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  • 2015.11.02

【ライヴレポ】ROOT FIVE、涙の5人でのラストライヴ!!蛇足の定年退職で“初のサプライズ”!

10月2日の大阪公演を皮切りに行なわれた、蛇足卒業ツアー『ROOT FIVE TOUR 2015“FIVE”~定年退職~』。31日に東京・昭和女子大学人見記念講堂で迎えたフィナーレは、感傷だけでなく愛と笑いにも満ちた、実にROOT FIVEらしいものとなった。

オープニングムービーとリンクするように、ステージを覆う紗幕に浮かぶ横1列に並んだ5人のシルエット。ゆっくり幕が上がると共に歌声を丁寧に繋いでいく「三日月姫」は、いつにも増してドラマティックだ。 一転、ぽこた、みーちゃん、けったろ、koma’nのダイナミックなダンス、蛇足のちょっと控えめな猫手ポーズの振りが一気にオーディエンスに火を点けたのは「Love Hunter」。「ROOT FIVE」の5人それぞれの“らしい”自己紹介ソロパート、マイクスタンドを使ったパフォーマンスは、やはり目にも耳にも楽しい。「はじまりのビート」では、5人がステージを右に左に歩きながら、客席を見渡したり笑顔で手を振ったり。蛇足のことをぽこたが後ろからハグ、そこに乗っかるみーちゃんとkoma’n、そんな4人に気づいて、いたずらっぽく見守るけったろ。早くも、グっときてしまうではないか。

「Love Ninja」では忍びの者風なダンス、エアーな殺陣、演歌的なコブシと魅せた4人に向け、「MAGIC NIGHT」のサビ終わりで突然、「きみたちは競争心、切磋琢磨心が足りない!」と言い出したのは蛇足。そのまま客席に降りて5分以内に秋っぽいものを探してくるという借り物競争へ突入すると……蛇足とみーちゃんは仮装した子どもを、ぽこたはクルミを、けったろは“秋のリラックマフェア”チラシを入手。一方、koma’nはみーちゃんの連れてきた女の子とステージ上でこっそり取引、持っていたどんぐりだけでなくその女の子ごとみーちゃんから奪ってしまい、結局罰ゲームはみーちゃんが受けることに。披露したのは、元テニス部ならではの細かすぎるテニスプレイヤーのモノマネ。定年退職者がいても、変わらず曲中で遊び心を発揮してしまうのがROOT FIVEだ。

珍しく蛇足がタイトルコールをした「クレナイ」から、「M」ではみーちゃんが蛇足の肩に手を回したり、スパニッシュな「S」では蛇足とぽこたがきゅっと隣り合ったり、「純愛デリュージョン」ではkoma’n担当のフレーズ<sweet dreams>を蛇足が囁いたり。さらには、最新オリジナルアルバム『ROOTERS』で蛇足自らがプロデュースした「MARIA-マリア-の残響」を歌い出すときの印象的なハイトーン、マリオっぽい!?ジャンプを見せた「Jump!」……ROOT FIVEとしての蛇足の姿を、メンバーもオーディエンスも一瞬一瞬、大切に胸に刻んでいく。

蛇足の卒業を祝って駆け付けた盟友、ダンスユニットのギルティ†ハーツが鮮やかに花を添えたボカロメドレーをはさみ、タキシードに着替えた5人。そう、いよいよ終わりは近い。「ハルカカナタ」で、顔を見合わせながら歌をかけ合う蛇足とkoma’n。「約束の明日へ」で<“ありがと”じゃなく“さよなら”でもない>と歌う蛇足。無理だとわかっていても、いつまでも終わってほしくない。

この時点であまり実感が湧かないのか、「これからもよろしくね」と言ったみーちゃんとkoma’n。「蛇足さんは真のまとめ役だった。これからも人生の良きお兄ちゃんでいてください」と感謝の念を滲ませたぽこた。「いろいろ口うるさく言われるから、せいせいするなと思っていたけど……ちょっと寂しい」と、相変わらず憎まれ口を叩きつつもうつむいて涙をこらえるけったろ。そんな4人の言葉と想いを受け、「今日、1曲目を歌い終わってから急に、最後なんだなと実感して。そこからは1曲1曲、もう歌うことがないんだって感じながら大切に歌っていました。この4年、メンバーはじめ関わってくれたすべての人に感謝します」と、頭を下げた蛇足。本編ラストは、初のベスト盤にして5人での最後の作品となる『the BEST of ROOT FIVE』に収められている新曲「Love Flower」。赤い紙吹雪がはらはらと舞う中で響いたのは、<君の行く末が どうか光で 溢れてますように>という4人の願い、餞の歌。気づけば、いつも飄々と、淡々としている蛇足が泣いていた。みーちゃんも、けったろも泣いていた。ぽこた、koma’nの胸にも、万感去来していただろう。

アンコールでは、「ボク時々、勇者」のサビを感極まって歌えなくなったみーちゃんに蛇足が寄り添い、オーディエンスが代わりに一丸となって歌う場面も。縦に5人が整列、なんと先頭の蛇足もきっちりロールダンスをきめたのは、デビュー曲「MERRY GO ROUND」。これまでダンスはしない!と明言していた彼が、である。ぽこたに操られて踊らされたり、けったろに振られ、ぽこた、みーちゃん、koma’nに床に落ちた紙吹雪をかけられながらラップをしたり。こんな蛇足、見たことがない!「いやぁ、楽しかった。嬉しいな。もう1回、ライヴしよう!」と蛇足が言い出せば、「次のシングルは“feat.蛇足かもね”」と言うkoma’n。こんなに円満退職なのだから、いつかまた同じステージに立つことだってあっていいはずだ。

サポートメンバーも含め、全員で深々とお辞儀をしたところで4人が歌い始めたのは、「桜ノ雨」。オーディエンスの大合唱と、場内一面に揺れる蛇足のイメージカラー=紫のペンライトに、驚きの表情の蛇足。“4年で初めてのサプライズ”に、またもや泣かされているではないか。最後には4人からそれぞれのメンバーカラーでラッピングした花束を受け取り、ステージにひとり残って改めて挨拶。「みーちゃんは、みーちゃんのままで、みーちゃんらしくいてくれればと。努力を怠らないけったろくんは、今や心配はないです。koma’nは才能の塊。Twitterだけ気を付けて(笑)。ぽこたは一番オトナでしっかりしているから。もう少しおもしろくなればなっていうくらい(笑)。辞めなきゃ良かった!って思うくらい、売れてください」。なんとも彼らしいエールを4人に贈り、蛇足はROOT FIVEとしての活動を終えたのである。

そして。エンドロール後、スクリーンに躍ったのは“新章突入”の文字。ぽこた→江川直樹(えがわなおき)、みーちゃん→石城結真(いわしろゆうま)、けったろ→藤谷慶太朗(ふじたにけいたろう)、 koma’n→駒沢浩人(こまざわひろと)と改名し、4人体制として初のワンマンライヴ『ROOT FIVE STORYLIVE 2016「序」~舞闘絵巻~』を2016年1月31日に東京・新宿ReNYで開催。これからソロとして歩んでいく蛇足と、新生ROOT FIVE。どちらの未来にも、期待感しかない。

文/杉江優花

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