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  • 2014.04.02

【インタビュー・前編】cinema staff 『進撃の巨人』で話題のロックバンド ニューアルバムで見せる僕らの道筋

2013年、アニメ『進撃の巨人』の後期エンディングテーマ曲を手掛け、幅広い層にその名を浸透させたcinema staff。そのテーマ曲「great escape」も収録されたニューアルバム『Drums,Bass,2(to)Guitars』は、音や勢いなどバンド感を前面に出した1作に仕上がった。「great escape」=cinema staffというイメージを払拭するような楽曲群の数々からは、彼らのいろいろな側面が垣間見れる。そんなアルバムに込めた想いや、彼らのターニングポイントともなった「great escape」がバンドに与えた影響力などを聞いてみた。

文/飯島健一

「great escape」がバンドにもたらしたものとは?

――昨年は、TVアニメ『進撃の巨人』の後期エンディングテーマ「great escape」で大きな注目を集めましたが、そのリアクションが、バンドのモチベーションや楽曲制作に影響を与えたりしてるんでしょうか?

三島 そうですね、やっぱり影響はありました。意識の問題なんですけど、今までより帯を締め直すというか……「great escape」をきっかけに、僕らのような畑の音楽を知らない人にも認知されただけに、ショーマンシップ的に“ちゃんとライヴをやらないとな”とより思うようになりました。プロ意識が高まるところがありましたね。
 TVアニメ『進撃の巨人』関係のイベントにいくつか出させていただいて、今までと違うお客さんにも観てもらう機会が増えたので、そういう所でどう闘うかっていうのは、すごく考えるようになりましたね。
飯田 普段からライブハウスに通っているわけではない方にも、自分達があそこまで受け入れてもらえるとは思ってなかったです。まだ僕らのことを新たに好きになってくれる、聴いてくれる人ってもっとたくさんいるんじゃないかなとか、考えました。
久野 それくらい「great escape」という曲は、大事な曲になりましたね。アニメの世界観にマッチしたものを書き下ろしで作れたのは、僕らにとっても自信に繋がりました。

――そんな「great escape」も収録したメジャー2ndフルアルバム『Drums,Bass,2(to)Guitars』が完成しました。構想、制作はどのくらいのタイミングで?

三島 “「great~」から、あまり空けずに出したいよね”って話はしていたので、ジワジワ曲は作ろうかなくらいの気持ちはあったんですけど。具体的に動いたのは、昨年の10月くらいからで、事実上3~4か月でダッと作った感じですね。だからはっきりした構想は、特には無かったですね。前のアルバム『望郷』が結構コンセプチュアルというか、メッセージが中心にあって音があるという感じだったんですけど、今回はそれと同じようなレベルの明確なメッセージが無くて。それだったらバンドで音をバッと出して、そのまま形にするほうが、今のcinema staffのテンションなんじゃないかって話をメンバーとしまして。

――確かにバンド感が強く出た作品に仕上がっていますよね。でも直情的なだけじゃなく、しっとりした曲なんかもあって、とてもバラエティにも富んでますよね。

 やっぱり「great escape」のイメージがすごくついたと思うので、僕らには。だから逆にそのイメージじゃない、もっといろいろできるよっていう感じを出せたらなっていうのは意識していましたね。

――三島さんが手掛ける歌詞も、キャラクターが感じられるというか、人間臭さが出てますよね。

飯田 今回のアルバムの歌詞は、僕らがバンドをやってきたこととか、これからもバンドをやっていくんだっていう、今までの経験が言葉になっているんです。そういう意味では『望郷』とはまた違う、深みのあるアルバムになったんじゃないかなと思っています。

――バンドの勢いをそのまま封じ込めるという制作スタイルだった分、精神的な部分=メンバーの想いもリアルに出てきたと。

飯田 はい、それが逆に良かったんだと思いますね。歌い方自体も、今まで経験したり、学んだりしたものが出せたと思うので。まさに僕らの道筋みたいなものが見えるアルバムになったと思いますね。
久野 あと今回は、ライヴで演奏していて楽しい曲にしたいっていうのもあって。今までだと、ライヴでは再現できなさそうなことをやるのが楽しかったんですけど、今回はライヴでやったら気持ちいいだろうなとか、そういう方を選択基準にしてた感じですね。

――すべてが勢い任せじゃなく、着地点もイメージしながら作れていたんですね。

久野 はい。だから結果的に、聴きやすい感じにはなっているんじゃないかなと思ってます。

インタビュー後編はこちら

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