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  • 2015.04.29

【インタビュー】Saku 映画『ビリギャル』挿入歌に大抜擢 タワレコ店員シンガーの野望とは?

タワーレコード渋谷店の現役スタッフでありながら、メジャーデビューしてしまうという前代未聞のシンガーが登場した。Sakuの“前代未聞”はそれだけにとどまらず、メジャーデビューシングルとインディーズからのフルアルバムを同発するという戦略も新しい。しかもシングルは映画『ビリギャル』(主演:有村架純)の挿入歌という、運もツキも味方に付けたシンガーの全貌と野望とは?

文/若松正子

タワレコスタッフ兼ミュージシャンは、普通!?


――“タワーレコードの現役スタッフ(看板娘)兼ミュージシャン”って、かなりキャッチーな経歴ですね(笑)。
Saku よく言われるんですけど、私自身は普通だと思っていて。タワレコでは色々なライヴハウスでCDの出張販売する仕事をしているんですが、そのときは完全にスタッフ。ライヴの裏方に徹していますよ。
――でも音楽活動は10代の頃からしていたんですよね。
Saku 中学のときに弾き語りを始めて、高校になってからはオリジナル曲で路上ライヴをやったり、オーディションで決勝まで残って、横浜アリーナで歌わせてもらったりもしました。でも、うちは親が楽器をやっていたせいか子どもの頃から音楽が身近すぎて、“プロになるぞ!”っていう気持ちは薄かったかもしれない。好きな音楽をずっとやっていくんだろうなって、それぐらいの感覚だったし、学校も休み時間に栗拾いをするような田舎の女子校だったので、のんびり過ごしてました(笑)。
――そんな子がなぜタワレコへ?
Saku そこがターニングポイントって自分でも思っていて。大学に入って洋楽を聴くようになったら、“さらに掘りたい!”って欲求が出てきて、“とりあえずタワレコに行けばもっと知ることができるかも、行くなら聖地の渋谷だ!”って思ったんですよ。で、履歴書をお店まで持って行って、働きたい!って直接レジの人にお願いしました。――直談判?(笑)。
Saku レジの人も困ってました(笑)。でも熱意は伝わって、後日面接の機会を与えていただき、採用してもらえました。でも、タワレコで働き出したおかげで、ザ・キュアーとかザ・スミスとか90年代のギターポップやインディーロックにどんどんハマって、音楽面の影響はすごかった。それまでやってきた弾き語りスタイルじゃ満足できなくなり、バンドスタイルに変えたのもそうだし、音楽活動へのハングリー精神にも繋がって。新しい扉が一気に開いたんですよね。
――行動力がすごいですよね。
Saku のんびりしているわりに、決めたらどうしてもやらないと気が済まない性格かも。とりあえず行動!みたいな(笑)。中学のときもイベントに出たいと思ったら、すぐに調べて遊園地のイベントで歌わせてもらったりとかしていました。自分が未完成なのはわかっているけど、失敗したらしたでいいかって、楽天家なんでしょうね。路上ライヴでもお客さんが1人もいないなんてざらで、そこからスタートしているから度胸だけはついていて、それがタワレコでも生かされている気がします。

 

ポップなメジャー盤と、自分のやりたい音楽を詰め込んだインディーズアルバムを両方出すことで、自分がやりたいことを知ってもらえる

 
――では、今回、メジャーシングル「START ME UP」&インディーアルバム『FIGHT LIKE A GIRL』の同時デビューが決まった経緯は?
Saku その前からタワー流通でミニアルバムを出させてもらっていたんですけど、インディーレーベルからアルバムを出したいってお願いしていたんですよ。そしたら去年の10月にリリースが決まり、ちょうどその頃、映画『ビリギャル』の劇中歌の選考があって、宝くじを当てるぐらいの気持ちで曲を送ったら採用してもらったという流れで。
――同時になったのは偶然だったと。
Saku そう。劇中歌はホントに通ると思っていなかったので、私自身がいちばんビックリしました。でも、映画サイドの方が「ビリから這い上がった『ビリギャル』と、8年音楽をやり続けたSakuちゃんの話は通じるものがあるね」って言ってくださって。“変わり続けたい”っていう歌詞も、自分の気持ちをそのまま書いたんですけど、それは映画にも通じる部分で、しかも『ビリギャル』は実話じゃないですか。そこがリンクしたのは本当に嬉しいですよね。
――このシングルが出ることで、アルバムの聴かれ方も変わってきますよね。
Saku 結果的にそれがすごく良かったなと。ポップなメジャー盤と、自分のやりたい音楽を詰め込んだインディー色の強いアルバムを両方出すことで、Sakuのいろんな音楽を知ってもらえるじゃないですか。
――ちなみにSakuさんは歌も楽曲作りも独学ですよね?
Saku どっちも少し習ったけど、独自のスタイルは自分で作りましたね。特に歌に関しては、私はザ・キュアーとかの“ヘニャヘニャ歌ってるけど、カッコいい”っていう歌い方に衝撃を受けまして(笑)。こういう風に歌ってもいいんだ!って思ってから、オリジナリティを追求するようになって、歌い方もガラッと変わった。だから、今の方が“癖”があるというか、自分らしい歌声になっていて。アルバムでは特にそこを感じてもらえると思います。

 

インディーズバンドを集めてSakuフェスをやりたい!そしてSakuビルの建設が夢!?


――デビュー後はメジャーのアーティスト活動が増えると思いますが、タワレコ勤務はそのまま続行?
Saku いまのところ、やめることは考えてないですね。というか、例えば武道館のワンマンライヴとか、大きなところでやりたい気持ちももちろんありますけど、それ以上に自分が主体になって、インディーバンドを集めたイベントをやりたいんですよ。
――“Sakuフェス”?
Saku そうなんです! で、将来的には若手のクリエイターを集めた“Sakuビル”を作って、映画と音楽のフェスをやったり、インディーロックとか自分の好きな音楽を広めていきたい思っていて。そのためには私自身がまず売れることが大事で、私の曲がインディーズを聴くきっかけになってくれたらいいなと思っています。あと、去年から自分で企画書を出した、タワレコTVっていう番組も持たせてもらっていて。そこでもいろんなインディーバンドを紹介しているんですよ。
――行動力もありますが、企画力もすごいですね(笑)。
Saku  企画力っていうか妄想力?(笑)、楽しいことを考えるが好きなんでしょうね。それもタワレコでいろんなことをインプットできたから。なので今後もどんどん吸収して、夢の“Sakuビル”のためにいろんな人を巻き込んでいきたいです。

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