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  • 2015.11.26

【“テレ朝ドリフェス”・3日目 】X JAPAN、aikoが“Xジャンプ”!関ジャニ∞、椎名林檎ら豪華メンツによる宴!!

11月21日から23日と3日間に渡り、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された『テレビ朝日ドリームフェスティバル 2015』最終日、意表を突いて先陣を切ったのは、関ジャニ∞。しかも、全曲をバンド編成で披露。1曲目の「ズッコケ男道」から楽器ソロをまわしたりして、なんてエモいんだ。骨っぽい「キング オブ 男!」では村上信五が客席を煽ったり、スケールの大きな「宇宙に行ったライオン」では、メインボーカルの渋谷すばると錦戸亮がギターを弾きつつ歌をかけ合ったり、ギターの安田章大がハイトーンコーラスで彩ったり。ストリングス隊も加わった「LIFE ~目の前の向こうへ~」では、それぞれ歌のソロパートもあったりして、全員攻撃の強みとチームワークを最大限に活かしていく。

「今日はふざけずに一生懸命音楽頑張ります」と宣言、錦戸のアコギの弾き語りから始まったのは、メンバーみんなで丁寧に歌声を繋いでいった新曲「侍唄(さむらいソング)」。さんざん昂ぶらせてくれたインストゥルメンタルナンバー「High Spirits」では、パーカッション担当の横山裕が突然トランペットを演奏する場面も。大倉忠義の繰り出すドラムビートと丸山隆平の弾くバッキバキなスラップベースが牽引した「勝手に仕上がれ」といい、血がアツくならないわけがない。

「去年はソロで出させてもらいましたが、今年は7人でこの場所に立てて最高に幸せです。また来年も出たいな」という渋谷の声に、笑顔でそうだそうだと頷くオーディエンス。村上の鍵盤フレーズから始まった「オモイダマ」に至るまで、想いのこもった歌と音をしっかりと届けてくれた7人である。

転換中に「伝統芸能」をがっつり演奏、ボーカル&ギターのヤマサキセイヤは、赤いスパンコールのジャケットを着て、スタッフに紙吹雪を散らしてもらいながら花道で熱唱するという、まさかの行動に出たのはキュウソネコカミ。「あの光る棒(ペンライト)、応援されている気がする。色が赤いのは俺の靴が赤いからかな」とヤマサキのポジティブシンキングが止まらず、「今日出演しているどのアーティストの曲よりも共感できるフレーズを持ってきました!」と強気で攻めた「DQNになりたい、40代で死にたい」で、“ヤンキーこわい”コールを浴びて高まったかと思ったら、「お願いシェンロン」では後ほど出演するaikoの「カブトムシ」にちなみ、段ボールで手作りしたカブトムシをすっぽりかぶってサビを歌っちゃったり。自由奔放な彼らは、噂に違わぬイベントキラーだった。

大型ビジョンにライヴ映像を映すことなく、幻想的な光の筋が交錯する中で、ただひたすらに孤高の存在感を見せつけたのは凛として時雨。ボーカル&ギターのTK、ベース&ボーカルの345、ドラムのピエール中野による3ピースながら、なんと凄まじい音の渦だろうか。せめぎ合うTKと345のハイトーンな歌声は、狂気さえ感じさせる。そんなヒリヒリした緊張感の中、和やかムードで話し始めたのはピエール中野。「急に激しいのが出てきてみなさんびっくりしちゃいましたよね(笑)。僕はX JAPANが好きでドラムを始めまして。だから、どうしても飛びたいジャンプが今ここにある!」と、オーディエンスをXジャンプさせてしまった。こうした硬軟のコントラストもまた、彼らの魅力だ。

ステージセンターで「カブトムシ」を歌い、深々とお辞儀をした後に「聴いていただきましたのは本物の「カブトムシ」でした!」と、キュウソネコカミの大胆なオマージュ(?)に余裕で切り返したのはaiko。

ジャジーな「夢見る隙間」では、ふわふわとスカートを揺らしなが軽やかにくるくると回ったり、ギターソロで楽しそうに踊ったり。好きな人を想う女子の切なる願いを託した「合図」では、キュンとさせたり。「今日はいろんな曲を聴いてもらいたいし、心に残るような歌を歌います!」という言葉通り、ひとりひとりの胸にしっかりと多彩な表情を刻んでいく。

「初めましての人とも距離を縮めたい!」と、恒例のコール&レスポンスを楽しみつつ、X JAPANのファンに教えてもらって“WE ARE”と呼びかけてからの“X!”ジャンプがきまると、「うわ、気持ちいい!」と大感激。aikoがこの日の出演者の似顔絵を手描きした金テープも飛んだ「ボーイフレンド」では、またまた曲中でXジャンプ。こんな光景、このフェスでなければ絶対に観られない。「あたしの向こう」では花道を駆けて、センターステージで沸かせたaiko。そのお茶目で豊かなサービス精神でもって、ひとり残らずハッピーな笑顔にさせてくれた。

ホーンセクションによるファンファーレが鳴り響く中、赤のタイトドレスとハイヒールで右腕を上げながら悠然と姿を現したのは、椎名林檎。ビッグバンドを背に白いワイヤードマイクで艶やかに歌う「マヤカシ優男」は、とんでもなく鮮烈だ。

挑発的な目線とよく伸びる歌声に、目も耳も虜となったのは「真夜中は純潔」。巻き舌にもしびれてしまった「神様、仏様」では、<慾深いのう地獄の淵へ突き落しておくれ>と歌いながら、キーボードに物憂げにもたれかかったり。東京事変の和でサンバな「御祭騒ぎ」では妖(あやかし)たちが跳ねる百鬼夜行の映像も印象深かったが、「神様、仏様」でのメンバー紹介然り、椎名林檎の映像世界もまた、無比である。

東京事変でもおなじみ、浮雲とのデュエットで魅せた「長く短い祭」を歌い終えて「アリガト!」とひと言はさむと、今度は拡声器で歌う東京事変の楽曲「群青日和」へ。曲のアウトロでギターを肩からかけ、「今日はどうもありがとう。またどこかでお会いしましょう!」と告げ、最後の曲は「NIPPON」。ステージセンターで、堂々とギターをかき鳴らす彼女。後ろのビジョンには、青空になびく日の丸。日本人としてのアイデンティティとは何か、フェスであれ躊躇なく提起するところもまた、実に彼女らしい。

ヘッドライナーは、X JAPAN。ステージ前にCO2とファイヤーボールが吹き上がる中、オープニングSE「MIRACLE」から、「JADE」へのドラマティックな展開、光を浴びるカリスマティックな5人の姿に、思わず鳥肌が立ってしまう。「会いたかったぜ代々木!今日は全身全霊を込めていくから、お前たちも気合入れていけ!」というToshIの扇動から、「RUSTY NAIL」へ。靴底をぐるりと蛍光ライトで飾った靴でToshIが花道を歩き客席にマイクを向ければ、フェスであることを忘れるほどのサビの大合唱。さらに、YOSHIKIの弾くグランドピアノとSUGIZOの奏でるバイオリンの音色が叙情的に絡み合ったイントロからのスラッシーな「KURENAI」が、一体感と熱狂を加速させる。

ToshIとYOSHIKIが笑顔でマイクの渡し合いをしつつ、「素敵な出演者のファンのみなさん、これからも大好きなアーティストを応援してください。今、僕らがこのステージに立っていられるのは、何年、何十年の間、みなさんが応援してくれたからです。その感謝の気持ちを込めて、次の曲を贈ります」というYOSHIKIの言葉に続いたのは、YOSHIKIがピアノを弾き、ToshIが傍らで歌声を重ねた「FOREVER LOVE」。幾多の困難にも負けず、純粋に音楽、バンド、ファンに向き合う彼らの音や歌は、どうしたって胸を打つ。

オーディエンスがついに本気でXジャンプに明け暮れた「X」では、SUGIZOとPATAがギターソロでハモったり、その2人にHEATHも並んだり、ToshIだけでなくYOSHIKIも「WE ARE X!」と幾度となく叫んだり。胸アツもいいところだ。アンコールに応えての「ENDLESS RAIN」では、ビジョンに生き生きと躍動するHIDEとTAIJIの姿もあった。そう、彼らの胸には、いつだってこのふたりが共にいる。そして、20年ぶりに開催するJAPANツアーを前に、「このステージが新しいX JAPANのスタートだ!」と宣言したToshI。偉大なるロックヒーローの新章が幕を開ける瞬間を、目撃できたのである。

様々なジャンルのアーティストがそれぞれのセンスと表現幅を提示し、お互いのリスペクトも感じさせてくれた3日間。ボーダレスに音楽を楽しめるこの夢のような宴は、きっとこれからもたまらなくおもしろい。

文/杉江優花

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