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  • 2018.12.31

【ライヴレポ】UVERworldが『Premium LIVE on Xmas』で魅せた最高と最強で在り続ける姿!「安心しろ、一番いいライヴにしてやっからさ!」

人は歳を重ねるごとに若さには勝てない何かを失い、その代わりに若さにはない深みを手に入れていくものだと思っていた。が、しかし。UVERworldに触れた瞬間、その持論は瞬く間に覆されていく。落ち着くどころか、恐ろしいまでにタフさを増している彼らのライヴはまさにそれ。限界とは自分への甘えなのではないかと思える程に、彼らは限界を超えた現実を目の前で証明してくれる。人は何ひとつ失うことなく燃え続けられるのだという事実を叩きつけるかのように。

11月5日のドラム・真太郎の生誕祭を皮切りに、11月9日の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナグランディ・21からアリーナツアーをスタートさせた彼らは、宮城、大阪、長野、愛知、神奈川、東京、兵庫、福岡と、全て2公演ずつの全16公演を2ヶ月で一気に駈けぬける工程を組んでいた。その中盤に置かれていた12月21日のボーカル・TAKUYA∞の生誕祭では、昼間に「女祭り」と題した東京・日本武道館公演を行い、同日の夜から「男祭り」と題した神奈川・横浜アリーナ公演を行うという、UVERworldにしか成し得ない前代未聞の1日2回公演を大成功させているのだから、もう黙るしかない。彼らの前では、“不可能”という言葉を口にすることを自然と拒む自分がいる。

<全部やって確かめりゃいいだろう!>、ライヴで毎回のごとく大合唱となる「PRAYING RUN」の歌詞そのものを生き様とする、そんな彼らの声が聞こえてくるからだ。この日の後半戦でも同曲は届けられていたのだが、Crew(ファンの名称)達は、自分の邪念に喝を入れるかのように、歌詞に込められたメッセージに声を重ねていた。“本当にそうだよな”と思わせてくれる言葉が、UVERworldの歌詞の中にはある。いや、そういう言葉しかないと言うべきかもしれない。

12月25日に行われた360度を埋め尽くしていた客席に囲まれて届けられた『Premium LIVE on Xmas』は、いつも通り、始まりから終わりまで、その温度を一度も下げることなく、常に沸点を超えっぱなしの状態で届けられたのだった。

1曲目に置かれていた「7th Trigger」では、すでに限界を超えた大きな歓声と手拍子で会場は覆われ、これ以上に加速できないほどの盛り上がりを魅せた。1曲通して手拍子を続けるCrew達の熱は本物。途中、TAKUYA∞が客席にマイクを向け、その歌を委ねると、Crew達はまるでひとりひとりがステージに立って歌っているかのような熱を放ちながら歌い上げた。克哉、彰、信人、真太郎、誠果が奏でるサウンドに乗って届けられるTAKUYA∞の言葉で書かれたメッセージは、Crew達の心にしっかりと刻み込まれているのだろう。戸惑うことなく大声で歌う彼らの深い愛に胸を打たれた。こんなにも高い温度で愛されているバンドが他にいるだろうか?そこに漂っていた熱の高さは半端なかった。

「特殊なライヴ、特別なライヴをいっぱいしてきたから、セットリストには引き出しがいっぱいあるんだよ!安心しろ、一番いいライヴにしてやっからさ!」

そう叫んだTAKUYA∞の言葉に嘘は無かった。直後に届けられた「浮世CROSSING」。<ありのままが素敵だと 言ってくれたことが嬉しくて 嬉しくて>という素直な歌詞が真っ直ぐ胸に響いた。Crew達が彼らを愛するのと同じように、彼らもまた、それ以上の愛でCrewを愛しているのだろう。その歌詞からはそんな相思相愛が伝わってきた。

ライヴは、ここから「SHAMROCK」「シャカビーチ~Laka Laka La~」「ENERGY」と懐かしいナンバーで盛り上げられていった。今年初めて演奏されるという曲が届けられたり、AK-69がステージに登場して「Forever Young feat.UVERworld」が届けられたり、「何聴きたい?」とその場でCrewに聴きたい曲を訊ねて「君の好きなうた」が届けられたり、真太郎以外の口下手な克哉、彰、信人、誠果がMCを務めたりと、この日ならではのサプライズも届けられた。まさしく、この日のために用意された特別な並びは、Crew達にとっては忘れられない特別な思い出となったことだろう。

今年で11回目を迎えたクリスマスライヴということで、TAKUYA∞が11年前にも来たことがある人と、11年連続して来ているという人がいるのかと訊ねると、かなりの数の歓声が上がり、これにはさすがに本人達も驚いていたほどだった。

克哉、彰、信人、真太郎、誠果の息の合った最高のサウンドセッション「Massive」から繋がれた後半戦では、さらに高みを目指して進化し続けるUVERworldを見せつけるかのように、「I LOVE THE WORLD」から、よりリアルなUVERworldが届けられていった。「俺たちのセンスと才能で作り上げた新しい未来を!」という叫びから届けられたのは「EDENへ」。重厚なサウンド感の素晴らしくコアな楽曲。説得力を増したその曲には、変わらない真意が乗る。UVERworldの未来には光しかない。そう確信させられた瞬間だった。

「在るべき形」で締め括られたこの日は、間違いなく、この時点で一番熱いライヴであり、世界一熱い場所だったと言えるだろう。しかし、彼らはもう今頃、きっとこの日の一番はとっくに超えている。そう。常に一番を更新し続ける彼らは、次の日にはもうその一番を塗り替え、最新の一番を生きているのだ。ゆえに、TAKUYA∞がライヴごとに毎回叫ぶ「一番いいライヴにしてやっからさ!」という言葉は嘘ではない。 常に最高と最強で在り続けるUVERworldが在るべき形。それは、常に嘘のない今の連続なのだろう。

この先も限界を突破し続ける彼らを、Crewと共にずっと見守り続けていられたら、そう思う。

写真/鳥居洋介 文/武市尚子



<セットリスト>
1.7th Trigger
2.DECIDED
3.LIMITLESS
4.WE ARE GO
5.ODD FUTURE
6.GOOD and EVIL
7.シリウス
8.浮世CROSSING
9.SHAMROCK
10.シャカビーチ~Laka Laka La~
11.ENERGY
12.Forever Young feat.UVERworld
13.君の好きなうた
14.SHOUT LOVE
15.Ø choir
16.Massive
17.I LOVE THE WORLD
18.EDENへ
19.Q.E.D.
20.ナノ・セカンド
21.PRAYING RUN
22.零HERE〜SE〜
23.IMPACT
24.在るべき形

UVERworldオフィシャルサイト:http://www.uverworld.com/


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