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  • 2015.04.24

【インタビュー】安田顕 初北野作品では見るものすべてが勉強だった “ジジイ”たちの背中から学んだ色気

ヤスケンこと安田顕が、映画『龍三と七人の子分たち』で北野監督作品に初出演。藤竜也演じる主役の龍三と対決する組織の長を好演している。“ジジイ”役のベテラン俳優陣と共演したことで、自身の俳優人生に大きな刺激を受け、北野監督との現場はいい緊張感が漂うものでした!と目を輝かせて語る実力派俳優の素顔に迫った。今作は、社会問題も盛り込まれており、普段は笑えないシリアスな部分を北野監督ならではのユーモアが包み込み、爽快に笑い飛ばせる“ジジイ”映画がここに誕生した。

文/吉田可奈

緊張感に包まれた撮影現場は学びの場だった

――映画『龍三と七人の子分たち』では、北野武監督をはじめ、藤竜也さん、近藤正臣さんなど、出演されるかたのほとんどが大御所という撮影現場でしたが、かなり緊張したのではないでしょうか。
安田顕 もう、とんでもない話ですよね(笑)。とはいえ、こんなに素晴らしい現場を、経験したいと思っていてもできるようなことではないので、撮影していた毎日が本当に刺激的でした。実際にみなさんにお会いすると、洒落っ気や色気がすごいんです。自分が70歳になった時に、果たしてこう立っていられるのかと衝撃を受けましたね。あ、物理的な話ではないですよ(笑)。
――あはは、もちろん(笑)。立ち振る舞いということですよね。
安田 はい。みなさんを見ていて、僕もこんな俳優になりたいとあらためて思いました。自分にはないものばかりだったので、見るものすべてが勉強になりましたね。
――北野監督の作品には初出演となりますが、どんな印象を受けましたか?
安田 北野監督は、テレビで拝見するお顔とは全く違う、映画監督の一面を見ることができました。総じて言うと“物静かな方”でしたね。演出が的確で、余計なことをすべて省いて“ここをこうしてください、こう言って下さい”とポイントをついてくださるんです。みなさんに対しても同じなので、意外にもアドリブなどは存在しないんですよ。
――そうだったんですね。
安田 普段なら、用意されたセリフをどう発しようか考えるのですが、今回はその時間が全くありませんでした。一度のテストをして、すぐに本番に入るからこそ、いい意味で緊張感が持続しているのだと思います。噛む、噛まないとか、セリフを忘れるとか、そんなことをしている暇が一瞬もないんですよ。
――すごく研ぎ澄まされた撮影現場だったんですね。作品自体は、その緊張感を感じさせない、とてもコミカルな作品で面白かったです。
安田 北野監督がおっしゃっていたのですが、コメディをやってきた人や、笑いを得意としてきた人がこういう演技をすると、逆に笑えないらしいんです。藤さんはコメディではなく、日本を代表する映画俳優の方ですよね。その藤さんが真剣に演技に徹することで笑いが生まれるとおっしゃっていました。 
――この俳優さんたちが揃ったからこそできた作品なんですね。
安田 そうですね。みなさんが、ただただ真剣に役を演じることが、本当の笑いにつながっているのだと思います。

指をさして笑える“ジジイ”たちに笑いが止まらない!

 

――“ジジイ”たちが主役で、みなさんが元ヤクザという設定から、男性が楽しめる作品なのかと思いきや、これは若い世代も男女関わらず楽しめる作品ですよね。
安田 間違いなく、世代を問わず楽しめます。この映画は観ておいて損はないし、観なかったら後悔する作品だと思います。普段、日常の中で「これって笑っていいのかな?」って思うことがあると思うんです。でも、この作品では、面白いけど笑っちゃいけないようなことを大いに笑っていいことなんだと思わせてくれます。いろんなことを笑い飛ばすこの作品をみたら、「ジジイ、お見逸れしました!」と間違いなく思うと思いますよ(笑)。
――それにしても、この“ジジイ”たちは本当にパワフルですよね。
安田 そうなんですよ。ちゃんとジジイだなってエピソードは盛り込まれていますが、茶目っ気や洒落っ気がすごく愛おしいし、普段なら笑えないようなことも北野監督のユーモアで包まれているんです。
――それに、このみなさんを見ていると、男性っていくつになっても少年の心を忘れていないんだなと思いました。
安田 藤さんが「男たる者、スケベであるもの」とおっしゃっていて、なるほどと思いました(笑)。
――安田さんは男たる者、どんなものだと思いますか?
安田 そりゃ、藤さんが「スケベであるもの」と言っているので右に同じです(笑)。無鉄砲だったり、スケベ心があるからこそ、魅力的に見えると思いますね。それを70代の藤さんが言うとすごくカッコいいんですよ。でも、40歳の僕が言うとすごく生々しいのであまり言えないんですけどね。なんだ、あいつムッツリスケベだなって思われるので(笑)。
――あはは(笑)。さて、安田さんが演じた“西”は、“ジジイ”たちと敵対する役でしたが、演じてみていかがでしたか?
安田 本当にイヤ~な奴ですよね(笑)。でも、西の好きなところは、人間臭くていやらしい部分。この部分をしっかりと描いてくださっていたので、演じていて面白かったです。きっと、自分の中に少しでも役とリンクする部分がないと演技はできないと思うので、やっぱり僕は嫌な人間なんだなって思いました(笑)。
――いやいや(笑)。人間味あふれている役でしたよ。
安田 そうですね。どの役もみんなすごく人間味があふれていて、世代を問わず楽しめる作品になっています。遠慮なく笑える、ある意味、普段はしてはいけない“指をさして笑える”作品になるので、世代、性別問わず観に来てもらえたら嬉しいですね。

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