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  • 2014.08.19

【ライヴレポ】UVERworld vs LAID BACK OCEAN、2マンライヴで火花 盟友同士がみせた真剣勝負

盟友同士がみせた真剣勝負は、希有な光景を生み出した。UVERworldとLAID BACK OCEAN(以下LBO)。この両バンドは、以前から親交を深めてきた関係性にある。特に、フロントマン同士であるTAKUYA∞とYAFUMIについては日頃からリスペクトしあう仲であり、音楽に対しての真摯な想いを同じくする、まさに同志であることがそれぞれのバンドのファンの間で良く知られている。

よって、この2バンドが対バンをするのは何も今に始まったことではないが、このたび18日、恵比寿リキッドルームにて開催された「世界と海のコントラスト」は、それでもかなり異例のライヴだったらしい。なんでも、初夏から続いていたツアーを7月末に終えたあと、20日から早くも次の「Ø CHOIR TOUR 2014-2015 」を始めることになっているUVERworldと、7月に久々のワンマンを成功させたばかりのLAID BACK OCEANが、「もっとライヴをしたい!」というその一心で意気投合し、スケジュールをすり合わせたうえで急遽決まったものだったというのだ。

■ピアノロックバンド・LAID BACK OCEANが放つ変幻自在で躍動的なサウンド

「旅に出かける準備は、出来ていますか?」 
開演前から熱気を帯びていた客席フロアに向け、まず最初にこう切り出したのはLBOのYAFUMI。そして、この夜の1曲目に選ばれていたのは軽やかで伸びやかな響きが心地よい「wataridori」だった。

ピアノロックバンドを標榜する彼らのサウンドは、とにかく変幻自在で躍動的なものになる。紅一点のピアニスト・YUKAが鮮やかな指さばきで各曲を色付けしていく一方、精緻なカッティングを軸としたギターワークでそこに寄り添うKAZUKI、ソウルフルなフィンガリングベースを聴かせるKYOHEI、タイトにして頼もしいドラムプレイでバンドの屋台骨を支えるSEIJIがしっかりとボランチ的役割を果たすのだ。もちろん、そうやって頑強に構築されたサウンドの上でエモーショナルなヴォーカリゼイションを聴かせるYAFUMIの存在感も、ワン&オンリーな個性で観る者を問答無用に魅了していく。

グルーヴィーな「イマワノ_ラヴ」ではダンサブルに、革新的な「PUNK」では前衛的に、バラードの「しんぱいきのう」では沁みいるように。限られた時間の中で幾つもの側面をみせてくれるLBOというバンドには、無限の可能性を感じることが出来るが、中でも後半で披露された代表曲「カップラーメンジェネレーション」のキャッチーさには鉄板という言葉がよく似合った。

季節によって、時間によって、場所によって、その色を変えて行く海のように。きっと彼らはこれからも、わたしたちに様々な表情を見せ続けてくれるに違いない。

■UVERworldが叩きつけたのは圧倒的で一切の隙がないバイブス

「日本で一番熱い場所を作ろうぜ!」
満員御礼な中で、もはやスチームサウナ状態となっている場内に向け、ここでさらなるゲキを飛ばしたのはUVERworldのTAKUYA∞だ。2日後に始まる「Ø CHOIR TOUR 2014-2015 」を前に、アイドリングどころか完全にフルスロットルなコンディションで臨んできた彼らのライヴアクトは、最新アルバム『Ø CHOIR』に収録されている「ナノ・セカンド」からスタート。

曲の途中にメンバー全員が揃って情熱的なパーカッションプレイをみせる「Wizard CLUB」といい、これまた全員のコーラスが大事な要素として活きている「Don’t Think.Feel」といい、6人のメンバーが団結して放つバイブスは圧倒的で一切の隙がない。かと思うと、「ENOUGH-1」においては音源同様にアボリジニの民族楽器・ディジュリドゥがゲストミュージシャン(ちなみに、この方はインディアンにして信人の飲み友達)によって演奏される一幕もあり、このライヴではUVERworldの懐の深さをあらためて感じてしまった次第である。

キレキレな真太郎のドラミングに痺れた「7th trigger」、信人とTAKUYA∞によるオチが秀逸だった「誰が言った」、克哉がレアなIT楽器KITARAを駆使していた「別世界」、誠果のパワフルなサックスフレーズが光り輝いた「KINJITO」、彰のエッジーなギターフレーズがダイナミックにハジけた「IMPACT」…。どの曲からも強いエナジーは感じられ、TAKUYA∞が歌い上げた「Ø CHOIR」からは、ことさらの輝かしさと深い説得力を感じることが出来た。

題して、「世界と海のコントラスト」。この盟友同士による熱き共演に立ち会うことが許されたわずか1000人弱の人々は、非常に幸運だったというほかない。

文/杉江由紀
写真/MASA(UVERworld)田中聖太郎(LAID BACK OCEAN)

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