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  • 2016.03.30

【インタビュー】清水翔太 毒素があってこその自分らしさを表現 音楽への“誇り”を貫くための戦い

「(次のアルバムは)かなり変わるから、それを良しと思う人もいれば驚く人もいるだろうけど……今のほうが清水翔太だと思う」。そう前回のインタビューで清水翔太は語っていた。その言葉通り、今作では新たな清水翔太を感じることができるだろう。これまでを“優等生”と表現するなら、今回は“人間臭い”とでも言うのだろうか。キレイな部分を見せてきた彼が、毒の部分も出しているのだから。ただ、本人も言う通り、彼自身が以前と変わったのではなく、元々持っていたものをこのタイミングで出しただけなのである。同アルバムを発表するにあたって、「腹を括った」という新しい清水翔太をご堪能ください!

文/若松正子

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「清水翔太と付き合ったら絶対幸せになれる」は都市伝説!?

――昨年リリースのベスト盤を区切りに、これまでとは違うアプローチに挑戦したいと言っていましたが、アルバム『PROUD』はその言葉通り、まさに“有言実行”の仕上がりですね。
清水 これまでは、スタッフのみんなは自分のために頑張ってくれるわけだから、自分のやりたいことよりチームとして同じ方向に向かっていくことが大事だと思っていたんですね。今もその気持ちはあるけど、そこで出せないものもやっぱりあって。だから今回は自分の才能やセンス、自分にしかないものを100%発揮したアルバムを作りたかった。そのためには自分はもちろん、周りにも“腹を括ってもらう”必要があったけど、自分の音ってものをとことん追求した作品になったと思います。
――では“新しい”ものに挑戦したというよりは、元々あったけど出さなかった要素を出したという感覚?
清水 基本的にはそうでしょうね。作風が相当変わっているから、すごい変化したのかなって思われるかもしれないけど、僕自身は何も変わっていない。むしろ、このアルバムを出すためにこれまでの“清水翔太”があったんだと思うし、今までやってきたことがあるからこそ、ここに辿り着けたっていう感じです。
――そんな現在の清水さんの心境を色濃く感じさせるのはアルバムタイトル曲の「PROUD」。ここで描かれている“誇り”はアルバム全体のテーマでもある?
清水 そうですね。ここまで腹を括って振り切った作品を作るためには、自分の音楽を誇りに思う気持ちや覚悟がないとできない。その分、いいものを作ったっていう自負があるし、完成できたことで改めて自分の感覚を大事にすることが僕にとっての正解=誇りなんだなって思いました。でもそれは楽なことではなくて、自分を貫くためにはやっぱり戦う必要もある。このアルバムだって批判されるかもしれないし、ファンから失望されるかもしれないですからね。
――戦う=自分を貫くためにはキレイごとだけでは済まないと。そういう“毒”みたいなものも今作ではしっかり描かれていますね。
清水 毒がないとおもしろくないし、キレイなことばっかり考えている人なんて実際いないじゃないですか。僕だってそんなことないですから。
――ネットで「清水翔太さんと付き合ったら絶対幸せになれる」などと書かれたりもしてますが、そんなことはないんですか?!
清水 いや、そんなことないことないけど(笑)、ムカついたり傷つけてしまうことだってありますよ。今回はそういう男のダメなところもリアルに表現したかったんです。

プライベートは生活能力がゼロのダメ人間だった!?

――確かに、男女間の駆け引きを歌った「ANIMAL」なんかは、これまでにはなかった生々しい曲ですよね。
清水 僕、こういう挑発的な女性は嫌いじゃないんです。っていうか嫌いな男はいないんじゃないかな。お酒の席とかで女性がイエ〜ってなっているのって、一種のエンターテインメントでしょ。それをやってくれているわけだから尊敬するし、その一方で“もっとマジメに生きなさいよ”って気持ちもある。だからこれは女性へのディスとリスペクトの両方を描いた曲で、そんな女性たちに騙される振りをしながら結局、裏をかかれている男性のバカさ加減を歌いたかったんです。
――この曲の他にも今回は“ディス”している曲がいくつかありますが、ディスのリリックを書くときってどんな気分なんですか?
清水 気持ちいい(笑)。僕はHIP-HOPのディスの文化が元々すごく好きなんです。でも、ただ悪口を言うのは好きじゃない。ディスって言われたほうも「1本取られた、うまいな」って笑えるユーモアやシャレがないとダメだし、音楽的じゃないと思うんですね。そういう遊び心を出せるのはラップだけで、J-POPでもロックならおもしろいことが言えるけど、R&Bだと合わない。でも今回は言いたいことを言うっていうのが一番やりたいことだったから、ラップの曲が多くなっちゃったんですよ。
――それくらい言いたいことがいっぱいあったと。
清水 今は自分を解き放つっていう時期だから、余計でしょうね。今まで言えなかったことも言っちゃえ!って勢いでした(笑)。
――言いたいことを言えるようになって、プライベートで何か変化はありました?
清水 仕事以外では何も変わっていない。プライベートは僕、相当ダメ人間なんですよ。まず、お金を計画的に使うことができないし、家の中も散らかっていて、そういう意味では生活能力ゼロ。今はさすがに限界がくると頑張って掃除するけど、10代の頃なんかは洗濯もまったくやらなかった。
――そんな中で「HOME」とか名曲が生まれていたなんて(笑)。
清水 自分のキレイな部分はすべて音楽に持っていかれていたから、それ以外はひどかったんです。アーティストってそういうところがあるんじゃないですかね?まぁ、ちゃんとしている人もたくさんいるので言い訳ですけど(笑)、このアルバムにはそんな僕の素の部分も出ていると思っていただければ。
――“素の部分”といえば、初の関西弁の曲「lovesong」も新鮮でした。この曲では<お前>と<君>という二人称が使い分けられていますが、この違いは?
清水 <お前>のときは自分の目線で相手に語りかけていて、<君>ってところはふたりの関係をひとつのストーリーとして見ているんですよ。だから<お前>はリアルで感情的な部分、<君>は俯瞰している歌い手の目線っていう違いがあるんです。
――ちなみに普段も女性を「お前」って呼ぶことはあるんですか?
清水 結構ありますよ。仕事仲間でも(青山)テルマとかは、普通に「お前」って呼んでいるし。
――じゃあ、加藤ミリヤさんは?
清水 いや〜、ミリヤさんに「お前」は絶対に言えない。先輩ですから(笑)。

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