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  • 2017.02.08

【インタビュー】中村倫也 “遊び”の演技を楽しむ“福田組あるある” 「気を抜いたら死ぬって思っています(笑)」

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脚本・演出を手掛ける福田雄一ワールドが炸裂し、何かと話題を呼んでいるドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)。ドラマの中でムロツヨシ演じる小池刑事と絶妙な掛け合いを見せている刈野刑事を演じている中村倫也にインタビューを敢行。福田監督の言葉を借りれば、いわゆる“おふざけ担当”を担う福田作品には欠かせない役どころ。いろいろな役を演じてきた個性派俳優の彼が、今回はどんな心境で挑んでいるのかを直撃した。

文/松木智恵

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天然炸裂のおバカ刑事を熱演中!おもしろポジションに「怖がりながらも一生懸命」

saenai01――ドラマすごくおもしろいですね!
中村 ありがとうございます!嬉しいです。
――中村さん演じる刈野のキレのある動きも楽しいです。特にテンションが上がった時の飛び跳ねるような動きなど。
中村 あれは自分の中では一回ビヨ~ンっと飛んで地面にぶつかって、そのままバネのようにまた起きてきた、みたいなイメージなんです。ほら子供ってはしゃぐとジャンプしちゃうことが多いじゃないですか。刈野も子供のような部分が強いと思っているので、そこを表してみました。
――刈野はその子供ながらの純粋な気持ちで、ムロツヨシさん演じる小池刑事を尊敬している?
中村 というか、もう尊敬って言葉が当てはまるのかどうかすら怪しい気がしますね。確かに刈野は小池さんの太鼓持ち的な人ではありますけど、多分、一度寝たらもう自分が彼のどんなところにすごいって言ったのかを忘れていると思うんです。それよりも“あ、大福食べたいな”とかって気持ちの方が勝っちゃうタイプのような気がする(笑)。そして小池さんも刈野と同じくらい、バカですから(笑)。コンビって普通はどっちかが正論を言って突っ込むことが多いけど、このふたりはどっちも正論じゃない。むしろ延々とズレ続けるコンビ。それが演じていて、とても楽しいですね。
――どこまでが台本通りのセリフで、どこからがアドリブなのかも気になります。
中村 オンエア上では大体6割がセリフ、4割がアドリブじゃないかな。撮影では台本に書かれたことを全て行った後、カットがかかるまで自由に演じる“遊び”の演技が発生することがあるんです。普通の現場では大抵そこは編集でバッサリ切られるんですけど、この現場では、ものすごい使われるんですよね(笑)。……っていうか、監督がなかなかカットをかけてくれない(笑)!これは“福田組あるある”でもあるんですけど、福田(雄一)さんは、演者が自分の描いたものや想像を超えて来ないと「おもしろい」って言わない方なんです。こっちもそれがわかっているのでカットがかかるまで必死というか、やり続けるしかないというか。
――なかなか気を抜けないですね。
中村 むしろ気を抜いたら死ぬって思っています(笑)。現場自体はとても温かい雰囲気が充満しているんですけど、本番の瞬間はものすごく真剣です。特にムロさんと僕や(佐藤)二朗さん、(賀来)賢人は“現れたらなんかおもしろいことをやってくれそう”と期待されているポジションなので。みんな同様に怖がりながらも一生懸命にやっていると思います。

ぶっつけ本番の演技で汗だくに!?「福田さんの笑い声が聞こえてくると不思議と嬉しい」

saenai02――堤真一さんと二朗さんのシーンはテスト無しで本番をされているそうですね?
中村 そうです。でも最近、気付いたらムロさんと僕もそうなっているんですよ。普通じゃありえないですけどね。でも福田監督、普通じゃないので(笑)。例えば2話で僕とムロさんがラーメンを食べながら路地で見張りをしていて、その奥に堤さんがいるっていうシーンがあったんですけど、本番中に後ろの堤さんが通行人のおばあさんに「なんか撮影やってんの?」って話しかけられちゃったらしいんです。堤さんはその時点で“あ、カットだな”と思ってすっかり気を抜いて僕らの後ろ姿を見ていたらしいんですけど、不思議な事にいつまでたってもカットがかからない……。そのまま僕らは何も知らずに最後までやり遂げて、それで結局「もう一回!」ですよ。おかしいでしょ!?(笑)。僕らが真面目にやっている後ろで堤さんがおばあちゃんと何かしゃべっているのを、「なんかおもしろい」って言ってヘラヘラ見ていたんでしょうね。「いや、すぐカットかけろよ!」って話なんですけども(笑)。あはははっ!そういう監督なんです。そういう人を楽しませるためにはやっぱり、懸命にもなりますよね。
――福田監督を笑わせてこその現場なんですね。
中村 福田さんに笑ってもらうために、みんな一生懸命やっているんじゃないかなって思う部分はありますね。僕も本番中に福田さんの笑い声が遠くから聞こえてくると“本番中だぞ!”と思いながらも(笑)、なんか不思議と嬉しいんです。もちろん“視聴者の方に楽しんでもらいたい”というのは大前提にありつつ、薄い壁を隔てた隣にいる監督が現場で笑ってくれると嬉しい。そういう意味でも、福田さんはちょっと特別な存在です。
――1月22日には福田監督とムロさん、中村さんの3人の誕生日会が開かれてもいました。
中村 まぁ真面目な話はほぼ、していないですけどね(笑)。でも言葉にしない感覚というか、雰囲気というか。そうした中で、それぞれに感じているものをまた再確認して次の現場に持ち寄ることができた機会になったかなとは思います。
――昨年の12月24日で30歳になられましたが、心境の変化はありますか?
中村 いやぁ…ついこの間も「何歳ですか?」って聞かれて「え~っと……31だっけ?いや30ですね」みたいな返答をしまして(笑)。あんまり30歳っていう認識が無いんですよね。そもそも数字や区切りというものに頓着がないんだと思います。それよりもこれまでの経験が蓄積して太い轍になっていくのを、きちんと感じていたいというか。むしろ昔の方が“この歳になったから、これはこう!”って決めていたかもしれない。でもそういうものも川の石みたいに、やがて角が取れていくものでして。今は死ぬ直前にも「うんち」とか言って笑っていられるような(笑)、そんな人でいたいと思っています。
――このドラマでの中村さんのコメディアンぶりも益々、楽しみです。
中村 5話(2月11日放送)では僕とムロさんが何故か汗だくになっているので、そこにぜひ注目していただければ。汗をかく流れなんて一切台本に無かったはずなんですけど、気付けば“なんで俺、こんなにゼーゼー言っているんだろう!?”っていうくらいになっているので。それもぜひ、お楽しみに(笑)。

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