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  • 2016.01.16

【ライヴレポ】少年から大人への変遷!ライヴで見せた防弾少年団の青春ストーリー

防弾少年団が、2015年12月8日・9日、横浜アリーナで初の単独アリーナ公演『2015 BTS LIVE <花様年華 on stage> ~Japan Edition~』を開催した。

韓国でリリースされた2枚のミニアルバム『花様年華』のテーマは、人生の最も美しい瞬間。不安や危うさもひっくるめて、疾走する青春を表現している。「出会ったときはまだ14歳だったのに、JUNG KOOKがもうすぐ成人になります!」とRAP MONSTERも言っていたが、少年から青年への階段を昇っている最中の彼らにはピッタリのテーマだ。これまでは日本独自の公演を行ってきたが、今回は、昨年11月にソウルで行ったライヴをそのまま~Japan Edition~として、生バンドを率いた形態で展開した。

ハードなHIP-HOPグループとして認識されている彼らだが、オープニングのナンバーは、「Hold Me Tight」と「Let Me Know」というバラード曲。ボーカル組とラップ組が美しいコントラストを生み出し、メロウな曲をきっちり表現できるのも防弾少年団ならでは。今回のライヴでも、ボーカルがリレーのように引き継がれる「Butterfly」から、ミドルテンポのダンスとラップが映える「TOMORROW」への美しい流れは秀逸だったが、セルフプロデュース型アイドルとしての楽曲への理解度の成せる技か、曲と対話ができているのも彼らの魅力。パフォーマンスだけでなく、音楽性でも評価されるべきグループだ。

もちろん、シングル曲の「NO MORE DREAM -Japanese Ver.-」や「Danger -Japanese Ver.-」などでは、ダンスグループらしいビシッとそろった群舞を見せる。ダンスのキレ味とパフォーマンスのダイナミックさも、今のK-POPアーティストの中ではトップクラスだ。中でもファンから大きな声援を浴びていたのは、力強いラップのSUGAとダンスが得意なJIMIN。このふたりが、ライヴになると俄然華やかだ。「N.O -Japanese Ver.-」のダンスブレイクでは、JIMINがアクロバティックを見せた。

本編のハイライトとなったのは、韓国最新曲「RUN」の日本初披露。この来日中に韓国番組で1位になった、最旬の曲だ。RAP MONSTERも「待ちに待った時間」と言っていたが、ファンにとっても同様。サビのファンコールの大きさもさるものながら、ジャケットをはだけて肩を見せるセクシーなダンスでの「キャー」というファンの絶叫も圧巻。「青春は、走るイメージですね」というRAP MONSTERに、「マジでやばいね!」とJ-HOPEも満面の笑顔で応えた。

ヒップホップチューンの「HIPHOP性愛者」から、「フンタン少年団」では、メンバーたちが花道の先端まで行ってファンに近づく。メンバーの口から思わず韓国語で「わ~、楽しい!」という言葉がもれたが、これこそが彼らの率直な気持ち。ステージの上も下も、この楽しいムードで溢れかえり、「DOPE」でその一体感が爆発。すさまじいコール&レスポンスで盛り上がった。

ファンの「BTS!」という大きな声に応えて、「花様年華」のロゴパーカとTシャツに着替えた7人がアンコールに登場。メンバーたちの出身地がハングルで書かれたバス停のセットで故郷賛歌「Ma City」を歌って盛り上がった後は、12月4日に23歳の誕生日を迎えたJINをバースデイケーキでサプライズ。驚いたJINは、「急なことでビックリしたので、韓国語で話します」と前置きをして、「日本でこんなたくさんの方に祝っていただいて、ありがとうございます。サプライズって1度やってほしかったんです(笑)。準備してくれたスタッフとメンバーに感謝。日本のA.R.M.Y(ファンの通称)も、サランヘヨ!感動!」と感謝を述べると、「僕もライヴで、誕生日のお祝いをしてほしい!」という10月生まれのJIMINに、メンバーたちが「だいぶ先じゃん!」とツッコミを入れるシーンも。

アンコールのラストは、この日本公演に合わせてリリースした「I NEED U(Japanese Ver.)」。ライヴ冒頭で「オリコンデイリー、1位になりました」とRAP MONSTERがファンに報告し、「韓国でも日本でも1位をとれるなんて、嬉しい!」と、Vが喜びを爆発させたこの曲を、最後にしっとりと、そして、しっかりと歌い上げた。

「このコンサートが、みなさんにとって花様年華のひとかけらになってほしい」とRAP MONSTERが最後の挨拶で言ったが、青春2部作ともいえる「花様年華」アルバムと今回のライヴは、彼らにとってもターニングポイント、青春の大きな1ページといえる存在になるだろう。今の年代、今の彼らにしかできないパフォーマンス、そんなライヴを日本で観られたのもまた、感慨深い。「お前のBIGな夢は何?」と問いかけた10代の苦悩を経て、「花様年華」で大人の世界に踏み出した防弾少年団。これから、彼らがテーマとする世界観も変わってくると思うが、音楽的にめざましい成長を遂げている中、どのようなシフトチェンジを見せてくれるか楽しみだ。

文/坂本ゆかり

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