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  • 2015.08.02

【ライヴレポ】UVERworldが“KISSES”に!氣志團が“Crew”に!滋賀 vs 千葉のタイマン決着はいかに!?

UVERworldと氣志團の対バン、しかも会場が東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEというニュースに目を、あるいは耳を疑った音楽ファンも少なくないのではないだろうか。異色にして豪華な顔合わせに加え、その対バンライヴがキャパシティ700人規模のライヴハウスで敢行されるとなればチケットのプレミア化は必至。事実、先行予約の応募数は1万3千にものぼったらしい。

一見、接点がなさそうに思えるこの2組。1〜2年ほど前からUVERworld・TAKUYA∞と氣志團・綾小路翔が共通の友人を介して知り合い、今年3月に横浜で行なわれたUVERworldのライヴに自力でチケットを手に入れた綾小路が訪れたことをきっかけに親交を深めたという。今回の対バンはUVERworldからのオファーを氣志團が快諾、ついに実現した奇跡のガチンコ対決。そのタイトルもUVERworld×氣志團『THE TAIMAN~滋賀vs千葉~』、解説するまでもなく滋賀はUVERworldの、千葉は氣志團の地元だ。両者の気迫がひしひしと伝わってくるではないか。結論から言えば氣志團は徹頭徹尾のエンターテインメントを、UVERworldは情熱剥き出しのロックを、どちらも本気で突き詰めた、生き様そのものと呼びたいステージだった。

開演10分前にしてすでに立錐の余地もないduoのフロア。ステージ後方には現在時刻がデジタル表示で投影され、刻々と迫るその瞬間を秒単位で示している。まもなく5分前を切ろうかというタイミングで氣志團のバックダンサー、微熱DANJIによる寸劇が唐突に始まった。対バンではお馴染みの演出に氣志團ファン(以下、KISSIES)は大爆笑。きょとんとしていたUVERworldファン(以下、Crew)もすぐさま惹き込まれ、場内に笑いのグルーヴが渦巻く。場内がすっかり温まったところで「最後にCrewのみなさんにお願いがあります。最初の2〜3曲までで構わないので観ていってください!」と念押しの呼びかけ。これが氣志團の用意したサプライズの伏線であろうとは。

SE代わりに「Dragon Night」(SEKAI NO OWARI)のサビを“氣志團”に替え、熱唱して現われるとは登場からしてなんたるアクロバティック。しかし全員が持ち場につくと即座にスイッチが切り替わった。次の瞬間、「オーライ!「SHAMROCK」!!」と綾小路がコール。一発目にして、まさかのUVERworldか!予想外のカバーにもちろんCrewは狂喜乱舞だ。あとのMCでTAKUYA∞も「「SHAMROCK」をやられるとか知らなかったからさ、「One Night Carnival」練習しときゃよかった」と悔しがりつつ、嬉しそうだったのも印象深い。粋なオープニングに場内の一体感もいや増すばかり。

ライザップCMでお馴染みのBGMに乗ってメンバー紹介、それぞれにポーズをキメたあとは「気持ちE」(RCサクセション)をこれまた熱唱、「気持ちよくなったところでCrewもKISSIESもかかってこいや!」と「喧嘩上等」に突入すると、めくるめく展開と奔放なパフォーマンスから一瞬たりとも目が離せない。続いての「Don’t Feel,Think!!」は氣志團の最新シングル曲。UVERworldの「Don’t Think.Feel」と真逆のタイトルだが、曲に込められた想いには相通じる熱を感じる。

「ぶっ飛んだね。初めて思った、汗飛んでこいって。ホントに感動した。楽曲はもちろん、またひとつ揺さぶられたのは歌詞の世界で。こう言うと誤解を呼ぶかもしれないんだけど、俺と同じだと思った」 

3月に観たUVERworldのライヴの感想を率直に語る綾小路。「そう、俺もあの日からCrewなの」、照れながら言う綾小路に客席が拍手喝采を送る。ラスト「One Night Carnival」での渾然となった一体感も、「これじゃ終われねぇよ!」と居残ろうとするや、スタッフによって強制退去させられる爆笑の幕引きも、氣志團ならでは。これぞ無二だとつくづく思い知らされた。

しかしUVERworldも負けてはいない。30分のステージ転換を経て、いよいよUVERworldのターンを迎えると「『THE TAIMAN〜滋賀vs千葉〜』後攻・UVERworld、全力でぶっ飛ばしてやるから、よろしくどうぞ!」とTAKUYA∞が雄叫び一発、間髪入れずに誠果のサックスが高らかに響き渡った。「ナノ・セカンド」だ。のっけからフロアに飛び込まんばかりの勢いでオーディエンスに迫る6人。曲中もTAKUYA∞は「氣志團、最高のライヴをしていたけどさ、俺たちも本気だから簡単に負けは認められねぇんだよ!」と強気に吼える。

「UVERworldの持ち時間たった50分、たった3000秒、たった9曲にすべてを込めるから。俺たちのやり方はいつもこう。“考えるな。感じろ”」

さらなる高みを目指して途切れずテンションを引き上げんとする「Don’t Think.Feel」。楽器隊が全員で分厚いリズムを叩き出すパーカッションパートから、バンドアンサンブルへとアグレッシヴに切り替わる瞬間がたまらなくスリリングな「Collide」。氣志團のステージが目を離す隙を与えないとするなら、こちらは息つく暇がまるでない。

「最高だな、おい!タイマンのはずなのに、なんでこんなにハッピーなんだよ!めちゃめちゃいいライヴだったよ。めちゃめちゃ悔しかった。こんなド平日に先輩を呼び出して、あんな最高のライヴをしてもらったらタダで帰せるわけねぇだろ?俺たちの持ちうるすべてをこのduoに捧げるんで、よろしくどうぞ!」

興奮気味に声をはずませるTAKUYA∞。はずんでいるのはMCだけではない。全9曲のセットリストは対バン仕様らしくここ最近のUVERworldにおける鉄板チューンばかりが並ぶ。すなわち耳にも体にも馴染んだ楽曲たちのはずなのだが、いつにも増して一音一音が鋭く、また奔流となったときのうねりが激しい。あきらかに躁状態と言おうか、皮一枚で繋ぎ止められた理性と決壊寸前の野性が絶妙なバランスでアンサンブルに昇華されている、そう感じた。氣志團との対バン、先ほどのステージが彼らを尋常でなく駆り立てているのは間違いない。

そうして終盤戦、TAKUYA∞も3月のライヴに綾小路が来てくれたときのことを訥々と口にした。

「翔さんからメールもらったときに、やけに響いちゃったんだよ。その瞬間から俺もKISSESになるって決めた。真面目に大好きな音楽をやっていたら、あんなカッコいい男にライヴを観に来てもらえて“カッコいい”って言ってもらえるんだぜ。すごく勇気づけられたし、これからももっと頑張るよ」

記念すべき対バンを締めくくったのは、やはり「7日目の決意」だった。今日という素晴らしい夜の邂逅を、掴んだ光を大切にしていきたい。そんな誓いが歌に音に滲む。このステージを糧にして、氣志團もUVERworldもまたさらなる躍進を遂げるのだろう。

8月26日にはニューシングル「I LOVE THE WORLD」のリリースも決定したUVERworld。8月4日からは『UVERworld LIVE TOUR 2015』が本格的にスタートする。今後も目が離せない。

写真/ Yusuke Satou 文/本間夕子

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