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  • 2015.02.23

【『VAMPARK FEST』2日目】VAMPS、憧れのニッキー・シックスとの共演に「泣きそう」 ロック史に残る熱い戦いのゴングが鳴る!

邦楽、洋楽を問わずVAMPSが競演したいと思うバンドを招き、18日、19日の2日間に渡って東京・日本武道館で行なわれた『VAMPARK FEST』。2日目は、モトリー・クルーのニッキー・シックスが結成したSIXX:A.M.と、アメリカンロックンロールバンドの雄と称されるBuckcherry、日本からsads、そしてVAMPSという顔ぶれで開催。熱いライヴになるだろうなと胸を高鳴らせて、日本武道館へと足を運んだ。

先陣を切ってステージに立ったのは、Buckcherry。乾いたスライドギターの音色が場内に鳴り響くという粋な形でライヴをスタートさせた彼らは、「Lit Up」を皮切りに、ロックンロールテイストを活かしたアッパーな楽曲群で楽しませてくれた。ブルースフィーリングを湛えたボーカルとパワフルかつキレの良いサウンドの取り合わせは心地良さに溢れていて、場内はイベント前半から良いムードの盛り上がりを見せた。長いキャリアを誇るバンドながら、ラップっぽいボーカルをフィーチャーした「SFWM」や、ダンサブルな「Say Fuck It」なども披露したことには驚かされた。王道的なアメリカンロックの魅力を押し出しつつ、時代性を採り入れるスタンスが軽さにつながることなく、貫禄を感じさせる辺りはさすがのひと言。彼らのステージは起伏に富んでいて楽しめたし、洋楽アーティストならではのスケールの大きなサウンドは実に良かった。

大歓声を浴びてステージに姿を表したsadsは、メタリックかつ重厚なサウンドと、清春の弾力感のある歌声をフィーチャーしたナンバーを続け様に聴かせた。メカニカルな味わいすら感じさせるタイトなサウンドながら荒々しい“尖り”を放つ楽曲はライヴ映え抜群で、ライヴが進むに連れて場内の熱気はどんどん高まっていった。「フェスに出るとブチ壊して終わるか、顰蹙をかって終わるかなんだけど、今日はちゃんとやります(笑)」という清春のMCも挟みつつ、翳りを帯びた「Tell me what you lie」や「spin」、シャッフルチューンの「GOTHIC CIRCUS」、アップテンポの「WASTED」など、幅広いナンバーをプレイ。オーディンスの様々な感情に揺さぶりをかけて、気持ちを引き上げるライヴ運びの上手さが光っていた。

日本での公演は初となるSIXX:A.M.は、爽やかな味わいの「Let’s Go」からライヴをスタート。モトリー・クルーのイメージが強いため、“えっ?”と思ったが、良質なメロディを配したパワフル&エモーショナルなナンバーは心地良さに溢れている。最初に感じた違和感はすぐに消え去り、華やかな味わいのステージに強く惹き込まれた。続く「Stars」では、曲の途中にHYDEが登場。突然のサプライズに客席から大歓声が湧き起こり、場内の熱気はさらに高まった。自身のステージを間近に控えていながら飛び入りして歌う辺り、HYDEは本当に心憎い。同時に、彼が『VAMPARK FEST』を心から楽しんでいることが伝わってきた。

SIXX:A.M.はアッパーなナンバーをメインとしながら、ボーカリストのジェイムズ・マイケルがステージ中央にセットされたグランドピアノを弾きながらしっとりとした歌声を聴かせる「Drive」や「Before It’s Over」も披露。これも意表を突く展開だったが、ジェイムズの歌唱力は素晴らしくて、場内を埋めたオーディエンスが静まり返って、聴き入っている姿が印象的だった。後半には、キャッチーな「THIS IS GONNA HURT」と、広大な大陸を彷彿させるミディアムテンポの「Lies of the Beautiful People」をプレイ。彼らのステージは本当に観応えがあって、ニッキーが本気でモトリー・クルーとはまた違ったフィールドに切り込んでいくべくSIXX:A.M.を結成したことを強く感じさせられた。

場内に熱気が渦巻く中、トリを務めるVAMPSは「EVIL」からライヴを開始。ステージ中央に立って激しさと色気を同時に感じさせる歌声を聴かせるHYDEと、ソリッドなギターサウンドを響かせながら激しいステージングを展開するK.A.Z。2人が放つ強固な存在感と身体を揺する爆音は圧倒的で、ライヴが始まると同時に広大な武道館の場内はVAMPSの世界へと化した。その後も「LIPS」や「DEVIL SIDE」といったハイボルテージなナンバーを続けてプレイ。ステージの緊迫した空気感からは、メンバー達の気合がひしひしと伝わってくる。HYDEが客席に煽りを入れたりするわけでもないのにオーディエンスのテンションは高まっていき、場内はライヴハウスを思わせるホットな盛り上がりを見せた。

「武道館、今日が来るのを待ってた!楽しもうぜ、武道館!好きにやっちゃって!」というHYDEのMCを挟んだ後は、エキゾチックな味わいの「DAMNED」や、VAMPSならではといえる“猥雑なエレクトロ感”を活かした「REVOLUTION II」、メロディアスな「AHEAD」などを披露。勢いを保ったまま様々な表情を見せて、オーディエンスを楽しませたのもさすがといえる。
「日本人のカッコいいところ、見せてくれよ!」というHYDEのアジテーションに続き、後半には「BLOODSUCKERS」と「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」が演奏された。ハイテンションなサウンドと激しいステージングの応酬に場内は大合唱の連続となり、2日間に渡ったイベントの最後を飾るにふさわしい圧巻の盛り上がりとなった。

アンコールを求める熱烈な声に応えて、VAMPSが再びステージに登場。「集まってくれたバンドのみなさん、感謝しています。集まってくれた、みんなもありがとう。『VAMPARK FEST』の趣旨を理解して、楽しんでくれて、本当にありがとう」とHYDEが挨拶。続いて、sadsの清春とK-A-Z、ニッキーをステージに呼び込んだ。客席が騒然となる中、HYDEの「ちょっと泣きそう」という言葉と共に、モトリー・クルーの「LIVE WIRE」のセッションが始まる。ニッキーと2ショットをキメて微笑むHYDEを筆頭に、晴れやかな笑顔を浮かべてプレイするメンバーたち。場内の熱い盛り上がりからは洋楽リスナー、邦楽リスナーという垣根を越えて、オーディエンスが完全に一つになったことが感じられた。

豪華メンバーによる演奏終了後、ニッキーが手にしていたベースをHYDEにプレゼントするというサプライズが!最初はビックリした表情を浮かべたHYDEも、ニッキーに肩を寄せられた瞬間、童心に返ったような満面の笑みを見せた。プレゼントはもちろん、フェスを最高の形で終えることができた喜びと、プレッシャーから解き放たれた瞬間だったと思う。これには客席からも再び熱い歓声が湧きあがり、『VAMPARK FEST』は理想的といえる形で幕を降ろした。

興奮冷めやらぬ中、場内のビジョンに「SIXX:A.M. & VAMPS 全米ツアー決定!!」という文字が浮かび上がった。フェスなどに参加する単発ライヴではなく、VAMPSが4月から2か月に渡る本格的なツアーを行なうのはビッグニュースといえる。アメリカでの彼らの活躍にも大いに期待したい。今回の『VAMPARK FEST』は、開催するにあたってVAMPSの2人が思い描いた通り、洋楽アーティストと邦楽アーティストの競演を実現させて、双方が繋がるパイプを作るという結果を生んだ。観応えのあるイベントだったと同時に、邦洋アーティストそれぞれの魅力を再確認できたこともあり、ぜひ今後も定期的に開催して欲しいと思う。

写真/今元秀明、岡田貴之 文/村上孝之

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