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  • 2014.04.15

【インタビュー】島田昌典 人気音楽プロデューサーが活動30周年 “島田サウンド”が生まれる瞬間

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aiko、いきものがかり、秦基博、back number、JUJU、FUNKY MONKEY BABYS、YUKI、Chara、スガシカオ、真心ブラザーズ――。音楽シーンの中心で活躍するアーティストたちの楽曲を数多くプロデュースしている島田昌典。いまやJ-POPに欠かせない存在となっている彼の活動30周年を記念したワークスコレクションアルバム『島田印』がリリースされる。アーティストから絶大な信頼を寄せられている彼に、プロデューサーになったキッカケや、aiko、いきものがかり、FUNKY MONKEY BABYSなどのヒット曲の裏に隠されたエピソードなどを聞いてみた。

文/森朋之

いきものがかり、FUNKY MONKEY BABYSのヒット曲はこうして生まれた!

――『島田印』、じっくり楽しませてもらいました。これまでに手がけた楽曲の中から10数曲を選ぶのは大変だったんじゃないですか?

島田 そうなんですよね。仕事として関わってきた曲は何百曲とあるので。でも、頭の中には(プロデュースを手がけた楽曲が)入っているので、“このアーティストだったら、この曲かな”というイメージはあったんですけどね。

――アレンジやプロデュースをするときは、どんなふうに始まるんですか?

島田 アーティストによっても全然違うんですが、本人が作ったデモテープを聴くことから始まることが多いですね。そこから「この曲をどうしたいか?」という話をするんです。ある程度のイメージが見えてきたら、持ち帰って肉付けしていきます。大まかなアレンジを作ったり、イントロを付けたり、転調させたり…。出来たものを1日置いてから聴き直すこともあるんですよ。そのときに“ダメだな”と思ったら、ぜんぶ作り直します。

――気が遠くなるような作業ですね…。いきものがかりの「SAKURA」のときはどうでした?

島田 デビュー曲ということもあって、しっかりと話し合いながら進めていった印象がありますね。“和のイメージがありつつ、バンドサウンドでやりたい”ということだったり、“日本人が桜に思いを寄せる感覚を表現したい”ということを含めて、楽曲の方向性を作っていって。

――最後のサビの前でアカペラになるアレンジもインパクトがあって。

島田 あそこは“(吉岡)聖恵ちゃんの声だけにしたほうが印象に残る”と思ったんですよね。メンバーも最初はビックリしてたみたいだけど、さらにドラマティック性が出たんじゃないかな、と。そういう思い切ったアレンジ、ビックリさせるようなことも大事なんですよね。音楽は自由なので。

――FUNKY MONKEY BABYSの「あとひとつ」は、彼らのメッセージがまっすぐに伝わってくる楽曲。ボーカルに対しては、どんなディレクションをされたんですか?

島田 (ファンキー)加藤くんとモン吉くんは、勢いだったり、気持ちだったり、歌に想いを込めることが大事なんですよね。そうすることで人に伝わる歌になると思うので、そこをジャッジする必要があるというか。若手のバンドの場合はもっと厳しくて、何回も演奏させることもあります。あとはメンバーの顔が見えるような音作りだったり。そういうところは、ソロのシンガー・ソングライターとは違うおもしろさがありますね。

アーティストから絶大な信頼を受ける“島田印”とは!?

――島田さんがプロデュースを手がけるようになったきっかけは何だったんですか?

島田 小さい頃から、歌よりも演奏のほうが気になってたんですよね。テレビから流れてくる歌謡曲を聴いていても、ストリングスのラインに耳がいったり。

――子供の頃からアレンジャーの素養があったのかも。

島田 そうですね(笑)。楽器を演奏して、いろいろなバックバンドに参加してからも、少しずつアレンジや譜面を書く仕事が増えていって。そのうちにレコーディングやプロデュースを担当するようになったんですよね。

――aikoさんの「カブトムシ」のヒットも大きなポイントだったのでは?

島田 「カブトムシ」は、担当ディレクターも最初から「いい曲なんです」と言ってたんですよね。歌詞の世界観もユニークだし、他のシンガー・ソングライターとは違う個性があるな、と。何回もミックスをやり直したし、歌も3~4回録ったし、アレンジやイントロを含めると、いろんなパターンがあったんですよ。僕だけじゃなく、楽曲に関わった人はみんな思い入れがあると思いますよ。

――その後も数多くのヒット曲を生み出していますが、どの曲にも島田さん特有のテイストがあると思います。まさに“島田印”というか…。

島田 自分の“印”が何なのかはよくわかってないんですが、このアルバムを通して聴くと、共通するものがあるような気がしますね。ピアノのフレーズだったり、ドラムの音色だったり、ストリングスのラインだったり、全体の質感だったり。何かしらの“匂い”があるんじゃないかな、と。

――そして11月4日には東京・日本武道館で『島田印』のリリースを記念したイベントが開催されます。

島田 2009年に秦(基博)くん、いきものがかりと一緒に“島田会”というセッションライヴをやったんですよ。武道館のイベントはそれが大きくなったイメージですね。前回もおもしろいセッションをやったんですけど(秦、いきものがかりが「カブトムシ」をセッション)、武道館でもそういうことが出来たらいいなと思っています。

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