• ミュージック
  • 【ライヴレポ】乃木坂46、3万人を幸せにしたツアー最終日 新センター生田絵梨花の登場に大感動
CONTENTS
Home
  • ニュース
  • 2014.08.31

【ライヴレポ】乃木坂46、3万人を幸せにしたツアー最終日 新センター生田絵梨花の登場に大感動

夏の終わり。雲は多いが晴天。ほど良い気温に涼しい風。30日、東京・明治神宮球場は乃木坂46のライヴに似つかわしい夕刻となっていた。全国ツアー「真夏の全国ツアー2014」のファイナル。そして、結成3周年。

選抜メンバーがバックスクリーン前のメインステージに階段の上から登場して、白石麻衣が「みんな準備はできてますかー!」と叫ぶ。2人、3人……と階段を降りて「夏のFree&Easy」。拳を突き上げて片足ずつ跳ね上げる。軽やかでさわやかで汗っぽくない、乃木坂46らしい夏ソングで幕を開けた。

花道を歩いて、歓声で沸き立つアリーナの中央のステージに移り、「晴れたねー。思い切り飛ばしていくぞー!」(生駒里奈)、「幸せになって帰るぞ!」(西野七瀬)と、メンバーたちも高まりを見せる。ステージの下からアンダー組も駆け上がって「ロマンスのスタート」。広いアリーナに十字型に組まれた花道のあちこちに散らばって歌う。序盤はポップなナンバーを続けた。

1曲ごとに生駒らが「もっともっと!」「暴れていきましょう!」と盛んに煽る。「ロマンティックいか焼き」では2人ずつ腕を合わせていかの形を作ったりと、楽しくて気持ちいい。そして、バックスクリーンに大きく映る笑顔のメンバーたちに「みんなきれいだな……」と、改めて美形ぞろいを実感した。

MC中にはオープニングに続き、10thシングルでセンターになる生田絵梨花が、悪の組織に拉致されている映像が流れた。メンバーたちが「ツアー初日からあの状態」「何とか助けないと」と話していると、高山一実が「心配ございません。いくちゃんに代わり高山がセンターになることが決定しました。グループ名も高山46になります」としゃしゃり出る。「それでは聴いてください」と振りを始めるが、曲はもちろん流れない。

そんな茶番も挟みつつ、次のブロックは染みる曲が続く。泣いてる“君”を見守る「何もできずにそばにいる」には気持ちが込められ、ノリだけでない温かい拍手が起きた。ミディアムバラード「失いたくないから」を歌うと、ちょうど空に雲が広がり、夏の終わりを感じさせた。乃木坂46ならではの楽曲の良さが光る。

オルゴールのイントロから、生駒+星野みなみ+生田のユニット曲「ここじゃないどこか」も披露されたが、生駒、星野のソロパートに続いて歌い出したのは高山。場内から笑いが漏れる。高山は間奏中に「いくちゃんが出てくると思った皆さん、ごめんなさい。でも、私に素敵な夏の思い出をありがとう!」と上機嫌で語っていた。

その生田の拉致映像がまたMC中に流れ、悪の組織から彼女を解放するために「制限時間内にカラーボール1000個にサインして客席に投げ入れる」ことが課題に出された。「人間という楽器」が流れている間に、花道やベンチの上からサインを書いては投げ込むメンバーたち。曲が終わりボールは残っていたが、♪ラララ~とアカペラで歌って繋げている間に何とかクリア。拘束を解かれた生田がヘリコプターに乗り込む姿が映像に流れる。

ライヴ中盤になり、神宮球場の上空をヘリが通過。そこから降りてきた(?)生田が、ついにステージに現れた。学業のための休業明け。その後ろに選抜メンバーが続き、生田センターの10thシングル「何度目の青空か?」が披露された。静けさの中に凛々しさが漂う、生田のイメージにもピッタリな曲だ。
「ただいま。無事に戻ってくることができました」とあいさつすると、客席から「おかえりー!」と一斉に声が飛ぶ。
「今回センターをやらせていただきますが、皆さんの反応が不安でした。でも、温かさを感じています。今はセンターとして何もできなくて申し訳なくて、もっともっと頑張らなきゃという気持ちですが、またみんなと精一杯歩いていきたいです」
涙を見せた生田はこの後、バラード曲「心の扉」でピアノの演奏も。天才肌の彼女が加わると、乃木坂46にまた厚みが加わる。

いつの間にか夜の帳が降りて、辺りはまっ暗になっていた。3万人の観客が振る色とりどりのサイリウムが映える。後半は<扇風機に向かってあああって言いたくなる>と歌う「扇風機」で、「あああ!」の絶叫でコール&レスポンスが起こるなど、盛り上がりは加速。一方で、胸に刺さるメッセージソングも畳み込んだ。<悲しむのなら後でもいい 立ち止まるな振り返るな>という「その先の出口」、<涙こぼしても君は王者なんだ>という「無口なライオン」……。それをまっ白なセーラー服衣装で、スカートを翻すステップで歌ったり。

さらに「でこぴん」では白石、高山、松村沙友理、秋元真夏が艶やかな浴衣で登場。“浴衣美人? 私のうなじ 見てほしい”(白石)など、それぞれが詠んだ俳句も紹介されたが、特に白石は息を呑んで見とれてしまうほどだった。続く「吐息のメソッド」では全員が浴衣姿で並び、麗しさは壮観のひとこと。なんて良い夏だろう。

かと思えば、白石や生駒らがスクリーンで影と戦うアクションや、秋元が「ずっきゅんと間違えて」で火薬がドーンと爆発する特効から、ダイナミックな振りの「世界で一番孤独なLOVER」、レーザー光線が飛び交う中での「制服のマネキン」は鳥肌ものの迫力。清く、華やかで、凛々しく。気づいたら乃木坂46という美しい宇宙に、すっかり引き込まれていたライヴだった。

松村、高山、若月佑美が花道を走って先導した3万人のサイリウムウェーブもあり、本編ラストは神曲「君の名は希望」。歌詞がバックスクリーンに流れ、何度も聴いた曲なのにワンフレーズごとに泣きそうになる。<こんなに誰かを恋しくなる自分がいたなんて>に、少なくともあの瞬間は、場内の誰もが歌っている乃木坂46を投影したはず。曲中、メインステージ上空に460発の花火が打ち上げられた。乃木坂46との幸せな時間。終わりゆく夏の最高の思い出がそこにあった。

文/斉藤貴志

関連リンク

公式サイト
RECOMMEND

【インタビュー】乃木坂46 私を変えてくれた大切な場所 一歩ずつ登り始めた大人の階段

夏の終わり。雲は多いが晴天。ほど良い気温に涼しい風。30日、東京・明治神宮球場は乃木坂46のライヴに似つかわしい夕刻となっていた。全国ツアー「真夏の全国ツアー2014」のファイナル。そして、結成3周年。選抜メンバーがバックスクリーン前のメインステージに階段の上 . . . 続きを読む

乃木坂46・秋元真夏の得意な手作り料理BEST3

夏の終わり。雲は多いが晴天。ほど良い気温に涼しい風。30日、東京・明治神宮球場は乃木坂46のライヴに似つかわしい夕刻となっていた。全国ツアー「真夏の全国ツアー2014」のファイナル。そして、結成3周年。選抜メンバーがバックスクリーン前のメインステージに階段の上 . . . 続きを読む

乃木坂46・若月佑美のお気に入り番組(動画)BEST3

夏の終わり。雲は多いが晴天。ほど良い気温に涼しい風。30日、東京・明治神宮球場は乃木坂46のライヴに似つかわしい夕刻となっていた。全国ツアー「真夏の全国ツアー2014」のファイナル。そして、結成3周年。選抜メンバーがバックスクリーン前のメインステージに階段の上 . . . 続きを読む

CONTENTS

あなたへオススメの記事

注目記事

アクセスランキング

AdSense