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  • 2015.06.30

【ライヴレポ】エビ中初ホールツアー完走!メンバーとファンの“真っ向勝負”に、熱気と熱狂で包まれたファイナル公演

4月の宮城県を皮切りに全国11か所で13公演が行われた、私立恵比寿中学にとって初の単独ホールツアー『飛び出せ全十ホールツアー2015~わっくわくはるバルーンGOGO~』が、27日、東京・NHKホールで最終日を迎えた。

幕が開くと、絵本から飛び出したようなヨーロッパの街並みを模したステージが目の前に広がる。そこへアコーディオンを奏でながら、安本彩花が登場。さらにツアーの舞台音楽を担当した姉妹ユニット、チャラン・ポ・ランタンの姉・小春(中学14年生)が現れ、吟遊詩人の旅をモチーフにした異国情緒あふれるライヴの始まりに、客席からは歓迎と期待の声が沸き上がった。さらにこれまた絵本の世界の住人のような衣装のメンバーたちが現れ、歓声は一段とボリュームアップ! 

そんな中、最新シングル「夏だぜジョニー」を歌い始めると、場内一体の掛け声と、色とりどりに舞うサイリウムで埋め尽くされる。その名の通り、エビ中のテーマ曲と呼べる「キングオブ学芸会のテーマ~Nu Skool Teenage Riot~」に続いては「未確認中学生X(金八ver.)」「金八DANCE MUSIC」と、2ndアルバム『金八』収録ナンバーの連打。重低音のビートの利いた楽曲に合わせて、拳を突き上げて全力で歌うメンバーに、ファンも猛然と立ち向かう。

その光景はメンバーとファンの真っ向勝負と呼ぶにふさわしい。曲名にもなっている“キングオブ学芸会”というエビ中のキャッチフレーズは当初、未熟なパフォーマンスを自虐的に評したものだっただろう。だが、この日のライヴを観ていると、初々しさやひたむきさといった“学芸会スピリット”を忘れないと自負する、プライドのこもった言葉として響く。単に小綺麗にまとまっているだけではない(もちろん、完成度は経験を重ねるにつれて向上している)体いっぱいのパフォーマンス。学芸会という文化系のノリのみならず、全力を尽くしての体力勝負という体育系のノリもたっぷりだ。

この日最初のMCで自己紹介を終えると、ステージは次の曲に備えた真っ赤な照明で染められ、メンバーはそれぞれのキメポーズでスタンバイ態勢に。だが、なかなか曲が始まらず、トラブルと察知したメンバーが「はいっ、やり直しましょう!(笑)」と笑いに転化するあたりは、さすがの場数の賜物。仕切り直しの「Go!Go!Here We Go!ロック・リー」に続いては、桜ほどは目立たずとも咲き誇る梅を歌った「梅」、ダンスビートのパーティーチューン「Lon de Don」、日本の民謡をベースにした「大漁恵比寿節」と、エビ中のレパートリーの振り幅をアピールする第2幕が展開された。

幕間のパフォーマンスに続く第3幕は、うねりの利いたリズムのギターナンバー「バタフライエフェクト」に始まり、夏全開のアイドルポップス「ラブリースマイリーベイビー」で締め。オープニングに続いての吟遊詩人パフォーマンスをはさんだ第4幕が始まると、一転してメロウなナンバー「どしゃぶりリグレット」を歌い上げる。「フユコイ」や「PLAYBACK」と、ミディアムなナンバーへと歌い継ぎ、冒頭から盛り上がりまくった客席はほんの少しだけクールダウンなムードへ。

2度目のMCの後は、ほぼしゃべりなしの怒濤のパフォーマンスに突入。中でも初期ナンバーとなる「オーマイゴースト?~わたしが悪霊になっても~」や「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」、「仮契約のシンデレラ」といった熱狂必至のキラーチューンでは、メンバーもファンもラストスパートといわんばかりに力を振り絞る。これらの楽曲のリリース当時にはまだ在籍していなかったメンバー二人も、先輩メンバーたちに引けをとらずに盛り上げたが、「仮契約のシンデレラ」ではチャラン・ポ・ランタンの妹・もも(中学9年生)もダンスに加わるというレアなパフォーマンスも!

そこに現れた吟遊詩人が突然、安本彩花に花束を手渡すと、舞台袖からケーキも運ばれてきて、この日が17歳のバースデーだった彼女を一同で祝福した。本人にはサプライズで、アルバム収録曲である安本のソロナンバー「またあえるかな」をメンバーが合唱。これには彼女も感涙しつつ「何と言っていいかわからないけど、うれしさでいっぱいです…言葉が出てこない。みなさんの愛が一気に来て、心臓が上の方に浮き上がってきて、どこにあるのかわからない」と、喜びと動揺いっぱいの言葉で感謝の想いを伝えた。

そんな熱狂と感動のライヴは「幸せの貼り紙はいつも背中に」「買い物しようと町田へ」で終了。優しいメロディながらも切なさあふれる「幸せの貼り紙はいつも背中に」に続く、国民的アニメの主題歌の歌詞をもじったタイトルで日曜の夜の寂しさを歌った「買い物しようと町田へ」が相まって「まだ終わらないで!」という想いが場内に満ちあふれる。メンバーが最後のあいさつを終えて、客電も着けられ、場内にアナウンスが流れる中、アンコールの声が響き続けた。すると、再び幕が開き、メンバーがステージに登場。予定されていないリアルアンコールだ。

メンバーたちが「やっぱり、最後はこの曲だよね?」といった風に顔を見合わせた後、インディーズラストシングルのカップリングナンバーで、初期エビ中のテーマ曲でもある「永遠に中学生」のイントロが流れると、客席からは「おおっ!」と、どよめきの声。ステージ上も客席も横1列で肩を組んでの大合唱が繰り広げられた。感動さめやらぬファンたちは、この曲が終わってもなおアンコールの声を止めることなかったが、今度こそ正真正銘の終幕。その熱い思いと、いまだありあまるパワーは8月の野外コンサート『エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん in 長岡2015』まで残しておくべし!

文/青木孝司

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