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  • 2014.07.04

【インタビュー】ナット・ウェラー J-POPに影響された“イケメン”サラブレッド 憧れの地・日本でデビュー

10代のときに聴いたJ- POP、J- ROCKに衝撃を受け、シンガーになることを決意したというナット・ウェラーが憧れの日本でデビュー。フジテレビ系『ミューサタ』のEDテーマとしてオンエアされている「Burning in The light」を含む、6曲入りの1stミニアルバム『It Begins』を6月25日にリリースした。母国イギリスではモデル、DJとして活躍しているナットの父親は、あのポール・ウェラー。70年代後半はパンク&ニューウェーブの人気バンド、THE JAMの一員として活動し、80年代前半にはポップス、ソウル、R&Bを前面に出したユニット、ザ・スタイル・カウンシルのボーカル&ギタリストとして一世を風靡した人物。現在もソロアーティストとして活躍中だ。まさにイケメンのサラブレッドなのである。「音楽もファッションも食べものも、とにかく日本が大好き!」というナットに、記念すべきデビュー作について聞いた。

文/山本弘子

「GACKT、T.M.Revolution、the GazettE…日本のアーティストを観て、「これがやりたいことだ!」って思った」

——デビューミニアルバム『It Begins』はサウンドは最先端でクラブミュージックの要素が取り入れられているけれど、メロディは切なくて情緒的で日本的ですね。御自身はどんなアルバムにしたいと考えていたんですか?

ナット・ウェラー 全体的なメッセージとしてはあきらめないこと、ギブアップしないでほしい、自分自身に誠実であってほしいと伝えたかった。恋愛も仕事も人生すべてに集中して生きてほしいなって。“切ない”っていう言葉にピッタリくる英語はないんだけど、切なくてエレガントなサウンドとメロディにポジティブなメッセージを乗せているアルバムだと思います。僕はフレンチポップも好きなんだけど、キッカケは日本のバンド、MALICE MIZERを聴いたこと。彼らの書く曲はフレンチポップの影響を受けているから、日本経由でフランスの音楽に興味を持った。すごく面白いですね(笑)。

——日本の音楽、文化に影響を受けたということだけど、アーティストになりたいと思ったキッカケは?

ナット 初めて日本のアーティストのライヴを見たのは17~18歳のときで、パフォーマンスが劇的で情熱的で、衝撃を受けたんです。

——例えば、どんなアーティスト?

ナット ソーメニー!(笑)。GACKT、T.M.Revolution、the GazettE、Moi dix Mois(※モワディスモワ。活動停止中のMALICE MIZERのリーダーMana(G)が手がけるプロジェクト)…たくさん。YouTubeで見たり、日本に来たときにショップのBGMで流れている曲が気になったら、店員さんに聞いたりとか。最初はギタリストになりたかったんだけど、日本のアーティストを観て、「これが僕のやりたいことだ!」って思ったんです。

——ナットさんが育ったイギリスにもクールな音楽はたくさんあるのに、なぜ、日本の音楽にそんなに魅かれたんですか?

ナット J-POPやJ-ROCKがバラエティに富んでいるところ。欧米の場合はロックだったらロック、ポップスだったらポップスって分かれていてミックスさせないんです。でも日本の音楽は、バックトラックがヘヴィなのにギターのコードはフレンチポップっぽかったり、メロディは美しかったり、そういうミックスのさせ方が新鮮だった。

——今作の『It Begins』もまさにいろんな要素が混ざっていますね。

ナット ホントにその通り! さっき歌詞の話をしたけど、単なるポジティブなメッセージではなく、例え悪いことや悲しいことが起きたとしても、乗り越えることで学ぶことがある。そこで強い人間になれるっていう想いを込めているんです。生きていると、いろんな誘惑もあるけど、それも乗り越えなきゃって。

「父はジョークで、「この曲、ギターがいちばんいいね」って言ってた(笑)」

——日本語を混ぜて書いてるけれど、日本語の部分は特に伝えたかったこと?

ナット 大事なことはしっかり伝えたかったので、日本のファンの人が訳さなくても済むようにプロデューサーと相談して書きました。特に1曲目の「I LOVE YOU」は日本語で伝えたかった曲。書いたときはストレスが溜まってて落ち込んでいたんだけど、この曲を書いたことで負の感情が吐き出せて楽になった。自分にとって浄化作用のある曲かな。悲しい気持ちになったときは「Raining Girl」、ジムでトレーニングするときやパーティに行くときは「Burning in
The light」を聴くことが多い。

——リードトラック「Burning in The light」にはお父さんのポール・ウェラーがゲストギタリストで参加していますが、自分から頼んだんですか?

ナット 「お父さんに参加してもらったら?」って日本のスタッフに提案されたんだけど、父はフィーチャリングで参加しない人だし、家族の力を借りるみたいで最初は抵抗があったんです。でも、自分にとって特別なデビューアルバムだし、もう、こんな機会はないかもしれないと思ってキッチンにふたりでいるときに「どう?」って聞いてみたら「ふーん…OK」って(笑)。少したってから、「弾いといたから」ってソロトラックを送ってくれたんです(笑)。完成した曲を聴いたらジョークで、「この曲、ギターがいちばんいいね」って言ってた(笑)。

——(笑)いい話ですね。アルバムを聴いた日本のリスナーがどういう気持ちになってくれたら、ハッピーですか?

ナット ポジティブな気持ちになったり、気分が切り替えられたりとか、何か手助けになったらうれしいな。

——将来的には“J-POPやJ-ROCKを世界に伝えられる邦楽アーティストになりたい”ということですけど、これからやってみたいことは?

ナット 個人的にはシンガーとしてはもちろん、ギターやダンスなど自分自身をもっとスキルアップしたい。

——日本でライヴをやる予定は?

ナット 早くやりたい! もう待ちきれなくて日本のスタッフに毎日「いつライヴやるの?」ってプレッシャーかけてるんです(笑)。

——共演してみたい日本のアーティストは?

ナット 曲をコラボしてみたい。YOSHIKIさんとバラード作ってみたいし、安室奈美恵さんとダンスチューンで共演したいし、MIYAVIさんとロックチューンを作ってみたいです!

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