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  • 2016.07.19

【ライヴレポ】DISH//“奇跡”の55曲ライヴで完全燃焼!横浜スタジアムに繋がる“夢旅”は止まらない

これまでも、DISH//にはさんざん驚かされてきた。だが、“結成5周年記念5大企画”の第1弾として、18日に東京・日比谷野外大音楽堂で行なわれた『Juke DISH// Box ~奇跡の全55曲!! オール再生!! in 東西野音~』で、彼らの底力とポテンシャルを思い知ることとなった。

今回のライヴは、インディーズデビュー曲「It’s alright」から最新シングル「HIGH-VOLTAGE DANCER」まで、持ち曲55曲すべてを披露するというもの。全員が歌にダンスに演奏にと、ひとり何役もこなす彼らの場合、この時点で相当ハードルが高い。しかも、この日の東京は真夏日で、じっとしているだけでもぐったりしてしまうほどの暑さ。今回の試練は、だいぶ手強い。

まずは、客席後方から通路を通ってステージに向かうという登場で3000人以上のスラッシャー(ファンの呼称)の意表を突いた彼ら。円陣を組んだ後に「俺たちDISH//!」と高らかに宣言。注目の1曲目は、TAKUMIが歌とギターを、MASAKIがメインギターを、RYUJIがベースを、To-iがターンテーブルを担当するバンド体制での「晴れるYA!」だ。「Running Road」まで4曲、歌も演奏もパフォーマンスも4人が全力投球なら、スラッシャーもコールにジャンプにクラップに全力投球。ペース配分なんておかまいなし、リミッターは最初から解除されてしまっているようだ。

お馴染みの自己紹介に続き、「僕らはダンスロックバンドとして活動してきましたが、5年経って、ついに本物のダンスロックバンドになりました!」とTAKUMIが前置きすると……これまでダミーの弦楽器を持ちながら歌ってダンスはしてきた彼らだが、最新シングル「HIGH-VOLTAGE DANCER」からは、なんとバンド演奏しながらダンスをするというまさかのスゴ技を披露。ターンしたり複雑なステップを踏みながら、歌と演奏も手を抜けないという状況に、「It’s alright」でメインボーカルのTAKUMIが「あ゛ー!!」と言葉にならないうめき!?を上げると、To-iが「大丈夫だ、TAKUMI!」と励まし、MASAKIも力強く歌声を重ね、RYUJIはお立ち台に登って笑顔でスラッシャーを煽るなど、さすがのチームワークを発揮。そんな4人の姿に火が点いたスラッシャーが大きなコールを送った「TENKOUSEI」では、TAKUMIのギターソロ、RYUJIのスラップソロ、To-iのターンテーブルソロ、MASAKIのギターソロでも魅せて、「I Can Hear」まで“ダンスロックバンド”の真髄をとことん示してくれたのである。

この時点で「ヤバい!」を連発していた4人だが、“夏の10曲”では、歌とダンスでどんどん熱量を上げていく。TAKUMIが歌いかけると「イエ~ィ!!」とMASAKIが叫んだ「イエ~ィ!!☆夏休み」。放水銃で客席に恵みの雨を降らせたり、客席通路で歌うなどスラッシャーをますます沸かせた「W-B-C “若人Baseball Classic”」。自分たちのリアルな心境もシンクロさせながら!?遊び心を炸裂させた「マジで無理~SUPERムチャブラレターズ~」。あまりの暑さに普段と違うアレンジがきいちゃった自己紹介ソング「We Are DISH//」。メンバーもスラッシャーも踊り倒した「Shall We Dance????」。楽しいが止まらない。

改めて4人それぞれの個性や表現の幅広さ、柔軟性を痛感したそれぞれのソロ、デュオコーナーを経て、通路のお立ち台や客席センターのサブステージも使いながら、今春行なわれたホールツアー“D//RedBlue”で人気だった10曲へ。少しずつ暮れてきた空高くへ歌声と願いを響かせた「夢旅」。歌もダンスもグっと大人色で彩ったR&Bナンバー「THE PHANTOM」「LOL」。メンバーもスラッシャーもぶんぶんタオルを回して昂ぶった「俺たちルーキーズ」「東京VIBRATION」。RYUJIがMASAKIを抱っこした「ギブミーチョコレート!」。曲終わりでTAKUMIが「飛ばしすぎた……」と漏らすほど、4人がつい爆発的にはっちゃけた「いつかはメリークリスマス」。さらに飛ばして、皿も飛ばしてしまった「ザ・ディッシュ~とまらない青春 食欲編~」。限界突破したのか、とんでもないテンションだ。

To-iが実はMASAKIやTAKUMIよりも先に運転免許を取得していたことを告白、「俺の助手席、いつでも空いているぜ」という言葉に大歓声が上がったMCを挟み、アンプラグドコーナーへ。To-iのピアノに重なっていく、RYUJIのアップライトベース、TAKUMIのギター。「このコーナーが一番不安」(RYUJI)、「みんなの前でアンプラグドでライヴができるとは思わなかった」(TAKUMI)と言っていたが、ちょうど日没のタイミングに聴けた「暮れゆく空の彼方に」に始まって「君がいないと」まで、心のこもった演奏と歌は、実に感動的であった。向上心と挑戦心を失わない彼らは、本当にすごい。

「トワイライト」からは、再びバンド演奏へ。ハンドマイクを手に全身全霊で歌うTAKUMI、DJブースでまだまだ高くジャンプするTo-i、ステージ左右のお立ち台で客席を見渡すMASAKI&RYUJIの姿に、スラッシャーがすさまじいボリュームでコールした「皿に走れ!!!!」。スラッシャーそれぞれが好きなメンバーの名前を叫んだ「GRAND HAPPY」。完走直前、ただでさえエモーショナルなのに一体感に余計に胸がアツくなった「FLAME」。そして、55曲目はこの日一番のシンガロングに包まれた「変顔でバイバイ!!」。向き合ってギターを弾くTAKUMIとMASAKI。笑顔のRYUJIとTo-i。MASAKIが「ありがとう!スラッシャー大好きだ!」と叫び、TAKUMIは「ぐちゃぐちゃだったかもしれないけど、今ある僕らのすべてを出せたんじゃないかと思います」と語り、手を繋ぎ生声で「ありがとう!」と感謝を口にしたメンバー。その顔は、実に清々しかった。

この5年で精神力を鍛え結束力を強めたDISH//は、やはりタダモノじゃない。来年頭の東京・日本武道館公演では三味線にチャレンジするということだが、きっとこちらの予想を超えた驚きをもたらしてくれるだろう。

ちなみに、オープニング映像でそれぞれにとっての5年間を問われ、RYUJIは「青春」、To-iは「成長」、MASAKIは「身体の一部」、TAKUMIは「通過点」と答えた。その言葉たちにつくづく納得したこの日のライヴを経て、また一歩近づくことができた、神奈川・横浜スタジアム。“夢旅”を続ける彼らの進化は止まらない。

文/杉江優花

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<セットリスト>
01.晴れるYA!
02.Never stop now!
03.FREAK SHOW
04.Running Road
05.HIGH-VOLTAGE DANCER
06.It’s alright
07.踊らにゃソン!Song!
08.TENKOUSEI
09.I Can Hear
10.イエ~ィ!!☆夏休み
11.W-B-C “若人Baseball Classic”
12.KLAP
13.恋するSPY
14.マジで無理~SUPERムチャブラレターズ~
15.こくっちゃえっつーの!
16.ハングリー狂詩曲
17.We Are DISH//
18.クイズ!恋するキンコンカン!
19.Shall We Dance????
20.かっとびバリバリーゼント
21.HipPopCorn
22.ラブソングなんて似合わない
23.こんな僕に舞い降りた魔法
24.俺のアモール
25.言えやしないよ…
26.Dr. Please!!
27.Pa Pa Pa パンティー!
28.secReT love
29.春イチゴ
30.前へ
31.夢旅
32.THE PHANTOM
33.LOL
34.俺たちルーキーズ
35.東京VIBRATION
36.ピーターパンシンドローム
37.ギブミーチョコレート!
38.デート@ショッピングモール
39.いつかはメリークリスマス
40.ザ・ディッシュ~とまらない青春 食欲編~
41.暮れゆく空の彼方に
42.恵比寿物語~unplugged ver.~
43.サクラボシ
44.好きになってくれてありがとう
45.君がいないと
46.トワイライト
47.キット
48.birds
49.また明日。
50.虹のカケラ
51.皿に走れ!!!!
52.サイショの恋~モテたくて~
53.GRAND HAPPY
54.FLAME
55.変顔でバイバイ!!


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