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  • 2015.01.25

【ライヴレポ】VAMPSの籠城型ライヴがラストスパート!世界基準のパフォーマンスで魅せる夢想空間

昨年から行われているVAMPSの籠城型ライヴもいよいよ終盤に差し掛かり、最終の地・東京に降臨した。細やかな雪がちらついた21日は、怒濤の10DAYSの後半戦。会場の外は凍える寒さにもかかわらず、ライヴハウスに足を踏み入れた瞬間、VAMPSの登場を今か今かと待ちわびている“BLOODSUCKERS”(VAMPSファンの愛称)たちは熱気で溢れている。

VAMPSのライヴは、悪魔の数字“666”にかけて、6時66分(19時06分)からスタートする。そのカウントアップが表示された幕にあわせ、拳を振り上げる人が徐々に増え、最後の10秒はすでに割れんばかりの声で埋め尽くされていた。そして6が3つ重なった瞬間、幕が上がり、ステージには右手を高くあげたHYDEと、しっかりとフロアを見つめるK.A.Zの姿がスモークの中から浮かびあがる。会場にいる全員が興奮状態のまま「DAMNED」のイントロがかき鳴らされ、妖艶でいて力強いHYDEの歌声が重なると、一気に会場は揺れ、一体となった。

ステージの3分の1はある大きなシャンデリアの下で、赤い光に包まれながら歌う「LIPS」に続き、最前列のBLOODSUCKERSたちの手を握りながらシャウトする「REDRUM」では、圧倒的なパフォーマンスを見せてくれた。序盤にもかかわらずフロアの温度はさらに上がり、ステージをめがけてモッシュが生まれ、フロアにはうねるような波ができる。

間髪いれずに激しいドラムソロからスタートした「LIVE WIRE」では、K.A.Zが力強く爆発力のあるギターソロを聴かせ、体を揺らさずにはいられない状態に。HYDEがフロアにマイクを向けると、全員が声をそろえて大合唱する。それでも飽き足らずにどんどんフロアを煽るHYDEはとても楽しそうだ。
「気持ちよくなりたいか?……天国に連れてってくれよ」
そう声を上げた瞬間、会場はさらに声を上げて応じる。すぐに始まった「THE PAST」のイントロではハンドクラップが始まり、「一緒に悪いことしようぜ。悪い子になろうぜ!」(HYDE)と叫び、メロディアスなロックで心を掴んだ。曲が終わると同時に四方八方に撃たれるレーザーのもとに、「GET AWAY」が投下される。「SECRET IN MY HEART」では胸をえぐるような重低音が響き渡り、赤と青の世界に包まれたHYDEは何かを願い、叫ぶようにシャウトし続ける。現実世界から一気に引き離すこの音の力、歌の力は、やはりとても素晴らしい。

「EVIL」ではステージの各所に炎がたかれ、浮かび上がるようにステージを彩る。これまでにない雰囲気のなか、音を集めて爆発させるようなサウンドを放ち、「DEVIL SIDE」ではK.A.Zが両手でフロアを煽る、煽る!すると一斉にダイヴが起こりはじめ、一気にテンションは最高潮へと登り詰める。HYDEの「スクリーム!」の声に全身で応えるBLOODSUCKERSたちの瞳は、歓喜に満ちている。

ここまで一息もつかず走り抜けてきたが、一転、美しく繊細なピアノの音色が流れ出す。「VAMPIRE‘S LOVE」だ。息を潜め、その美しい世界観にどっぷりと浸り、歌声に身を包む瞬間、倒れこみながらギターを弾くK.A.Zの感情があふれ出るその姿に、胸の高鳴りがやまない。その後「GHOST」で激しいだけじゃない、叙情感溢れるメロディラインに心を奪われたまま立ち尽くしていると、HYDEはそっと口を開く。「今日もかわいいね」。

フロアが沸き立ったのを確認すると、「幕が開いたら喜んでくれるのがかわいい。好き勝手にしていいからね」とささやき「ZERO」へ。「ANGEL TRIP」が始まると同時に、BLOODSUCKERSたちの拳を振り上げた手にはタオルが。「パーティを抜け出そうぜ!2人きりで」と叫ぶと、一気にフロアを巻き込みイタズラな笑顔を見せる。その瞬間、歓声とともに最高の笑顔が咲き乱れた。“あぁ、ライヴの楽しさって、こういうことだよな”と改めて思わせてくれた瞬間だった。続く「THE JOLLY ROGER」ではイントロと同時に手拍子でステージとフロアがひとつになり、HYDEはVAMPSの旗がついたマイクスタンドを肩に担ぎ上げ、最高のパーティを始める。これまで抑えていたすべての感情が爆発するかのように会場は揺れ、「Are you all BLOODSUCKERS?」(HYDE)とのシャウトと共に、「BLOODSUCKERS」を演奏し始めると、フロアは割れんばかりの声に包まれたのだ。

本編最後の曲となった「MIDNIGHT CELEBRATION」では、吊るされたクラシカルなライトが何個も揺れる下で、HYDEは所狭しとステージ中を駆け巡る。最後の音を鳴り響かせたまま、メンバーはステージを後にした。それを見届けたBLOODSUCKERSたちは“VAMPSピース”を高く上げている。どこを見てもピース、ピース、ピース。幸せで、最高に楽しい瞬間だったに違いない。しかし、まだ、彼らのステージを見ていたいとの想いを手拍子に変え待ち続けると、たくさんの水を持ったメンバーが再登場。HYDEは口に含んだ水をフロアにぶっかけると、ギターを抱え「LOVE ADDICT」を弾き始める。そしてK.A.Zに近づき、至近距離で向かい合いギターセッション。2人は笑顔でとても楽しそうだ。このライヴがどれだけ充実していたかを感じているところなのだろう。

その後、「悔いのないように。一緒にいこうぜ!」と叫び、「AHEAD」と、彼らのライヴのラスト曲として定着しつつある「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」を披露。もちろんBLOODSUCKERSたちは全員で大合唱、全員で叫び、拳を上げている。最後はメンバー全員が楽器をかき鳴らし、轟音が鳴り響くままステージを去っていった。

彼らのライヴは世界基準。今後も世界中で経験を積み、日本で大暴れしてくれるに違いない。改めて彼らの圧巻のライヴパフォーマンスを体感できた一夜だった。

写真/田中和子、文/吉田可奈

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