えてそうすると。

寺中 そう感じてもらう人がどんどん増えるっていうことが、まさに大きくなっていけているっていうことなのかなって。そこを狙いたいです。

──それがバンドとしての次のステップへ行くために、必要不可欠だと。

寺中 だと思います。でっかく見せて行きたいですね。

──楽しみにしてます! 八木さん、巨匠の締めの言葉はいかがでしたか?

八木 完璧です!

小野 マネージャーみたいだな(笑)。

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