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  • 2014.01.28

【インタビュー】aiko 15年経ってもみんなに依存中♡ファンとあたしの不思議な関係

約半年ぶりにシングルをリリースするaiko。今作「君の隣」は、昨年、4つの異なるライヴツアーを開催するなど、ライヴに力を注いできた彼女が、ライヴ中に感じた想いを詰め込んだ1曲だ。そんなaikoが、15年経った今でも変わらないファンとの関係性を明かす。また、カップリング含めて振り幅の広い1作となった今回のシングル3曲について、それぞれに込めた想いをたっぷりと語ってもらった。

文/永堀アツオ

ライヴで感じた想いが楽曲に!aikoが語るファンとの不思議な関係性とは?

――新曲「君の隣」は、ライヴやファンのことを思いながら書いた曲なんですよね。

aiko そうですね。ライヴをずっとやってきたからできた、ライヴから生まれた曲ですね。私はいつも、ライヴの中盤くらいになると、“あぁ終わっちゃうな、終わらないといいのにな”って、思うんですよ。だから、歌いながらお客さんが帰っていく姿を想像してしまう瞬間があって。“あと、何時間か経ったら、この会場は空っぽになってしまうんだな”とか、“お家に帰ったみんなはどこでライヴのスイッチを切り、どこで今日のことが薄れていくんだろう”とか。そういうことを考えると寂しくなるときがあって。だからこそ、ライヴでは、終わりがくるまで、どれだけひとりひとりの心に入れるだろうって考えて。あの数時間の間で、みんなの心の中にどれくらい忘れられないものを届けられるだろうって思いながら歌ってるんです。その気持ちが曲になっていますね。

――昨年は、4つの異なるツアーを同時開催しました。ハードスケジュールの中、たくさんのライヴをしていても、その気持ちは変わらないものですか?

aiko 確かに昨年は本当にキツかったけど、ライヴを重ねれば重ねるほど、ライヴに対する気持ちは強くなっていきますね。歌っている最中に、今やったら、どんな困難でも乗り越えられるかもって感じる瞬間があって。それはきっと、お客さんが連れてってくれる場所なんですよね。……なんというか、自分が高校生のときに想像してた関係性を越えてますね。

――デビュー前はどう想像してました?

aiko 私が客席から観てたときは、もっと見上げてる感じだったんですよね。でも、今はそんなことなくて。同じ高さにいる感じがするし、もっとみんなの側に行きたいって思います。

――aikoとお客さん、aikoとファンは、今、どんな関係性にいると言えばいいですか?

aiko ライヴが終わった後にみんなからのアンケートを読むと、誰にも話してないようなことをそこに書いてくれていたり。その気持ちは私もすごくわかるんです。その会場でライヴを共有した人たちには、誰にも言えなかったことを言えるかもしれないって思うんですよ。あと、「今日来て良かったです」とか「楽しかったです」っていう声を聞くと、それだけで本当に幸せやなって思う。そういうひとつひとつが、私自身もがんばろうと思う力になっているんですよね。だから、私は、ファンのみんなにすっごい依存してるなって思う。ほんとに愛おしいし、いなくなったらどうしようって不安になる。みんながいてくれて、一緒にあの時間と空間を共有すると、どこまでもいけるんじゃないかっていう、見えへん自信が突然、生まれてきたりする。すごい化学反応が生まれる場所だし、やればやるほど、なくなったらどうしようっていう恐怖も生まれてくるし、ほんと不思議な関係やなって思いますね。

――ファンへの想いがたくさんつまった「君の隣」ですが、心の深い部分で結びついているような想いであったり、この楽曲のイメージをMUSIC VIDEOではどう表現したいと考えていましたか。映像では2人のaikoさんが登場しますが、黒いaikoさんは牙をつけていましたね。

aiko 今回のMVは”表のaikoが、裏のaikoにストーカーされている”というストーリー仕立てになっています。今回は、ちょっと裏がある感じにしたかったんです。黒aikoは、好きすぎて憎しみに変わるというか、思ってるけど叶わない。もう身体の中に取り込みたいっていうくらいストーキングしてる吸血鬼のイメージですね。好きだから近づきたいんだけど、近づけない。黒aikoは、永遠に不憫で可哀想な世界から出られないというストーリーになってるんですけど、あくまでイメージの世界なので、みんなの想像でまたその後の展開を付け加えてくれたら嬉しいなと思います。

歌詞に関西弁が初登場!!両極端なC/Wはリアルな心情が大爆発!

――そして、カップリングには両極端な2曲が収録されてます。まず、タイトルのインパクトも大きい「舌打ち」は、息継ぎができないくらいに感情を爆発させた、激しいギターロックになっていますね。

aiko 夜中ひとりで何かをしてるときにふと、ほんまに“自分ってしょうもないな!”と思って、舌打ちをしてしまうことがあるんです。歳を重ねるごとに、自分自身でわかってはいるけど解消出来ないダメなことが増えてきて。そんな自分に対して、家で荒ぶることがあるんです(笑)。もう、そのまんま、何にもできない自分に“バーカ!”って思いながら書きました。

――歌詞にも“バカ”ってありますもんね(笑)。しかも、関西弁のフレーズもあって。

aiko こんなにわかりやすい関西弁を歌詞にいれたのは初めてですね。自分でも気づかない間に、例えば、“ぬくい”とか入れたことはあったけど、敢えて自分から関西弁を入れたのは初めてで。もう、この言葉じゃなきゃ伝えられなかったんです。あと、この曲を書いたことで、もっと今の自分が思ってることを書いてもいいんだ、言いたいことを言ってもいいんだって思えたのが良かったなって思います。

――一方の「朝寝ぼう」は、ささやかな日常に幸せを感じる、心温まるバラードになっています。

aiko これは、ほんとに朝、外を見た時に、すごく天気が良くて。向かいの家に濃い影が映っていて、どこかから鳥の鳴き声が聞こえてきて。そういう、ほんとに普通の何気ない瞬間がいかに大事かっていうのを感じたんですよね。今までは、天気がいいなとか、風が気持ちいいなとか、あんまり思ったことがなかったんですよ。若い頃は痛い方がいい、苦しさを乗り越え、駆け抜けてる自分こそが生きてる証だって思ってたけど、大人になって、ようやく、日々を楽しんだり、笑うことが大切なんだなって感じることができるようになったんだと思います。そういう、自分の中での心の変化が、この曲には表れてる気がしますね。この両極端な自分を果たして受け止めてくれる人がいるのだろうかという心配はあるけど(笑)、「私も同じ気持ちだ!」って感じてくれる人が、ひとりでもいてくれたら嬉しいなと思います。

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