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  • 2016.09.28

【インタビュー】河村隆一 神秘的な“時”に想いを馳せる ありのままの歌声を込めた音楽!

2017年にソロ活動20周年を迎える河村隆一が、9月28日にニューアルバム『Colors of time』をリリースした。ただただ音楽を楽しもうと、自身のありのままの歌声を残したという今作。その想いは、取材での言葉の節々や姿勢からも伝わってきた。46年という時を重ねてきたからこそ辿り着いた唯一無二の音楽に、きっとあなたの心は奪われるだろう。また最後には、多忙であった夏の思い出を振り返ってもらうと彼らしいエピソードが。等身大の河村隆一が垣間見られるインタビューをどうぞ。

文/大前多恵

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カッコつけるのをやめた、ありのままを残した歌声は必聴!

――今作は、ニューウェーブ感漂うメロディ、コード感の美しさが心地良い大人のロックアルバムに仕上がっていますね。
河村 今回は上半身であるギター、ピアノ、キーボードは美しく、下半身であるドラム、ベースはちょっとロックに、と考えていました。デモ段階からスタジオにエンジニアの方をお招きして、80年代の音楽のイメージ……例えば(デヴィッド・)ボウイとか、いろんなアーティストの作品を聴いたり、サウンドを試したりして。ボウイがドラムンベースを取り入れて、ちょっとリズミカルなジャンルに挑んでいた時期があったんですね。僕は僕で、何かそういった新しいものを生み出せないかな?と思いながら作り始めた作品です。
――前作『Magic Hour』は晩年のご自身に贈る、というテーマがありましたが、今回は等身大の作品という印象です。
河村 うん、そうですね。今回はすべてにおいて“頑張るのをやめて、ただ音楽を楽しもう”と思って。さらに言うと、“カッコつけるのをやめよう”と。“上手く聴かせよう”というような意識からは離れた歌を歌いたかった。今回は、作詞込みで1日4曲も歌ったりしていましたからね。
――すごいペースですね! 
河村 スタジオに12時くらいに行って、3時くらいまでに4曲書き、8時半くらいまでで歌を録って完パケして帰る、みたいな(笑)。今回、歌周りは3日で作り終えていますから。並行して制作していたTourbillon(RYUICHIと共にLUNA SEAのINORAN、H.Hayamaからなるユニット)が4日間、ソロが3日、同時期に全部で21曲も歌ったんですよ。ほぼ一発録りで、コーラスもフィーリングで行けそうなところはもう、バーッと歌ってしまって。今は、携帯電話で撮った写真を後で修正できるソフトがありますよね?でも、そういうことをあまりやりたくなかったんです。ありのままを残しておけば、5年後、10年後に聴いても、“ああ、46歳の自分はこういう音楽を作ったんだ”と思えるかな?って。それでも個性は絶対出るし、人によってはパッと聴いただけで“あ、隆一の歌だ”とわかってくれると思うから。それ以上演出する必要はないのかな?と思いましたね。
――アルバムタイトルにもなった「Colors of time」は、荘厳な大曲ですね。
河村 これは2年前からある曲で、機械式時計のパテックフィリップというブランドの175周年のイベントで、プレゼントとして歌わせてもらった曲なんですよ。現地のチェアマンである会長、社長もいらしていたので英詞なんですけど、“日本のイベントだ”という印象が残れば……と思い、篠笛を入れています。チーン、チーンと鳴っているのはミニッツリピーターと言って、時を刻んでいるのを鐘の数で教えてくれる、時計の機構なんですね。世界のミニッツリピーターの中でも、パテックのものが一番美しいと言われていて、その素晴らしい音をサンプリングして、今回は楽曲として完成させました。
――機械式時計は以前からお好きだと伺っていますが、一体何が隆一さんを惹きつけるのでしょうか?
河村 やっぱり音楽もBPMに縛られているし、何分何秒という曲の長さ、ライヴが何時に開演・終演するのかとか、僕らはすべてにおいて時間の中で生かされていて。時間とは星の位置であり、宇宙を指しているんですよね。だから、時計の歯車の中に宇宙があるし、手巻きの時計だと特に、朝自分で命を吹き込んで、ゼンマイが解けるまでその時を刻んでいるというのが、アナログですごくいいな、とも思って。太陽の位置で時間がわかる日時計から始まって、近似差や閏年の周期など、天文学の発達で様々なことが決まっていったわけですけど。すべての自然界、宇宙のバイオリズムは、時計という小さなケースの中に入っているんだと思ったら、“神秘的だな”と僕は感じるんです。

夏の思い出はジム通い!?規則正しい生活の成果とは?

――ロマンティックですよね。この曲名をアルバム名にしよう、と思われたのは?
河村 ジャケット写真が先に決まっていて、タイトルをどうしようか悩んでいたんですけど、「Colors of time」も合うなとふと思って。今作には、歌詞の世界に雨がよく出てくるんですよ。決して悲しみの雨ではなくて、恵みの雨だったり、自分に何かを気付かせるために降っている雨だったり。リード曲「Longing for」の歌詞では、雨の中を傘もなく砂浜を歩いていくわけですけど、まだ知らない世界があって、憧れていた場所を見ているんですよね。そこにはいつも光が差していて。<そして キミがいた>の“キミ”は、実は、自分自身なんですよ。雨に濡れていることを実は選んでいる自分がいる、と。自分が境界を作っているだけで、実はこの世界は繋がっている。それを自分自身でもわかっていたんじゃない?という……そんな曲だったりとか。いろんな雨がこの作品には出てくるし、その雨にはいろんな色があっていいかな、と。森に降る雨はエメラルドみたいな緑色かもしれないし、砂浜の雨はインディゴなブルーかもしれない。そういう意味でも「Colors of time」というタイトルは似合うかな、と思って付けたんです。
――美しく抒情的なタイトルですね。では最後に、Tourbillonの活動と並行してレコーディングされるなど、多忙な夏を過ごされたと思うのですが、プライベートで楽しめる時間はありましたか?
河村 6月の頭くらいから、週に3~5回のペースでジムに通っているんですね。ものすごく苦しみますけど、シャワーを浴びたら元気!みたいな(笑)。すごく楽しいですよ。ジムに通って、朝早く起きて夜早く寝て、そういう規則正しい生活をするようになってからは、以前よりもさらに元気になった気がしますね。

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